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アセアン女性(公務員)の働き方

現在アセアン(ASEAN、東南アジア諸国連合)の女性たちとお話しすることが多いので、そこから知った彼女たちの働き方などについてメモしておきます。タイトルに(公務員)と書きましたが、外務省の公務員ー外交官の例です。私の小さなコミュニティの中で見聞きした話なので一般化はできないし、“印象”どまりなのですが、心にとどまった事柄などを書き留めておきます。

バングラデシュの首都ダッカに在住しています。これまでは東南アジアに赴任してきましたが、ここでは特に、ヨーロッパと東南アジア各国からは女性外交官が多いなあ(半分くらい?)という印象です。

赴任した当初は、ASEANの在ダッカ大使8名中4人が女性でした。うち3人が結婚していて、3人とも配偶者(夫)を伴っていました。夫はすでにリタイアした方、休職して一緒に来ている方がいました。ちなみにマレーシア、インドネシア、ブルネイのムスリム3国の大使(高等弁務官)でした。なぜこんなに女性大使が多い傾向にあるのか…といえば、当バングラデシュの首相も女性(シーク・ハシナ首相)ですので、そこらへんも考慮されているのかもしれません。

大使以下の女性外交官では、結婚して子供がいてもやはり(場所柄か…)単身赴任している人の方が多い。ただ子供が小さい場合、夫と子供を伴って赴任している女性もいました。こちらはベトナムの方で、さすが社会主義国。。と思ったのは、公務員制度が手厚い。2ー3年の赴任後は、夫も公務員に復帰の予定だそうです。そういえば別の国で会ったブルネイの女性外交官も夫を伴って赴任していましたが、彼女はその間妊娠、出産もして、産休後戻ってきて仕事もして、夫は同伴してゴルフをしていました(笑) もちろんゴルフだけではないのでしょうけれど、ゴルフは大好きだったもよう。日常の育児はナニーさんを雇っていて、でも会議が長引いたりすると「授乳の時間だからお先に!」ということもありました。

フィリピン大使館には夫婦ともに大使館で働いている共働き夫婦が多いです。3組くらいかな?友人のマレーシア女性は外務省を休職中ですが、マレーシアでも大使館によっては夫婦が一緒に働くことができるそうです。ヨーロッパのある国では実験的に、午前は妻、午後は夫(給料は一人分)という制度を取り入れるとか。

シンガポールにももちろん女性外交官、大使共に多いです。が、夫や家族を伴ってというのはまだあまり聞かないですね。

配偶者を同伴するかどうかは、男性女性関わりなく、その時の夫婦と家族の状況(子供、キャリア)によってまちまちですね。ただ同伴しようと思えばそういう選択肢があって、女性でも男性でもキャリアに戻れる(公務員の場合ですが)というのはいいなと思いました。

これらは私が知っている小さなコミュニティの比較的恵まれた事例かもしれません。が、こういう働き方をしてアジアの女性たちがどんどん力をつけて行っていることを覚えておこうと思いました。


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Pirica

東南アジア〜南アジア近辺生息。現バングラデシュ在住。元エイドワーカー、現スケッチ魔。絵、夢、旅、星、政治、社会などについて書きます。
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