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第217号『僕ら成功しましたっけ?』

先日、台湾(高雄)に行ってきました。

実質1泊二日の弾丸ツアーではあったのですが非常に充実した時間を過ごすことが出来ました。

実はこのツアーは毎年のように“あるメンバー”と実施している『大人の社会見学という名の旅行でして。

昨年は九州・福岡の酒蔵見学、一昨年は滋賀県の酒蔵見学~京都という旅でした。

で、今年はそのメンバーで“1泊で行ける海外にしよう”ということで台湾に行ってきたのでした。

台湾と言っても台北などは仕事(ゲームやマンガのイベント)で行くことも多いためなかなか行く機会が無い南の方にある高雄にしたのでした。

いつものメンバーとはいえ私が個人的にも尊敬してやまない人物との旅行という事もあってそこそこの緊張感を持って毎回望むのですが今回はまた格別でした。

メンバーは私含めて5名。

高雄のホテルで現地集合(この辺が大人)してから夜市に行ってビール飲みながらエビを食べたり小籠包食べたりして寝て起きて、翌日の朝からは現地のお寺や倉庫街を見学したりしました。

そして午後。

今回の旅の企画者の計らいにより足つぼマッサージの後に港に行って船に乗りこんでクルージングをすることになりました。

それはもう立派で豪華な船だったのですが、サプライズはそれだけでは終わりませんでした。

なんと船上でシャンパンがふるまわれてみんなで乾杯をすることになったのです。

私を含めたメンバーの多くが誕生日が近かったということもあって“お祝い”も兼ねたサプライズシャンパンだったのですが、「乾杯~」とグラスを合わせた瞬間にメンバーのひとりがこうつぶやきました。

「僕らなんか成功しましたっけ?」

これだ、これなんですよ、私が尊敬してやまない部分というのは。

みんな船にもロケーションにもシャンパンにも酔っぱらっている状態であるにも関わらず決して油断・慢心をしないというこの精神。

みんな飲みながら盛り上がっている最中だったのでスルーしてましたが、やはり私は聞き逃すことが出来ませんでした。

この精神にこそ私は何度同じ空間や時間を共にしても見習っても勉強しても足りない埋まらない高貴さというか尊さを感じるのです。

“ああ、今回も来てよかった、また勉強になった”

そう思いながら成田空港に向かう飛行機の中で旅の思い出を反芻しながら“またいっぱい仕事して少しでも恩を返せるように頑張ろう”と思ったのでした。

さて有料部分は【写真で振り返る今回の旅】そして改めましての5人のメンバーを紹介したいと思います。(もちろんメンバーのことは内緒ですよ)また旅の中で私自身が感じたことや学んだことをこっそりと告白しています。

【写真で振り返る台湾(高雄)の旅2019】

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