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最近使ってるデッキーUG Omni-Tell-

YPの方はこんにちは、MTGプレイヤーの方は初めまして。Pitaと申します。

今回は最近レガシーで使用しているデッキ、【UG Omni-Tell】について書いていこうと思います。

1.始まり

モダンホライゾン2発売前は【UR Delver】を使用していました。しかし発売後は、《敏捷なこそ泥、ラガバン》を持っておらず、ミラーマッチでは非常に苦戦を強いられることが目に見えていたので、【UR Delver】を諦めることに。
加えて手元のカードで組めるデッキでは、カードの揃っていない&使い慣れていない【WUG Control】、そもそも【UR Delver】に不利な【UG Omni-Tell】しか無かったので、しばらくレガシーをプレイすることをやめる予定でした。

そんな時、193大須店で《Tundra》争奪戦が開催されることに。これは流石に行くしかないと、久々にレガシーをプレイすることを決めました。

デッキの選択肢としては、
・ラガバンのいない【UR Delver】
・デュアランとプレイ練度の足りない【WUG Control】
・環境的に不利そうな【UG Omni-Tell】
しかありません。Delverは極力使いたくなかったので、【WUG Control】か【UG Omni-Tell】の2択で考えることにしました。

デュアランは借りれる事になったので、【WUG Control】でLet's 5 レガシーに参加。

Let's 5 レガシー DX 11.13
1.WUtR補充 ○○
2.Mono-Red Painter ×○△
3.Mono-Red Burn ○○
4.Lands ××
5.WUR Ragavan ×○×

2-2-1

うーん……なんとも言えず。
次の日、すこんぶの【UR Sneak Show】と調整してボコボコにされたので【WUG Control】はやめて、【UG Omni-Tell】で挑むことにしました。この時、白をタッチした【Omni-Tell】もプレイしましたが、感触としてはイマイチ。青緑でまとめた【UG Omni-Tell】を使うことにしました。

2.《Taiga》争奪戦&デイリーレガシー

《Tundra》争奪戦の前日、TC大阪で《Taiga》争奪戦があったので参加することに。

《Taiga》争奪戦 11.20
1.Hogaak ○○
2.80 Death and Taxes ○××
3.8-Cast ○○
4.Mono-Red Aggro ××
5.RUG Cascade ○○

3-2

デイリーレガシー 11.20
1.Mono-Blue Painter ○○
2.Mono-Red Painter ○○
3.WUR Ragavan ×○○

3-0

手応えとしてはかなり良かった。この時のリストから《精神壊しの罠》を《防御の光網》に変更して《Tundra》争奪戦へ。

3.《Tundra》争奪戦

すこんぶと共に参加。

《Tundra》争奪戦 11.21
1.Mono-Red Burn ○××
2.80 Death and Taxes ○○
3.80 WUGtR Control ××

1-2

《実物提示教育》にたどり着けなかったり、《引き裂かれし永劫、エムラクール》直出しして《カラカス》に戻される等ありましたが、手応え的には悪くなく、サイドで入れたカードが想定した場面で活躍してくれて良かった。

4.The Last Sun予選

KMCに参加予定でしたが、色々あってこっちに参加することに。思いの外、壮絶なメンバーが参加してて驚いた。(そもそも日本選手権day2に出てるはずだったのに……)

The Last Sun予選 11.28
1.8-Cast ○×○
2.WUG Order ××
3.80 Death and Taxes ×○○
4.Hogaak ○○
5.Mono-Black Pox ○××
SE
1.Doomsday ××

予選3-2 7位抜け 1没

良くも悪くもコンボデッキでした。ただ思いの外勝てて良かった。

5.構築について

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採用カードと採用しなかったカードの解説をしていきたいと思います。

採用したカード

《氷牙のコアトル》4枚

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キャントリップ&コンボ達成までの壁役。元々3枚でしたが、Delverとのフリー対戦で4枚にした方がいいと思い、4枚目を入れることにしました。

《自然の怒りのタイタン、ウーロ》2枚

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コンボに頼らないフィニッシャー。 打点が高くフィニッシュまでの速度が速いのと、ドローとライフゲイン能力が付いているので、コンボ成立までの時間稼ぎにもなってくれる。色も噛み合っているので、入れない意味は無い。

《分割判定》1枚

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《火想者の予見》から《蟻の解き放ち》コンボで勝つために必要なカード。2マナのコピー出来るカードなら《ナーセットの逆転》でもいいですが、マナ拘束の軽さと【Reanimator】相手にワンチャンシャクれることからこちらを採用しています。

《青霊破》1枚

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対ラガバン用カード。意外と赤いデッキに当たることが多いので、役立つこと多め。

《崇高な天啓》1枚

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《全知》+《狡猾な願い》で打つ用のカード。マナコストの重さから普通に打つ事はほぼありませんが、打ち消し+もみ消し要因として入れてます。

《忍耐》2枚

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サイドからの攻め手+墓地対策。メインから《自然の怒りのタイタン、ウーロ》入っているので、墓地対策を入れてくる相手に入れ替えたりします。到達も付いてるので、飛行も止めれるのが偉い。

《活性の力》1枚

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エンチャント&ファクト破壊要因。《狡猾な願い》からそのまま打てるように、こちらを採用してます。

《カラカス》1枚

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意外と活躍してくれた1枚。【Death and Taxes】の《スレイベンの守護者、サリア》を戻したり、【Show and Tell】ミラーで役立ってくれました。特にサリア戻すことが多かった。他に《孤独》に狙われたエムラクールを戻して《全知》から出し直したり、予想以上に役立ってくれました。

《蟻の解き放ち》1枚
《呼応した呼集》1枚
《火想者の予見》1枚

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《全知》+《狡猾な願い》でインスタントタイミングでキルするためのキーカード。《火想者の予見》から2枚目の《狡猾の願い》と《分割判定》を持ってくることで、2枚サイドボードから持ってくることが出来ます。結構この動きをする場面多いので、《分割判定》めちゃめちゃオススメです。

採用しなかったカード

《古えの墳墓》
《裏切り者の都》

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【Show and Tell】によく採用されてる2マナランド達。《不毛の大地》のケアと《氷牙のコアトル》《自然の怒りのタイタン、ウーロ》のマナ拘束の関係上、無色土地を採用しないことにしました。なので最速でコンボを狙うよりは、ゆったりコントロール的な感じで戦う感じです。同じ理由で、《すべてを護るもの、母聖樹》も不採用になってます。

《森の知恵》

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ドローを安定させてくれるエンチャント。強力でずっと入れてましたが、Delver相手には貼ってる場合じゃないですし、コントロール相手には《虹色の終焉》で追放されてしまうので、不採用になりました。

《抽象からの抽出》

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令和の《時を越えた探索》。4マナかつソーサリーと、レガシーで使うには非常に重く、結構サイドアウトする事が多かったので不採用にしました。

《狼狽の嵐》

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最強カウンターの1枚。《狡猾な願い》経由からでも持ってきたいので1枚採用したかったのですが、今回枠の都合と《夏の帳》で大体事足りるので不採用となりました。

《否定の力》

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相手ターン限定のピッチカウンター。《狡猾な願い》経由で引っ張ってきてピッチで打つ為に欲しかったのですが、それほど使う場面も無かったので不採用となりました。

《精神壊しの罠》

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カウンター合戦最強カード。スペルを追放するので打ち消し不可のカードも消せるのですが、これを持ってくる場面が1度も無かったので不採用となりました。

《基本に帰れ》

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特殊地形へのメタカード。特殊地形が《Tropical Island》だけなので、【Lands】等へのキラーカードになると思いましたが、《紅蓮破》が増えてるということと置いてる間がないということで不採用になりました。

《自然への回帰》等のディッチャ系

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軽く打てるディッチャ系カード。《狡猾な願い》経由で打ちたい場面がほぼなく、すぐ打ちたいなら《活性の力》で事足りるので不採用にしました。

《ムウォンヴーリーの世捨て人、ジョルレイル》
《変容するケラトプス》

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サイドから追加の勝ち筋として入れよとしたクリーチャー達。入れたいと思える相手がおらず、追加の勝ち筋なら《忍耐》で良かったので不採用にしました。

6.最後に

昔からあるコンボデッキです。コンボさえ通してしまえば、どんなデッキにも勝ててしまえるのでオススメのデッキです。ウーロやコアトル等かなり最近のカードも採用されており、コンボに頼らず勝てるようになっているのはかなり大きいです。

良くも悪くもコンボデッキなので、使用する際にはそれなりの覚悟をしてください。

年末はパイオニアとモダンをやる予定なのでしばらくレガシーをやる予定はありませんが、環境が変わらなければこれを使っていると思います。

また次の記事でお会いしましょう。

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