倫理資本主義の考え方をもとに小石を投げる。

天才哲学者と言われるマルクス・ガブリエルさんが唱えていることで注目されいている、倫理資本主義という考え方。

倫理資本主義
とは “人と社会にとってよいこと” を判断軸とした資本主義のことで、 社会性と経済性(儲け)を高いレベルで両立した経済のあり方です。

社会性が先にきているのは、経済性の前に、倫理性を持つことが大事とされいてるからと理解しています。経済活動をする上で、人の幸せを本気で考えて行動する(それが見えない他者だとしても想像する)大切さを説かれています。

マルクス・ガブリエルさんの考え方を覗きたい方は、この動画もおすすめです。


儲け方も重要だし、その儲けを自分たちのためだけ、また既に豊かなところで回し合うのではなく、足りていないところへ循環していくことも重要。

哲学的な話で、まだこれから理解を深めいく所ではあるのですが、個人とし今理解している範囲では理想的な考え方だなと感じています。

これは大企業や、ビジネス規模の大きな方がやるとインパクトを持つと思うのですが、それが理想だなと思うのであれば、まずは自分からやってみる事に。

今年から、スタッフとして働かせて頂いている ecume de mer で頂くお給料の10%ずつを寄付、そして運営に携わっているコミュニティInfinの会員様のビジネス支援に充てていきます。

ビジネス支援と言っても、会員さまのWSに参加したり、商品を買ったり、という事なので、自分の楽しみにもなること。(別途サポート依頼もお仕事として承っています。)

infini会員の方達は、個人で事業をされいる方が多く、本当に皆さん感度や精神性が高く、また何より優しく、柔らかな光を持つ方ばかり。

そんな方達が世の中にどんどん出て行ったら、間違いなく世界は優しくなる。

また、寄付は今住ませて頂いているタイに心ばかりのお礼の気持ちで、スラム街の支援団体や、社会的な立場の弱い方を支援している団体など、いくつかの候補から検討していきたいと思っています。

とても小さな金額、行動ですが、小さな石を湖に投げ、その波紋が岸に届く頃には大きくなっていることを信じて**

どんなに小さくても、影響が0なんてことは絶対にないのです。

そして、これは大切なポイントですが、今の自分にとって自己犠牲がなく行える範囲の金額で設定しています。

自己犠牲というのはとても簡単で、ついやってしまいがちなこと。でも何よりも、本来それぞれが一番大切にすべきものは自分なのです。

倫理資本主義でも“社会性と経済性(儲け)の両立“ということがポイントで、経済性が犠牲になることをよしとしていません。

自分を一番大切にする、というと=我儘 と考えがちですが、そう言ったものとは少しニュアンスが違います。

自分の心や体を本当の意味で大切にできていると、他者も尊重し、大切にできるのですよね。(こうなれたら理想。自分もまだまだ道半ば。)そうして世界は優しくなり、柔らかな光を放っていく。

物質的な幸せ、豊かさも大切だと思いますし、私も自分にもそれをしてあげたいと思っています。自分も幸せにしつつ、並行して循環していければと思います。

きっときっと、自分の見えないところ、気づかないところで少しずつ何かが変わっていくはず**

また寄付先などもタイの情報のひとつとして、お届けしていけたらと思います*


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