スクリーンショット__9_

自分の人生で一番良かったライブ。ときのそら1stワンマンライブ「Dream!」感想

はじめに

初めまして、今回が初投稿となります。そらともをやっておりますぴろしきと申します。このページを開いて下さってありがとうございます。
いきなりですが、この記事はレポート記事ではなく、一人のそらともがただライブの感想を書き殴っただけのものですので、閲読の際はご注意ください。レポートに関しては、Panoraさんをはじめとした公式レポや、他のそらともさんが執筆された素敵なnote記事がございますので、いくつかリンクを掲載させていただきます。

他にもnoteに感想を投稿されている方がたくさんいらっしゃいますので、「#ときのそら」「#ときのそらワンマン」で検索してみて下さいね。

正直、ライブ当日から一か月も経ってしまったこのタイミングで記事を投稿するのはどうなんだとずっと思っていて、やめようかと考えてもいました。しかし、タイトルにもある通り「Dream!」は人生で一番良かったと思えるほどに素晴らしいものであり、この1か月間ずーーーーーーーーーっと余韻に浸りっぱなしで、いい加減どこかで自分の気持ちに区切りをつけたいなと思ってもいましたし、何より「こんなに良い体験をさせてもらったのだから、記録として自分の文章で残さなければならない」という気持ちが強かったので、こうやって記事を書いて投稿する運びとなりました。かなりの長文(約13,000文字)かつ読みづらい文章になっているかと思いますが、ぜひ最後まで読んでいただけると幸いです。

では、前置きはこのくらいにして、本題へ入ります。
(ここから急に文体が変わります笑)


開場~開演前

私は今回ライブビューイング、池袋HUMAXシネマズでの参加だった。
「①ニコニコ会員先行、②一般先行、③LV先行」の3つすべてに落選してしまい、一般先着販売で何とかLVチケットをもぎ取った。LVの抽選まで落選した人は自分以外だと2人くらいしか知らない。今ではこれも良い思い出になっているが、当時はしばらくそらちゃんを見たくないと思うレベルにまで落ち込んでいた。

池袋HUMAX自体は、これまでも「TUBEOUT SESSIONS」や「TUBEOUT VOL.2」、「It’s a Virtual & Real Pop World!」など多くのVtuberのイベントで慣れ親しんでいた場所であり、いつも通りスッと入場...と思っていたのだが、開場直前のそらちゃんのツイートで私の様子は一変する。

「どこで観てても、そらともは1つだよ!!!!!!」

LV組の私は泣きそうになった。以前からそらちゃんは「どこの会場も楽しめるように頑張るね」と何度も言ってくれていたのだが、ライブ直前にまで言われてしまったら冷静でいられるはずがない...。このツイートを見たのはちょうど直前まで滞在していたガストからHUMAXに向かう途中と記憶しているが、会場到着前で既に涙を堪えるのに必死だった。

そしてスタッフさんにチケットをもぎられ、会場へ。

私が入場した頃には、LV会場は既にそらともでいっぱいになっていた。その光景を見た瞬間に初めて周りの観客も全員そらともだということを実感した。今までもそらちゃんが出演するライブイベントにはほぼ全て参加してきたが、それらは他のVtuberさんと共演する形での出演で、当然そらちゃん以外のファンも会場には大勢いたのである。「周りがそらともだけなのは今回が初めてなんだ」と、ワンマンだから当たり前のことなのだが、そんな当たり前が嬉しくて、また涙が出そうになった。

自分の座席に座り、荷物を整理しているところで、他のVtuberさんからのビデオメッセージが映し出される。

音楽的特異点やDIVE XR FESTIVALで共演した「まりなす(仮)」に始まり、TUBEOUT SESSIONSで共演して以降ホラボコラベするまでに仲良くなった「朝ノ瑠璃」、四月一日さん家のでの共演、そして青空ラビッツのコンビ名で親しまれるほどに仲の良い「響木アオ」、VフェスやREALITY、四月一日さん家の直前生放送などで何度もコラボ経験のある「かしこまり」、そらちゃんのモノマネが印象的で頻繁にLINEでやり取りをしているという「天神子兎音」、TUBEOUT VOL.1にて一緒にライブを大成功させた「銀河アリス」、ニコニコ超パーティーやバーチャルさんはみている、バーチャル大晦日など、大きい企画で何かと共演が多い「ヒメヒナ」、音楽的特異点で初共演(?)した「萌実」、さよなら平成カウントダウンライブのDream☆Storyで「そらとYuNiだよ!」と一緒にライブを盛り上げた「YuNi」、真のバディである「富士葵」、2017年に活動を始めた者同士でお互いの苦労を分かち合う「電脳少女シロ」、そしてそらちゃんの憧れのVtuberの「ミライアカリ」。錚々たる豪華メンバーからのものだった。こうやって今までの共演内容や関係性も踏まえて振り返ってみると、そらちゃんがどれだけ周囲のvtuberさんとの繋がりを大切に活動し、その結果として仲良しの友達がたくさんできたのかがよく分かる。

ビデオメッセージの内容については割愛させていただく。

続いてえーちゃんによる注意事項のアナウンス。LVではえーちゃんのアナウンスは2回目からしか流れておらず、後からタイムシフトで最初は噛み噛みのアナウンスをしていたのを知った。
えーちゃん自身かなり緊張しているのが声から伝わってきたが、最後は「友人Aでした!ありがとうございました!よろしくお願いします!」と力強く自信に満ち溢れた声で、裏方の親友からライブの主役であるそらちゃんへと綺麗にバトンを繋いでいて胸が熱くなった。


開演~第一部

いよいよ開演。会場が暗転し、アタック映像が映し出される。
星空をバックに、初配信の、そらちゃんがこのインターネットの世界に初めて「見えてますか?映ってますか?声、届いてますかね~?」と声を上げた瞬間の映像が流れる。音声が流れているわけではないが、そらともは当時のそらちゃんに向かって「見えてるよー!」「聞こえてるよー!」と声を上げる。そらともは本当にこういうところが憎い。いいぞもっとやれ。そこから2017年のクリスマス配信、ミラティブQ振り返り配信、夢色アスタリスクを歌えることを生歌で証明した配信など、過去の映像が次々と流れ始める。この時点で泣かされたそらともはたくさんいたと思う...。

えーちゃん曰く、このアタック映像の音楽の最後にはとある秘密が隠されているという。正式な種明かしはまだされていないが、既に何人かのそらともがモールス信号が関係しているのではないかとのツイートをしていて、それに対するそらちゃんの反応から推測するにほぼ正解なのだろうと思われる。気になった方は調べてみよう。


①「ヒロイック・ヒロイン」

アタック映像のカウントダウンが0になり、スクリーンに「Dream!」の文字が大きく映し出されると、遂に我らがアイドルときのそらちゃんが登場。
1曲目のヒロイック・ヒロインが流れ始める。

『未完成の地図を輝きに変えて 誰にも真似できない足跡を見てて』

そらちゃんが腕を天に向けて掲げると同時に、スポットライトが点灯。LV組である私は、曲が始まるその瞬間に初めていつもとそらちゃんの様子が違うことに気が付く(現地だと舞台袖から出てきた時点でうっすらと見えていたのかもしれない)。そう、今回のライブのために用意された新衣装を身に纏っていたのだ。

踊りに合わせて大きく揺れるリボンと白い燕尾がそらちゃんと一心同体になって生きているようで...それを着ているそらちゃんが本当にかわいくて綺麗で...しかもヒロイック・ヒロインは個人的にアルバムの中で一番と言ってもいいくらいに大好きな曲で...もう限界だった。8月に開催された「音楽的特異点」は記憶に新しいが、そこで最後に披露された曲が、このヒロイック・ヒロインなのである。夏はこれ以外にも多くのライブイベントがあったが、自分はこの音楽的特異点が特に印象に残っているライブであり、そこから繋がってワンマンが始まったんだとオタク特有の拡大解釈をしたおかげで泣かない理由がない要素がいくつも重なり合ってしまい、もう限界だった(2回目)。

この曲は本当に歌詞が良い。「逆境に立たされても君と一緒なら前向きに生きていける」、まさしく我々そらともにとってのそらちゃんを現したような曲で、先ほども書いたようにアルバムで特に大好きな曲だ。タイムシフトでも一番多く見直している曲だと思う。ラスサビの『止まない雨だって派手な向かい風だって』で後ろを向いて腕をクルッと捻らせながら突き出す振り付けが最強に好きすぎる。

画像3

タイムシフトはもう見れなくなっているため、この気持ちを共有できないのが非常に残念。

(1曲目で語りすぎてしまったため、以降はできるだけ簡潔にまとめたい)


②「ブレンドキャラバン」

そらちゃんの「さぁ、皆で行進していきましょう~!」の掛け声とともに始まったのは、2曲目のブレンドキャラバン。ファンファーレがワンマンライブの開演を祝福しているようで、序盤にピッタリな曲だなと思った。

時計の針をグルグルするダンスをはじめ、腕を大きく振りながらステージ全体を動き回るダンスなどが非常にかわいらしかった。
この曲は今年1月10日のメジャーデビュー発表配信の際にアルバムの新曲で初めてショートバージョンを公開し、発売直前のTUBEOUT SESSIONSでフルバージョンを先行で初披露した曲であり、そういった思い出も蘇ってきて泣きそうになった。こいつずっと泣いてんな。


③「未練レコード」

3曲目は、初めてそらちゃんとボカロPとのコラボで製作された楽曲、未練レコード。普段のそらちゃんからはあまり想像できない、大人っぽくて切ない恋の曲。

これまでの2曲はほぼ青色のスポットライトのみでステージが彩られていたが、この曲では赤色も多く使われており、エレガントな印象を受けた。赤いスポットライトと観客の青いペンライトのコントラストも綺麗だった。
昨年に歌動画で初披露された時は「少し背伸びしたそらちゃんが大人っぽく歌っている」といった印象だったが、19歳になり少し大人になって成長した部分が今回の未練レコードには表れていたと思う。また、お化粧を覚えて色んな表情を見せるようになったのも大きな点で、切ない表情たっぷりのパフォーマンスが素晴らしかった。


④「Wandering Days」

4曲目は、そらちゃんの楽曲の中でも異質で、歌詞やメロディが少し不可思議なWandering Days。

この曲は正直言うとアルバムの中だと影が薄いというか、あまり話題に上がらないなといった印象の曲だったので、まさかライブで披露するとは思っておらず、イントロを聴いた時は驚いた。その驚きと同時にそらちゃんが「今日はたくさん歌っていきたい」と話していたのを思い出して、「あ、これアルバムの曲全部やるパターンか!?」と内心一人でザワついていた。
何気に生歌が難しそうなこの曲を完璧に歌いこなすそらちゃん、凄い。あと犬を散歩に連れていく踊りがめちゃくちゃかわいい。またライブで聴きたい曲になった(ちょろい)。


⑤「太陽系デスコ」

今やそらちゃんの代名詞ともいえる曲ではないだろうか。第一部ラスト5曲目は、そらちゃんの歌の大きな特徴であるハイトーンボイスを前面に押し出した曲、太陽系デスコ。

今年6月27日の配信で話してくれた、そらちゃんが下した大きな決断と、そこから数か月の努力の成果が一番現れていた場面が「ここ」だと個人的に思っている。まず何よりも序盤にこの曲を持ってくることがもう凄い。この後にそらちゃんはなんと14曲も歌うのである。これだけ歌うのが大変で少なからず喉に負担がかかるであろう曲を歌った後に。それがどれだけ凄いことか。そらちゃん、頑張ったんだね...と感極まりながら「オー・オオー!」「星ッ!!!」「ナーナナナーナナ」とこちらも全力の掛け声でお返しをする。

太陽系デスコはライブで間違いなく披露するだろうなと予想してはいたものの、やっぱりライブで盛り上がるのがとんでもなく楽しい曲だなと改めて思った。あとラスサビの『あの一等星のさんざめく光で』を歌い切った瞬間に歓声が上がるのも凄く好き。

生歌での披露は滅多にない曲なので、また次にライブで聴くのを楽しみにしている1曲だ。


⑥「ほしのふるにわ」

第一部が終わり、大歓声に包まれながらステージから立ち去るそらちゃん。すると、6曲目のほしのふるにわが流れ始めた。ほしのふるにわはアルバムの中でも特に静かで落ち着いた曲で、ライブで披露するとどんな感じになるのだろうかと考えていたのだが、こういう使い方をしてくるのは上手いと思った。そらちゃんが休憩している間にもそらちゃんの曲が聴けるというのも嬉しい。バックにはそらちゃんの過去の映像が流れていたのだが、ほしのふるにわの曲調も相まって、じっくりとこれまでの思い出に浸ることができ、ブレイクタイムと言いつつも感情はずっと揺さぶられっぱなしだった...。
デフォルメのそらちゃんと、「ビヨヨ~ン」の音と同時に降ってくるえーまめも可愛かった笑。


第二部

⑦「海より深い空の下」

休憩が終わり、一瞬の静寂が訪れたと思ったら、第二部がすぐに始まった。7曲目は海より深い空の下。

デデン!デデン!という激しいイントロと共に、一点を見つめて無言で歩きながらステージへ登場してくるそらちゃんは、歌い始める前からカッコよさ全開だった。
ステージ中央にはスタンドマイクが新たに設置されており、第一部のステージ全体を駆け回る元気なそらちゃんとは対照的に、落ち着いて凛としたカッコいいパフォーマンスが披露される。
海より深い空の下とスタンドマイク、この組み合わせを見た瞬間に昨年12月のTUBEOUT VOL.1でこの曲を初披露した時のことを思い出して、あれから1年近く経つんだなぁとしみじみしながら聴いていた。

また、特筆すべきは『あなたたちが見つけてくれたんだよね』のところで優しい笑顔を浮かべながら観客のそらともに手を差し伸べるところだろう。そらちゃんのそういう何気ない仕草が大好き。

後のMCで、そらちゃんは昨年の忙しくて大変だった時期のことを話してくれたが、「今ではとても良い思い出になっている」という言葉が聞けて、強くなったなぁと思うのと同時に、そんなそらちゃんを心強く感じた。

次の2曲は、そんな辛い時期のそらちゃんを支えてくれた曲だという。


⑧「メトロナイト」

このタイトルを聴いた瞬間、遂に来たか...!と鳥肌が立った。アルバムで初めて聴いた時から、間違いなくライブ映えする曲だと確信していて、ずっと聴きたいと思っていた曲だからだ。

サビの、スタンドマイクに両手を添えて体を左右にゆらゆらと揺らすダンスが凄まじく大好き。その揺れに合わせてヒラヒラ舞う衣装の白い燕尾のなんと美しいことか。GIFにしてずっと無限ループさせて見ていたい。

これを聴いている時、現地参加できなかったことを非常に悔しく思った。というのも、前日の富士葵ちゃんのライブや、昼公演のでいどり~むに関しては現地参加しており、Veats Shibuyaの音響の良さは身を以て知っていたのである。「何でLVでモニター越しに聴いているんだ、そらちゃんとメトロナイトに失礼じゃないか」と、そんな気分にすらなってしまうぐらいだった。後にそらともから「地震かと思うくらいに重低音が響いていた」と教えてもらい、またライブで聴けたらいいなと思った。


⑨「そんな雨の日には」

9曲目は、そんな雨の日には。そらちゃんのバラードは、凄く心に響く...。

普段から、時折深夜にそらちゃんのバラード曲を聴いては限界化して大号泣するという日々を送っている私にとって、生バラードは本当にやばかった。何気にライブでそらちゃんのバラード曲を聴くのも初めてで、改めてそらちゃんのバラードの良さを実感した。そらちゃん、いつかアコースティックライブとかやらないかなぁ...。

余談だが、ライブ当日の10月6日、午前に割と激しく降っていた雨が、昼公演のでいどり~むが終わり、夜の本番の頃には晴れ間が見えるまでに天気が良くなっていたのも、非常にエモかった。


⑩「IMAGE Source」

「落ち着いた気分はお終いにして、次はかっこよくてロックな2曲で第二部を締めくくりたいと思います!」

直前のMCの言葉だ。この言葉を聞いた時、誰もがこの曲を思い浮かべたことだろう。10曲目は、IMAGE Source。

MC中のかわいいそらちゃんから一変、ステージにはイケメンのそらが降臨していた。バラードでしっとりした歌声を聴いた直後にイケボまで堪能できるとは...第二部すごいぞ。贅沢すぎるぞ。

間奏の「イエーーーーイ!!!!」が迫力満点で特に好き。そらちゃんは歌唱力だけじゃなくて声量も凄く成長したなあ...。努力の賜物だ...凄いよそらちゃん...!!!


⑪「アスノヨゾラ哨戒班」

この曲が来るとは全く予想していなかった。いや確かに、思い返してみればそらちゃんの歌ってみた動画の中でも再生回数がトップレベルに多い曲だったり、今年4月のニコニコ超会議のライブでも披露したことがあったりと、予想できないことはない。しかし、まさかワンマンで歌うとは思っていなかったため、かなり驚いた。そらちゃんが歌いだした瞬間、会場がザワついていたのを覚えている。

アスノヨゾラ哨戒班は、多くのそらともさんも言っておられるように、そらちゃんの高音から低音までの広い音域を存分に堪能できる曲だ。自分の中では、太陽系デスコと同様にこの曲と言えばそらちゃん、という印象が強い。

個人的なここすきポイントは、恐らく原曲をリスペクトしているのだろう、『また明日も君とこうやって笑わせて』と『今日の日をいつか思い出せ未来の僕ら』の最後を伸ばす歌い方をしているところ。そらちゃんのまっすぐな歌声に圧倒される。ワンマンでもこの曲が聴けて良かった...。


⑫「おかえり」

2回目のブレイクタイムで流れてきたのは、おかえり。この曲を聴くたびに、「あぁ、自分の居場所はここなんだ。帰れる場所があるんだ」と安心して泣きそうになる。

現地ではおかえりコールがなされていたらしい(?)が、LV組は皆んな静かにそらちゃんの歌声に浸っていた。また次のライブで「ときのそらちゃんのワンマンライブ会場」という場所に帰れる日を心待ちにしている。


第三部「アイドル」

⑬「オツキミリサイタル」

この曲も、そらちゃんの歴史を語る上で絶対に欠かせない一曲だが、実は私は2018年のニコニコ超パーティーには参加できていない。そのため、ライブでこの曲を聴くのは今回が初めてで、YouTubeでアーカイブとして見ていることしかできなかったものが目の前で繰り広げられている事実にただただ感動して泣いていた。間奏のそらちゃんの「パパンパン!パパンパン!」に合わせて手拍子するの、本当に楽しかった...。

オツキミリサイタルは、11月3日に歌ってみた動画としても投稿されている。まだ聴いていない方は是非。既に聴いている方も、何度も聴こう。


⑭「冴えない自分にラブソングを」

特徴的なイントロが聴こえた瞬間、「待ってました!!!!!!」と自分のテンションはめちゃくちゃに爆上がりした。14曲目は、冴えない自分にラブソングを。何と言ってもこの曲は、以前から配信などでそらちゃんから直接コールの練習を受けていた曲だ。

「らぶらぶらぶらぶらぶらぶあいうぉんちゅーFoooooo!!!!!」

現地とかLV会場とか喉への負担とかそんなの気にせずに全力で叫んだ。楽しい...やっぱりライブは最高だ...。演者と観客が一体になるこの感覚...堪らない。しかも今回はそらちゃんのワンマンライブだぞ...?最高すぎるなオイ...。

あと手拍子してる時のそらちゃんの「パンパンパンパン」って言ってる声が可愛くて大好き。


⑮「ファンサ」

15曲目は、ファンサ。この曲について、少し語らせていただきたい。
ライブ前にコール練習動画が投稿されたのだが、その時にあるそらともさんが「そらちゃんにファンサという言葉は違和感がある」というツイートをしていた。それを見た瞬間は、わかりみが海より深い空の下状態になっていたのだが、この曲を歌っているそらちゃんを見ていると、その考え方が少し変わった。
普段のそらちゃんは、そらとものことを友達や家族のように近い距離感で接してくれているけど、ステージで歌って踊っている時のそらちゃんは、メジャーデビューをしたプロのアーティストであり、正真正銘のアイドルなんだ....。そう思うようになった。

感想に戻ろう。この曲を歌っているそらちゃんは、いつも以上にアイドルとして輝いていて、眩しくて、コールをしながら限界になっていた。

『はぁ・・・終わりが近づく 寂しいね 楽しいのに 泣きそうだよ』

いかないで...................。

『次も 次も また会えるよね?』
『約束ーーーーーーーーー!!!!!!』

ここで全部持っていかれた。そらちゃんと、また次のライブで、会おうって約束をしたんだ。それまで、生きよう。そう心に強く誓った。

しかも、翌日にはライブ音源のファンサのMVが投稿されて...。
もう、本当にずるい。

更に、この動画にコールが残っている現地組のそらともが本当に羨ましい!!!
と思っていたら....

スクリーンショット (24)

そらちゃん(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)
ほんとにそういうとこやぞ...大好きです。

そらちゃんもコメントに書いているように、こうやって歌ってみた動画として残してくれるのは夢じゃなくて現実だったんだなと実感できて凄く良いなと思う。これからも、大切な思い出を増やしていきたい。


ファンサを歌い終えると、MCパートへ。
なんと、今日初解禁の曲を持ってきたという。そのタイトルは....


⑯「フレーフレーLOVE」

『他の誰でもない 君らしさが大好き』

タイトルから、応援歌のようなものを予想していたのだが、予想とは全く違う雰囲気の曲が始まった。作詞作曲が同じ多田慎也さんであるコトバカゼに通ずるものを感じる、非常に「エモい」曲だ。どうやらただの応援歌ではなさそうだと、その時はあまりペンライトを大きく振らずに、歌を聴くことに集中していた。

そらちゃんは「皆んなに私からエールを送りたい」と言ってこの曲を歌い始めていたが、私はそっくりそのままそらちゃんに伝えたいフレーズばかりだと思いながら聴いていた。中には「今のそらちゃんから昔のそらちゃんへの応援歌」と言っているそらともも何人かいて、そうやってすぐエモいこと言うじゃん...!と何だかお銀のような反応をしてしまった。

そらちゃんのライブというのは、公演ごとに印象に残る曲が毎回異なるのだが、今回のワンマンに関しては、私はこのFFLが一番印象に残っている曲かもしれない。もちろん新曲だからというのもあるが、何よりも新曲で初披露の曲なのに、2番のサビからそらともの「フレーフレーフレフレー!」というコールが揃い始めていて、その時の一体感が忘れられないというのが大きな理由だ。

ライブ終演後の10月6日24時より、楽曲配信もなされている。まだの人は是非、買ってたくさん聴こう。

・試聴動画 ↓


・各配信サイトURL ↓

あまりにもぶっ刺さる曲で、翌日に高速バスに乗って地元に帰っている間の6時間近く、寝ている時以外ほぼずっと聴いていたくらいだ。11月現在、既にjoysoundさんでのカラオケ配信も始まっているらしい。歌いに行きたい。


⑰「コトバカゼ」

17曲目は、コトバカゼ。この曲は、ライブで聴くとそらちゃんの歌声に包まれるかのような感覚になる。特に落ちサビの、物凄く静かになるところ....染みわたる...。

これまで多くの配信やライブで披露した曲でもあり、聴き慣れているつもりだったが、やはり泣きそうになってしまった。REALITYで披露した際、マイクが限界化してそらちゃんの声が聴こえなくなるアクシデントがあったが、今回は大丈夫だったようだ笑。


コトバカゼを歌い終えると、FFLの配信情報を公開。「おめでとう」とそらちゃんを祝福するそらともと、それを受けて「嬉しい」と少し泣きそうになるそらちゃん。MC中も幸せな気持ちでいっぱいになれて本当に素敵なライブだなぁ...としみじみ。

そらちゃん「次の曲がなんと16曲目です!最後の曲です!」
そらとも「ええええええええええ!!?」
そらちゃん「えええええって言ってくれたぁ~。嬉しい​​(๑╹ᆺ╹)✨」

今回が初のワンマンライブということは、このやり取りもそらちゃんにとって初めてのことで、ずっとやりたかったのかなと、なんだか微笑ましい気持ちになった。


⑱「好き、泣いちゃいそうだ」

「皆に向けて、最後は好きって気持ちを全力でぶつけたいと思います!私の気持ち聴いてください!好き、泣いちゃいそうだ!」

そんな言葉と共に始まったのは、18曲目の好き、泣いちゃいそうだ。
この曲は本当に涙腺をぐっちゃぐちゃにされる。好きって気持ちをぶつけたいのはこっちだよ...。そらちゃん...好き...泣いた。

一番最後の『好き、泣いちゃいそうだ』のところ、アルバムの音源以上に感情が乗っていて本当に凄い。歌う直前、泣きそうになっていたその時のありのままの感情を上手く歌に乗せることができていたからではないだろうか。この曲は、ワンマンライブ開催を発表した6月27日にも生歌で披露していた曲だが、当時は泣いてしまって途中から歌えなくなっていたことを鮮明に覚えている。その時と比べて、感情に流されるのではなく、その感情を歌に乗せて伝えるということができるようになったのは、まぎれもないそらちゃんの努力と成長だと思う。


アンコール~終演

そらちゃんがステージからいなくなるのと同時に、アンコールが始まる。アンコール早いな!?と思いながらも、またすぐにそらちゃんに会いたいという気持ちは自分も一緒だったので、必死でアンコールをしていた。
途中謎のBGMが流れて無音になった後は、LV組は「アンコール!アンコール!」から「ぬーんぬん!ぬーんぬん!」に変わっていた。しかし、現地の様子を映しているモニターからは何やら違うコールが聴こえてきていた。

「いっかないで!いっかないで!」

思わず笑ってしまった。ノリの良いのはどこの会場のそらともも同じなようで、LV組はぬんぬんコールからいかないでコールへ瞬時に切り替えていた。

これには、さすがのそらちゃんも、「いかないでって何~!?」と笑いながら再登場。

MCに移り、唐突に「突然なんですけどね、私ね、ホロライブ所属のアイドルなんですよ!知ってますか~?」という話題に笑。
この話題から繋がる曲と言えば...


⑲「Shiny Smily Story」

19曲目は、この夏大盛り上がりだったホロライブの初めての全体公式曲、Shiny Smily Story。

この曲も、ファンサ同様に公式からコール練習動画が投稿されており、昼公演のでいどり~むでも披露されていたため、そらとものコールも完璧だった。

Vtuberにハマる前からアイドルオタクだった自分は、このSSSのようなゴリゴリのアイドルソングを聴くと当時の本能を呼び覚まされるような感じがして、凄く楽しかった。


・そらちゃんからお手紙のサプライズ

これに関しては少しだけ。

「今ではこんなにたくさんの、家族みたいな、そらともさん達に出会えたので、あのとき踏み出してみて、とってもとっても、良かったなって思ってます」

「本当に、想像できないくらい、とっても幸せな2年間でした」


そらちゃんから直接この言葉が聞けて嬉しかった。
ありがとう、そらちゃん...。
あなたのおかげで、毎日がこんなにも楽しい。


お手紙の詳しい内容についてはPanoraさんが全文そのまま文字に書き起こして下さっているため、そちらを参照してほしい。


⑳夢色アスタリスク(Dreaming! ver)

お手紙のあの言葉から繋がる、アンコール2曲目は、全そらともが待ちに待っていたであろう曲、夢色アスタリスク。2年間のそらちゃんの努力と成長が、この1曲ですべて伝わってきた。
お手紙で顔面ぐちゃぐちゃにしながら泣いていたところでこの曲が来るもんだから、もう耐えられるはずがない...。そういう意味ではLV組で良かったのかもしれない(?)。現地で見ていたらどうなっていたのだろう...。

ラスサビが始まった途端、そらともが示し合わせたかのように大合唱を始めるの、凄くない...?誰に言われるわけでもなく、ただそらともの本能で皆歌い始めていたような感じがして、「そらともで良かった」と思った。

ラストの『振り返れば いつの日にか 見とれていた あの星』を歌い終わった後のここ、「やり切った、歌い切った」という表情をしていて好き...

画像2

夢色アスタリスクを歌い終えると、更なる新情報が発表された。

2020年初春、ミニアルバム発売決定。

そらちゃん、本当におめでとう...。

「1stワンマンライブ、できたけど、私はここで満足したくないし、ここでは終わりません!これからも、止まらずにいるから、ずっとずっと応援よろしくお願いします!」

そらちゃんは、いつもどんどん先の目標を見据えていて、本当に凄いなといつも思う。しかもその目標をただ口にするだけではなく、努力で実現させてしまうところを何よりも尊敬している。これからも、そらちゃんの負担にならない程度に、自分のできる応援をしていきたい。

㉑Dream☆Story

夢のようなライブの本当のラストを飾るのは、そんな「夢」がタイトルにも入っているこの曲、Dream☆Story。

「まだDreaming!で1曲披露してない曲があるよね!?」と言われて、一瞬「お!?シーソーゲームか!?!??」と思ってしまったのは内緒。

まさかこの曲を最後に持ってくるとは...!泣いて終わるのではなく、最後は笑顔で終わろうというのがなんともそらちゃんらしいなと思ったし、このワンマンライブからまた新たなスタートを切るんだというメッセージも感じ取れて、今思えばこれだけ1stワンマンライブの最後に相応しい曲は他にないかもしれない。今年の年明けに披露したこの曲が、ここまで感動的な曲に生まれ変わるとは誰が予想できただろうか。

直前のMCの「次の曲で、喉枯らすよね~!?」って煽りも大好きすぎる。そらちゃん自身もテンション上がってて普段ではあまり言わなそうなことを言っちゃったみたいな感じで可愛い。

これまで20曲も披露して、歌う側も見る側も少なからず体力を使っているはずなのに、そんなの関係ないと言わんばかりにこの日一番の盛り上がりを見せていた。

『これからもさ よろしくね せーの! ときのそらだよ!!』


終演

LV会場では、一本締めでこのワンマンライブを締めくくった。終演後は真っ白に燃え尽きていたためあまり記憶にないのだが、「そらちゃんとそらとものこれからの幸福を祈って~」みたいな感じだったと思う。完全にうろ覚えなので多分違う...笑。声を上げてくれた有志そらともさんに感謝!


総括


一言でまとめると、

「早く次のそらちゃんのライブに行きたい!!!!」

これに尽きる。とにかく、最初から最後まで本当に楽しくて仕方がなかった。ワンマンライブだし当然のことなのだが、ずーーーーっとそらちゃんだけを見て、そらちゃんの声だけを、そらちゃんの歌だけを聴いて過ごす2時間半は幸せ以外の何物でもなかった。こんなに凄いのが1stワンマンライブって、そらちゃんどうなってるの...!

そらともだからというのを抜きにしても、そらちゃん自身の歌やダンスといったパフォーマンスが凄くて、純粋にめちゃくちゃ良いライブだったと思う。これだけ良いライブを、今ではもう見れなくなっているというのはあまりに勿体なすぎる。映像化・円盤化を切に願う。既にとあるそらとものツイートに感化されてホロライブ運営に直接要望を送ってはいるのだが...笑。また、繰り返しになるがそらちゃんはこんなに良いライブをしたのだから、是非そらとも以外にこそ、このライブを見て欲しいな、という気持ちが強い。ダイジェスト版なり、何曲かだけを無料公開するなり、色々方法はあると思う。まあこの辺りは運営に任せる他ないので、気長に待ちたい。

話が逸れるが、最後に少しばかり自分語りをさせてほしい。私は、Vtuberにハマる前から、某声優アイドルグループを数年間追いかけていたオタクであり、当然その過程でライブというものは何十回も経験している。が、それらを含めても今回のそらちゃんのワンマンライブは一番良いと思えたほどのものであり、自分にとって人生最高のライブとなった。人生最高の、というよりも生涯に残るライブと言った方が良いかもしれない。Panoraさんの記事にも書いてあったことだが、次にまたそらちゃんのライブが開催された際に、この「最高」がさらに更新されると思うと楽しみで仕方がない。

それでは、かなりの長文になってしまいましたが、ここまで読んで下さって本当にありがとうございました!


※追記...一部画像を追加および誤字等を訂正


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?