週刊少年松山洋_タイトル_修正

こんなにも凄いゲームは作りたくないなぁ

*タイトルがなんかネガティブに感じてしまうかもしれませんが、決してそんなことはありません。あくまで私の感想というか意見というかモノ作りの方向性の話です。あと有料部分に一部軽いネタバレを含む内容になっています。極度にネタバレを嫌う方は気を付けてください。

『デトロイト ビカムヒューマン(Detroit:Become Human)』を最後までプレイした後の率直な感想が“こんなにも凄いゲームは作りたくないなぁ”でした。

もちろんゲームは非常に面白かったです。

前作・前々作にあたる『ヘビーレイン 心の軋むとき』も『BEYOND Two Souls』もプレイしました。もちろんどちらも素晴らしい作品でした。

今回の『デトロイト』はさらに凄い!非常に豪華で贅沢な作りになっていて、またテーマもデザインもアートワークもクオリティも素晴らしい出来である意味もうこれは“理想のゲームソフト”って思えるくらいの内容でした。

感想として出てきた“作りたくない”はもちろん“作れない”という意味も含まれてはいるのですが、正確にイコールかと言われるとそうじゃあない。

やっぱり“作りたくない”って思うのです。

これは私の性格によるところも大きいと思います。

性格というのはゲームを遊ぶ時の“スタイル”と言ってしまってもいいのかもしれません。

私が『デトロイト』をプレイしている時に福岡本社のスタッフから“社長、『デトロイト』プレイされてるんですよね?クリアされたら教えてください。社長の感想が聞きたいです!”って言われていました。

そして時間が経ってようやくクリアした時にそのスタッフに“クリアしたよ!”って伝えてお互いに感想を言い合ったのです。

“社長、1週目のプレイってラストどうなりました?”

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こんなにも凄いゲームは作りたくないなぁ

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