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固定残業代制度をうまく取り入れるためには?

悪徳社長が考えそうなこと(想像)

固定残業代制度があるのだから
時間いっぱい働かせて人件費削って、
その分は役員報酬増やそう。
そして、利益がほとんどでないようにして
社長の懐を温める。
社員なんて使い捨てなんだから、
やめたらどんどん人財を採用して、
また捨てればいい。
社長がウハウハなら
社員なんてどうでもいいのだ。

人件費を削減して、ガッチリ!


PiPotalの社長がこんな人だったら
一発で退場させます。

というわけで、
固定残業代を取り入れている会社はブラック
だと思っていましたが、
思考停止していました。
まずは、本当のブラックは
どういう意味か考えてみた。

それは

外に情報を開示していない。

ではないか?

当然開示していないので、
固定残業代があって早く帰れるのか
固定残業代分まで働かされるのか
わかりません。

そこで私は考えました。

固定残業代があっても、残業時間の情報をオープンにしていれば問題ないのでは?(仮説)

私も経営者として法定外の
残業代はできれば払いたくない。
なぜなら同じ人が働くときに
生産性が落ちるから。
私が働いても、
8時間以降は生産性落ちている。
仮に急に仕事が降ってきて
締め切りがあるとなると
残業をお願いするし、
割増分も支払います。
やっぱり8時間を超えてくると
働くのって大変だよね。

そこで考える選択肢は2つ。
①新たに雇用して負担を減らす。
②新たに設備などを投資して負担を減らす。
どちらがいいのかは
ケースバイケースですが、
一般的には
同じことの繰り返しで
負担が増えている場合は投資。
仕事量が多くなってしまったら雇用。
だと思います。

残業代を払いたくないのは生産性が落ちるからである。

費用を使いたくないではなく割増の費用は
経営者として対策しなくてはいけないと考えているからです。

人件費について次のように妄想してみました。

(この方法は全業種・全職務で通じるやり方ではないので悪しからず)
その人に年間支払う金額は決めてしまい
給与は年収で提示する。
そのうえで12で割って月給も伝える。

固定残業を含ませて給与を設定する。
月の残業時間を公開する。

提示した給与は8時間労働勤務前提だが
8時間を超えないように仕事を配分する。
それでも残業が発生するときは
何かやめるか
投資をしてやれることを増やす。
8時間前提の給与でも、会社の設備使って
成長する環境が欲しい人が
残業代発生しない範囲で働く分には自由だ。
成長して、
次のステージに旅立ってしまう人が
いることは悲しいけど
本人の頑張りなのだから、それは理解したい。

あくまで、企業が用意する業務は
その人のクラスに応じた量と質を決め
その分の給与を提示して働く。
量的にはっきりと決めることができないけど
8時間契約の人なら7時間~7時間半で終わる量を決める。(イメージ)

こんな感じでざっくり考えている。
さらに考えていることに

6時間働く人も8時間働く人も
1時間当たりの給与は
できるだけ同じにしたい。
1時間当たりの成果が同じなら当然だと思う。
妥協点があるとするなら8時間の人が
多くなってしまうのは仕方ないかもしれないが
できるだけ同じにしたい。

また、業績好調で従業員の働きに
報いたいときはできるだけ
福利厚生で還元することを考える。
給与で還元するか
福利厚生で還元するかは経営者次第。

また、フレックスタイム制度も入れたい。
コアタイムを設定して
フレックスタイムを2~3時間くらいの
範囲で設定する。
フレックスタイムがあると
その日の都合で明日回せる仕事があって
用事があるなら早めに帰ることも可能になる。

その昔フレックスタイム制度
のあるところで働いたけど
名ばかりの制度だったので、
自分が作る時は実効性の
高い精度にしたい。

一人で考えているものだから
決定ではないけど、

自分たちがバスに乗せたい人はどんな
環境なら生産性が上がるのか


は常に考え続けたい。

いろんな事考えていたら
MBAを取得するときに
一番最初の科目の講師だった言葉が
ここにきて身に染みる。
facebookで記事をみて、
すぐに中田さんだと分かった。
名前隠してもわかる。
そんな彼が使う言葉が

マドルスルー

である。

詳しくはリンク先

今まさに、マドルスルーを楽しんでいる。
楽しんでいるうちは
前に進めているのだと思う。

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