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面白い本に出合うために、微妙な本を見分ける!たった1つの方法


みなさんは面白い本とつまらない本ってどう見分けてますか?

劇的に面白い本や絶望的につまらない本は、すぐに判断できると思います。では、面白くもなく、つまらなくもない「微妙な本」ってどうでしょう。

「うわー微妙だったなぁ。読んだ後に何も残らない。時間の無駄だった」

こんなことってありませんか?

ただ、名著かどうかは手に取るまでわかりません。ベストセラーになっている本でも、いざ手に取ってみると自分に合わないこともよくあります。

「せっかく買ったしもったいない。最後までちゃんと読もう」・・・その気持ち、痛いほどよくわかります。

でも、微妙な本に時間を取られるなら、さらっと流し読みするか、いっそのこと読むのを中断して、次の名著に出合う可能性を求めるほうが良いのではないでしょうか。

そこで、今回は微妙な本の見分け方をお伝えしたいと思います。

■面白い本とは?

あらためて確認ですが、面白い本ってどんな本でしょうか?

私は、「時間を忘れて夢中になれる本」が面白い本だと思います。

逆につまらない本は、「まだこんなにページ数がある、早く終わらないかなぁ」と思うような本。

ポイントとしては「時間の感覚」です。

読書に限らず、楽しい時間ってアッという間にすぎますよね。
例えば子どものころ。友達と遊ぶのに夢中になって、いつの間にか日が暮れる。楽しかったあのころ。ああ、あの頃に戻りた・・・

・・・すみません。話がそれそうなので現実に戻ります。

人は、没頭して夢中になると、時間がギュッっと凝縮されたように感じます。フローとも言いますね。

つまり、時間感覚が短ければ短いほど面白い本。逆に言えば、時間を長く感じる本ほど退屈でつまらない本と言えます。

では、どうやって時間感覚をはかったらよいのでしょうか?次の通りです。

■時間感覚のはかり方

①読書前にタイマーをかける
②タイマーが鳴る前に、残り時間を予想する

以上です。解説します。

①読書前にタイマーをかける
設定時間は自由ですが、私はいつも1時間に設定しています。

②読書の途中で、残り時間を予想する
私の例だと、「今30分くらいたったかな?」と思ったころにタイマーの時間を確認します。

そして予想した時間と、タイマーに表示されている時間を比べます。タイマーの時間が40分なら、予想より10分オーバー。「え、もう40分も時間たってたの?」それだけ没頭できているということ。面白い本となります。

反対にタイマーの時間が20分なら、予想した時間に10分足りません。「まだ20分しかたっていない」ややつまらない本です。

時間の開きがあればあるほど、より面白い(つまらない)と判断できます。


ん?予想することを忘れて、気がついたらタイマーが鳴っていたですと?おめでとうございます、名著確定です。そのまま没頭して最後まで読みすすめてください。


いかがでしたでしょうか?この方法だと、ちょっと時間はかかりますが、微妙な本を見分けることができます。

「タイマー1時間じゃ長い。もう少し早く判断したい」という人は、30分に設定してみても良いかもしれません。

「タイマーのアラームに読書を邪魔されたくない」という人は、タイマーをかけなくても大丈夫です。読書前に開始時間を覚えておいて、ふと集中力が途切れたときに「今〇時〇分くらいかな?」と予想してから時計をみて、判断するのも良いでしょう。

自分なりにアレンジして、自分に合った方法で試してみてください。

あなたが多くの名著にめぐりあえますように。

#読書

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