福祉作業所の商品を買った方が良い理由:賃金が上がるから

買った方がよい理由、それは賃金の向上に貢献するからです。

作業所の製品はを買うと、製品を作っている方々の賃金が上がります。

なぜ、賃金向上が必要なのか。
賃金が低すぎるからです。
ただ低いのではなく、低すぎるのです。

作業所のお給料は工賃といわれ、全国平均は以下の通りです。

就労支援A型の工賃は平均月額69,458円(時間額737円)
就労支援B型の工賃は平均月額14,437円(時間額 178円)
(厚生労働省 障害者の就労支援について 平成27年7月14日)
 
福祉作業所にはA型とB型の2種類があって、簡潔にいうとA型は作業所と雇用契約を交して工賃をもらいながら通うところ。B型は、雇用契約なしで工賃をもらいながら通うところです。他にも違いはたくさんあるのですが、詳しい解説はここでは割愛させてください。

引用した資料によると、A型の場合、「同年度の最低賃金と同程度」と書いてありましたが、いえいえ!27円も低いですからね!
時給の27円て大きい金額ですよね?!

B型に関しては、「全国平均の1/4以下」の時給です。
どうやったら工賃を上げられるかというのは、多くの作業所の課題です。

PIPPOでは、お客様が作業所で作られた製品を「買う」ことで工賃向上に貢献できる仕組みです。

どんな仕事であっても、お給料あがったらうれしいですよね。欲しかったものが買えるなとか、貯金できるなとか、おやつをちょっと奮発しようかなとか。生活に直結した喜びが得られると私は思います。

私がアルバイトしていたとき、時給があがったのはすごくうれしかったです。働くモチベーションも上がりました。

作業所製品を買うと、作り手のモチベーションももちろん上がります。素敵な製品だからこそ、作り続けたいし、売り続けたい。そのためには、買っていただくことが必要です。

もし、作業所製品で素敵なものを発見されたら是非手に取ってみてください。作り手、みんなの励みになります。


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