見出し画像

【建築屋】アラフォールーキーの爽快12《建築業5年生》クビの皮一枚?

ここんとこの世の中、ウィズコロナが上手く進み…
私のお家時間もコロナ前に戻ったかのごとく減り…
むしろ、より大幅に減り…
記事の投稿の頻度が激減するのは極自然な流れで…

ほぼ1年ぶりくらいに、今、記事を書き始めてます。


転職してからあれよあれよと4年が過ぎ去り、
只今建築業5年生。高専なら卒業の年。
関係ないか…
 
ここまでの4年間の時間経過の体感速度としては、
ホントにあっと言う間。
秒で過ぎ去った。
という感覚だ。

まぁ、
毎年増える一年に対する人生の分母
の影響が強いってのは、
かなりのところあるのだろうが…

けれど、この4年間の体験や経験を
改めて思い返えしてみると、
それらの日々が4年間の内におさまってるとは
到底思えないという感覚にも陥ってしまう。

この会社に入社してから4年間の内に、
私は所属部所を4回替えられている。

入社時は本社営業部に所属し、
自社物件の点検、アフターとリフォーム案件担当。

入社後1年を目前に新潟事業所へ移籍され、
自社物件の点検、アフターとリフォーム案件担当。

そこから、半年も立たずに本社籍の無所属とされ、
自社物件の点検、アフターとリフォーム案件担当。

で、3年目は新部所の施工・維持管理部へ配属され、
自社物件の点検、アフターとリフォーム案件担当。

と、あちこちたらい回しにされるも、
担当業務内容は、まるで変わってないですが…

そして、今年の4月から新潟事業所に再度戻され、
自社物件の点検、アフターとリフォーム案件担当。
の傍ら
某社物件の新築・リフォーム・アフター委託工事の
サポート業務が追加になった。


しかしながら、これには紆余曲折あって…

当初、私には某社物件の新築委託工事の専任担当
に専念し、それまで担当していた自社物件の
点検、アフターとリフォーム案件業務からは
完全に外す。という社長命令が指示されていた。

そしてこの命令は私にとって
到底容認できるものでは無かった。

こんな人事話しが急に浮上したのには
それなりの理由もあった。
私にあてがおうとしている業務には
もともと二人の専任担当者がいたのだが、
その二人が立て続けに退職を希望したからだ。
そして、その対応策としてとりあえず私を
そこにはめ込むというなんとも安直な、
後手後手、グズグズの人事なのであった。

はいそうですか…
なんて受け入れられるはずがないでしょ!

その人事命令がそのまま執行されるのならば、
私がこの会社に移籍した意味も、
4年間で創り上げてきた業務形態も、
これまで築いてきた、
お客様方や業者さんとの信頼関係も、
全て水泡に帰することになってしまうのだから。

当然この、ことの重大性は
当の社長本人はもとより
それを私に告げた同級生部長も
それを要請した新潟事業所の部長も
私以外の誰も知る由もないことは分かってはいたが…

なので、私は二人の部長に
私にとってこの人事は
到底容認できないことであることを力説した。
そして、最低限の条件として、
某社委託の新築工事の専任担当では無く、
自社リフォーム案件担当からは外すとしても
自社物件の点検とアフター業務担当は解任せず、
その業務の傍らで某社委託の新築工事担当の
サポートを最大限する。という提案をした。
そしてこれは、
会社を辞める覚悟をもって告げている
旨もしっかり伝えたのだった。

これが通らなければ辞表出すよ。と…

その後、
私の想いを社長に伝え、容認された。
と、同級生部長に告げられた私は
半分拍子抜けした感はあったが、
ひとまずホッとしていた。

移動日の1週間ほど前のある朝。

社長は私を応接室に呼び、
「来週から新潟で新築担当頼むな。
アフター業務の後任は来月来るから、
おいおい引き継ぎしてくれ。」
と、私に告げた。

私は一瞬凍りつき、その直後一気に沸騰し、
「なんすかそれ?話し違うでしょ!
それについては散々部長連中とも話しして
取り決めたじゃないすか!
その業務の専任に就けるなら辞めるゆーてますよ
部長らからも聞いてるでしょ?!」

これに対し社長は、一瞬キョトンとしたが、
事態を飲み込めたのか、こう切り替えした。
「これは社長の命令として言っている。
それが、気に入らないのなら辞めろ!」
すかさず、
「だから最初からそう言ってるじゃないすか」
と返す私に。
「もういいから、席外せ」
と冷静に私を退室させた。

どうやら社長は何も聞かされておらず、
部長連中でなぁなぁとごまかす算段だったみたい。
それから、同級生部長が呼び込まれて…

社長は相当ブチ切れたそうな。

で、同級生部長に
命令に従うか会社を辞めるか
私に聞いてこいと告げたとのこと。

同級生部長にそれを問われた私は、
当然それなら辞めるわ。と返したが、
まぁ一晩考えてみて明日回答くれ。と返された。
そして私は素直に一晩考え直し、
翌日、同級生部長に

「やっぱり辞めるのやめたわ。
けど、命令にも従わね。俺は俺の好きにやる。
それが気にくわなきゃいつでもクビにしろ!」

と回答し、新潟事業所に移動した後も
引き続き今までの業務を継続し、なんなら、
以前にも増して好きに仕事をさせてもらっている。

そして今に至るまでまだ解雇されていない。

みんなわかってくれたんだな😋
ということにしておこ…




今回の騒動でひとつわかったことがある。




本気で会社を辞める覚悟を持った時も、
その会社では無敵になれる。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?