【Swift4】iPhoneアプリに広告を貼る便利自作関数

こんにちは!KONです。

この記事では、iPhoneアプリにAdMob広告をお手軽に設置できる便利な自作関数についてご紹介します。

すでにバリバリアプリ開発をされている方には特に有益な情報はないと思います。

これからiPhoneアプリ開発でアプリの収益化を行うと思っている方や、アプリ開発のたびに毎回広告を貼るのに苦労しているという方向けの記事です。


こんな方におすすめ!

iPhoneアプリを作って広告収入を得たいと思っている方

アプリ広告の貼り方がわからない方

毎回広告を貼るのに苦労している方


関数を使ってできること

今回ご紹介する私の自作関数を使えば以下のような問題を解決できます!

・面倒な座標計算をしなくていい

・コピペの煩わしさを解消

・テスト/本番広告の入れ替えがラク


面倒な座標計算をしなくていい

例えば、広告をアプリ画面下に配置するとします。

ここで大変というか面倒なのが広告を表示する座標の計算。

まず画面全体の高さを取得して、そこから広告の高さとSafeAreaの高さを減算しなければいけません。

やってることはただの引き算なので簡単ですが、こんなことが起きます。

・それぞれの項目値を取得する方法がわからない。
・取得方法を調べるのがめんどくさい。
・おいおいSafeAreaって何だよ?

しかし、今回ご紹介する関数を使えばこの面倒な計算を自動で実施してくれます!

値の取得方法を調べたり、SafeAreaの意味を調べたりする必要はありません。

iPhoneXにだってちゃんと表示してみせます!

しかも!

関数の引数で広告の位置を設定できるんです。

設定といっても指定できるのは「画面上」と「画面下」の2箇所のみ。

汎用性を持たせるとかえって難しくなってしまいますからね。


コピペの煩わしさを解消

一度広告設置用コードを作り上げてしまえば、あとはコピペして使い回せます。

一見お手軽に見えますが、こんな経験はありませんか?

・コピー元のソースコードが見つからない。(探すのが大変)
・コードが1箇所にまとまってないので何回も往復しなければいけない。
・最新のソースコードかと思ったら古いものだった。

今回ご紹介する関数を使えば、このような煩わしさを解消できます!

必要なコードは全て1つのファイルに収めているので、これをインポートして呼び出すだけです。

ソースコードを探したり、最新のものかをチェックしたりする必要はありません。


テスト/本番広告の入れ替えがラク

アプリを作成しているとき、誤って自分の広告をクリックしてしまうとGoogleから制裁(広告停止)を受けてしまいます。

これを防止するために用意されているのがテスト用広告。

普段アプリ開発中はこのテスト広告を使ってテストしていると思います。

でも時々ちゃんと広告が表示されるか気になって本番用に差し替えてませんか?

その度に長い広告IDをコピペして切り替えたりしてませんか?

本関数を使えば、このテスト用広告と本番用広告の切り替えが簡単にできます!

関数の引数でテストモードを指定(true/false)してあげるだけです。

もう長い広告IDのコピペは不要です!


関数の種類

今回ご紹介する関数は2つあります。

広告ID設定用のイニシャライザーと、広告表示関数です。


イニシャライザー

init(id: String, test: Bool)

「id」には広告ユニットIDを指定します。

「test」にはテスト用広告を表示するか指定します。
(true:テスト用広告、false:引数に指定した本番用広告)


広告表示関数

func putAdMobVer1(vc: UIViewController, adpos: Int)

「vc」には広告表示するViewControllerを指定します。
(多くの場合は self だと思います)

「adpos」には広告を表示する位置を指定します。
(adposTop:画面上、adposBottom:画面下)


ソースコードと使い方

自作関数ということで、関数のソースコードと関数の使い方については有料とさせていただきます。

興味を持っていただけましたらご検討のほどよろしくお願いします!

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