僕のnoteは少し異質かもしれない。
極力シンプルな見栄えにしている。
最たる例が、記事のアイキャッチ画像だ。

アイキャッチ画像はnoteでは重要だ。

アイキャッチ画像のクオリティでその記事に目を通すか通さないかが決められることもある。
どのクリエイターさんのどの投稿を見ても、大抵はステキな画像が使われている。

でも、僕のアイキャッチ画像は毎日同じだ。

真っ白の背景に、四角形がある。
その中に#ピロリ日記 と書いているだけ。

寂しい。おお寂しい。

しかしそんな寂しいアイキャッチ画像なのには理由がある。

・・・

１つ目の理由は、綺麗な画像を使う気になれない。

僕自身には綺麗な画像を撮影する技術も、加工技術もない。僕が用意できる画像は、毛も生えないような素人レベルだ。
芸術的センスは皆無と言ってもいい。
そんなところはオカンの血だ。オヤジの血がよかった。

ネットでいくら綺麗な画像を漁ってみても、それは僕の目には決して止まることのない景色である。
僕じゃない誰かが世界から切りとったもの、あるいは作り出したものだ。
僕なんかに満足に使えるはずがない。

僕のnoteはそんなに綺麗にできてない。
みんなのアイキャッチ画像に映るような、夢の世界ではない。
もっと暗く、もっと汚く、もっと人間臭い。自分の中の真っ暗な部分に光を当てて舞台に上げるのが僕のnoteだ。

・・・

２つ目の理由は、誰かの目に僕の記事が止まってほしいから。

タイムラインは、綺麗なアイキャッチ画像で溢れている。
それゆえ、少しごちゃっとしてしまう部分もある。

綺麗な画像がたくさんあるところに１つ、ほとんど白のシンプルなアイキャッチ画像が流れると、珍しがって目を止めてもらえるかもと思ったからだ。

僕がこの先文章を書くチカラを成長させていったとしても、やはり気づいてもらえなければ意味がない。

僕の文章にも毎回スキをつけてくれる人もいる。
たまにコメントを頂けるようにもなった。
そのちっぽけな交流が、今の僕は生活の何よりも楽しい。
僕の垂らした細い細い糸でも、掴んで僕のところまで来てくれる人がいるのがたまらなく嬉しい。

・・・

生きづらい。だから書く。
寂しい。だから書く。
あの人のようになりたい。だから書く。

noteは僕1人でやっているのではない。
読んでくれるあなたがあってのものだ。

もっともっとあなたに読んでほしい。
僕の寂しさを埋める手伝いをしてほしい。
もっともっとって、僕なんかが欲張りだけど、欲張るの久しぶりだから、許してほしい。

その代わり、せっかく頂くあなたの1〜2分を絶対に後悔させたくない。

ネガティブな人、センチな気分の人、同じ悩みの人、ピロリより自分のがマシだと優越感に浸りたい人、どんな人でも読んでください。

noteのタイムラインをおもいっきりスクロールしてください。
なんか白っぽいアイキャッチ画像が通り過ぎて行きませんでしたか？
もしそうなら、通ってきた道をちょっとだけ戻ってみてください。
僕は毎日そこで待っています。

なんてね。

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