いつかACLへ(予習としてタイ遠征)
「北海道コンサドーレ札幌 Advent Calendar 2023」に向けて書いた記事です。
このAdvent Calendarへは過去に数度投稿したことがありますが、数年ぶりの参加、noteを使うのも初めてなので読み難かったらごめんなさい。
ACL出場への憧れ
2016年のアウェイ千葉戦、成田空港からフクアリヘレンタカー移動する際、すすきのジゴロウ氏と「いつか、ここからACL遠征へ出発したいね」と話したことを時々思い出す。 当時J2で戦っていた我々には、ACLは幻想の世界を語っているようなものであった訳で。 その後、2018年の最終戦、チャナとジェイのゴールでACL出場が瞬間的であるが現実的となったものの結果的にドロー、以降はACL出場を目標にというフレーズは様々な場面で耳にして来たが・・・
タイへ行くぞ!
さて、そんな『いつかACLへ』の予習ではないけど、今回「Jリーグアジアチャレンジinタイ」へ行って来ました。
私自身、コロナ前の2019年12月に東アジアE-1選手権(菅ちゃん、武蔵、札幌内定の駿汰が招集された時)で釜山へ行って以来の海外遠征。
当初、そんなに乗り気ではなかったけど、金曜日に仕事を終えて出発、土曜日の試合後に空港へ向かえば日曜日昼には帰れると思い、フライトスケジュールや航空券代を確認。
結果的に往路をJALの優待航空券、月曜日を有給休暇にしてバンコク1泊、復路はエアアジアの新千歳直行便で手配しました。
いつものサポ仲間達も「行く! 」「パスポート申請した!」「 行きたい!」「 検討中!」と行く気満々。
これは楽しい遠征になるぞ~という感じで、出発当日を迎えました。
日本を出発!
新千歳空港では同じ便でバンコクへ向かうUSのMくんの姿も。
関西国際空港ではひとつ前の伊丹行きで出発したRちゃんと合流。
Rちゃん、E-1の釜山遠征に続き二回目の海外遠征。
関西国際空港は大規模リノベーション中で出国エリアや免税店エリアは随分変わっていました。
搭乗開始時刻まで約3時間。時間がたっぷりあるのでサクララウンジで一休み。
満腹になり、アルコールも入りRちゃんはおやすみタイム。
夜這い便の利用は体力勝負なので、機内ではひたすら寝ることに。
離陸後は余計な機内サービスも無く結構眠れました。
バンコク到着前には機内食サービス。
バンコク到着
スワンナプーム国際空港は、到着便が少ない時間帯なのか入国手続きと荷物受取りはスムーズでした。
Mくんから、「バンコク市内までタクシーで一緒に移動しましょう」とのことでタクシー乗車。
ちなみに、スワンナプーム国際空港の地下からはエアポート・レール・リンクという鉄道が空港と市内中心部を結んでおり、早くて安く便利です。
大きな荷物がある時はタクシー移動もお勧めします。
とりあえずホテルチェックイン。
ホテルはBTSという高架鉄道の駅から思っていたより遠かった。
部屋に入れるのは13時頃とのことでしたが、フィットネス隣接のシャワーブースは使えるとのことで、シャワーと着替えを済ませスッキリ。
朝食と買い物
朝食を食べに目指すはカオマンガイのお店。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、バンコクのカオマンガイ有名店はピンクと緑のお店があります。
今回は緑のお店の方へ。正式な店名は「クワンヘン」らしい。
うーん、お肉が柔らかくて美味しい。ライスとスープも美味しいね。
お腹も満たされ、ショッピングへ。
明日はアユタヤへ行くので、ショッピングは今日の午前中が勝負だぞと伝えたので、Rちゃんの目がキラキラ輝いておりました。
緑のカオマンガイから直ぐの「ビッグC・ラチャダムリ店」へ。
「デイリークイーン」だ!
昔、北海道内では帯広にDQがあったけど、今は日本国内から撤退。
キャラメルソフトが好きでしたが、チョコソフトしか見当たらなかったので、今回はチョコソフトを。
Rちゃんは「ナラヤ」のバッグとか買ってご満悦の様子。
私はドライマンゴーとポッキートムヤム味を買いました。
次に「サイアム・パラゴン」へ。
ここは高級ブランドのブティックがたくさん並んでいます。
ちょっとだけ覗いてみたけど、円安なのもあってか割安感はあまり感じなかったな。
ということで、フードコートへ。
タイの商業施設内にあるフードコートってお手頃価格で本格的な料理が食べられ素晴らしい。
暑さでのどが渇いていたので「バナナスムージー」を。
そろそろ部屋の準備も出来ている頃だろうからホテルへ戻りますか。
私はスムーズに部屋へ入れましたが、Rちゃんの部屋はクリーニングが終わっていなく待たされたそうで。
まあ、海外ホテルあるあるですね。
今回、「ザ クォーター プルンチット バイ UHG」 というホテルを手配しましたが、スタッフは親切でしたし、お部屋も綺麗で良かったですよ。
サンダードームスタジアムへ。
試合会場の「サンダードームスタジアム」は2017年のタイ遠征に続き二度目の訪問。
15時過ぎにホテルを出発、スタジアムへはタクシーで向かいました。
40分程度で着く予定が高速道路は渋滞。
途中からスムーズに動き出しホッとしたのですが、高速道路を降りたらまた渋滞。
大大大渋滞です。モノレール工事の影響なのか全く進まない。
結局、スタジアム到着は17時15分で選手も既に出て来ておりました。
ここのスタグルはそんなに充実していないのと、時間も無かったこともあり今回はスルー。
手荷物検査も結構うるさく、ペットボトルは持ち込み不可。
前回、ペットボトルを没収され脱水症状になりましたが、今回はプラカップへの移し替えでOK。
でもね、移し替えのプラカップが無くなった人はペットボトルを没収されていましたので注意が必要。
また、当初の案内だとビジターはNエリアでしたが、当日にWエリアへ変更されていました。
昨年は直前のスタジアム変更がありましたが、まあ、いろいろありますね。
さて、ムアントン・ユナイテッドFCとの試合はドロー。
試合後はグッズ売り場でタオマフを購入。
バンコク市内まではタクシーで戻りました。
タイでは「Grab」「Bolt」といった配車アプリがあると便利です。
帰りは全く渋滞にハマらずスムーズでした。
試合後の観光
一旦ホテルへ戻りRちゃん、K誠くん、S大くんの4人で「ジョッドフェアーズ・ナイトマーケット」へ。
バンコク市内にはナイトマーケットってたくさんありますが、ここは最近出来たナイトマーケットで、現地駐在の日本人からもおススメって言われました。
お腹すいたね~ということで食事。
ボリュームがあって、どれも美味しかったです。
ということで、この日は終了。
アユタヤ観光
広島戦か東京戦の時、Rちゃんにタイで行きたいところあるの?と聞いたら「象に乗りたい」と。
象か・・・じゃあアユタヤまで行くか。
アユタヤへは6人で向かいました。
K誠くんとS大くんは、クルンテープ・アピワット中央駅で待ち合わせ。
新しい駅で綺麗な駅舎はとても広く、MRT(地下鉄)からの乗り換えだと結構時間がかかるので余裕をもって向かいましょう。
あと、長距離列車の駅だと両替所がありそうでしょ。
でもね、両替所は見つけられなかった。
バーツの手持ちが少なくて不安。
フードコートで朝食中の二人と無事合流、私はテイクアウトで肉まんや焼売を購入し車内で朝食。
出発時間が近くなりホームへ。
昭和40年頃の気動車って感じでワクワク。
特急二等エアコン付と聞けば立派ですが車内はまあボロボロ。
定刻で出発、約50分でアユタヤ駅へ到着。
アユタヤ観光は駅からレンタルバイクやレンタル自転車で周る方法もありますが、今回は6人ということもありトゥクトゥクで。
トゥクトゥクというか軽トラックの荷台みたいでしたが楽しい。
USステッカーを貼ってくれましたので、アユタヤへ行く方はこのトゥクトゥクを探してみてください。
アユタヤ観光中。
で、象に乗りました。
ちなみにアユタヤで象に乗れる場所は二箇所あるんですよね。
我々が行った方はボラれることが多いと聞きますが、K誠くんが頑張って料金交渉してくれましたのでOK。
ちなみにもう一箇所の方はアユタヤ遺跡の近くを象に乗って歩きますが、今回行った方が自然の中って感じではあります。
アユタヤの伝統菓子「ローティ・サーイマイ」を買いに来ました。
クレープ生地に綿あめを挟んで食べるみたいなお菓子。
「ローティ・サーイマイ・アビーディン」というお店ですが、ミシュラン・ガイドのビブグルマンに登録されたお店らしく、このお菓子はあちこちで売っていましたが、ここだけお客さんがひっきりなしに来ていました。
アユタヤ駅で列車を待つ時間にみんなで食べました。
綿あめの方をガッツリのせないと、あめだけ余ります。
復路は急行の三等エアコンなし扇風機付ですが運賃20バーツと安い。
30分くらい遅れて列車は入線。
何分遅れとかはホームにあるモニターでわかりますが、突然早まったりするので油断出来ません。
座ることが出来ずに終着駅まで約1時間立ちでした。
K誠くんとS大くんはチャトチャック市場へ行くとのことで、スワンナプーム国際空港で再合流することにして解散。
残った4人はBTSアソーク駅前の「ターミナル21」でショッピング。
フードコートでは「マンゴースムージー」とタイの伝統菓子「カノムブアン」を。
美味しい!
帰国の途へ
スワンナプーム国際空港へタクシーで移動し、K誠くんとS大くんと合流。
彼らは関西空港経由のJALで、私とRちゃんは新千歳空港直行のエアアジアで帰国の途へ。
LCCのエアアジアに専用ラウンジはないですが、ラウンジ・キーなるものを使い、今回はオマーン航空のラウンジへ。
シャワールームを予約し、順番が来るとスタッフが呼びに来てくれるVIP感は素晴らしい。
美味しく珍しい料理が並んでおり満腹。
エアアジアは最近完成のサテライトターミナル「SAT-1」から出発。
メインターミナルからはシャトルで移動します。
LCC専用のターミナルみたいですが飲食店や免税店、有料ラウンジもあるしメインターミナルからの移動もそこまで大変ではないから問題ないです。
尚、スワンナプーム国際空港は保安検査や出国手続きが激混みするので、時間には余裕をもって移動しましょう。
あとは、搭乗し機内で寝るだけ。
エアアジアの座席、LCCですが足元が狭い感じは無かったです。
夜這い便なので、機内サービスも要らないからLCCの不便さは殆ど感じなかったです。
朝からアユタヤ観光で疲れていたのか機内では爆睡、あっという間に新千歳空港へ到着した感じ。
新千歳空港からは気温差に震えながらの帰宅。
現地1泊、機中2泊の4日間という行程で結構ハードなタイ遠征とはなりましたが、とても楽しかった!
最後に
遠征中、甲府サポをバンコクやアユタヤで何組も見かけました。
彼らは数日後、ACLでブリーラムとの対戦を控えていたのですね。
我々の親善試合と違いACLでの遠征は正直羨ましいと思いました。
今回、タイ遠征の旅行記として書きました。
コンササポって国内も飛行機を使っての遠征が多いので、多分、他のチームのサポーターよりは国内遠征には慣れていると思います。
海外遠征を一度でも経験しておくと、将来、ACLに出場した際も安心して遠征出来るのではないかなと思います。
是非、海外遠征も行きましょう。
改めて『いつかACLへ!』
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