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GP名古屋レポートーフードと鹿だらけのグランプリー

YPの方はこんにちは、MTGプレイヤーの方は初めまして。Pitaと申します。

今回はGP名古屋2019のレポートを書いていきたいと思います。


1.デッキ選択

10月21日の禁止改訂により、《死者の原野》が禁止となりトップメタだった【ゴロスランプ】が消えることになりました。
元々【バントフード】を使用していたのでデッキ選択に変更はなく、このまま調整を続けました。

今回共に調整したメンバーは、赤羽、コロモン、国士君の3人です。今僕はアリーナが使えない状態ですので、僕より調整出来る彼らに当日の構築も合わせるつもりをしていました。

そこで赤羽と同じ構築を使って晴れる屋のGP直前ガチスタンに参加。

GP直前ガチスタン
1.ティムールミッド 〇✕〇
2.シミックフード 〇〇
3.ゴルガリアドベンチャー ✕✕
4.マルドゥ騎士 ✕〇〇
5.ID
SE
1.シミックフード 〇〇
2.赤単 ✕✕

【シミックフード】や【マルドゥ騎士】に勝てたことで自信が出ました。しかも、同じ構築の赤羽もTOP8に入ったことも追い風になりました。

概ね【バントフード】で挑むことが決まりつつある僕らの前に、突如【スゥルタイフード】がトップメタへと浮上してきました。ほぼ緑の入った環境でメイン《害悪な掌握》を取れるBGベースのデッキはあまりにも強すぎました。【バントフード】で挑む事を決めたコロモン、国士君の2人と違い、僕と赤羽はギリギリまでデッキを悩むことになりました。
そこで、【スゥルタイフード】を使用してメガラストチャンストライアルに挑むことにしました。

メガラストチャンストライアル
1.グリクシスファイアーズ ✕〇✕

特に収穫も無く、PWの軍勢に押し潰されて終了。赤羽もこれといって収穫なし。赤羽は重ねて参加しますが、トライアルに出る意味のない僕はフリーで感触を確かめるしかなくなりました。

悩み抜いたあげく、立ち位置のよろしくない【バントフード】を諦め、【スゥルタイフード】を選ぶことを決意しました。立ち回りは【バントフード】の時のものをベースに回すことにしました。

2.GP名古屋本戦

GP名古屋
1.bye
2.bye
3.グルールアグロ 〇✕〇
4.ジェスカイファイアー 〇✕〇
5.青白コン ✕✕
6.スゥルタイフード 〇〇
7.シミックフード ✕✕
8.スゥルタイフード ✕✕

R3 グルールアグロ 〇✕〇

G1は先手《金のガチョウ》《王冠泥棒、オーコ》《世界を揺るがす者、ニッサ》のブン回り。G2は、《繁殖池》《寓話の小道》《金のガチョウ》《楽園のドルイド》《王冠泥棒、オーコ》《意地悪な狼》《世界を揺るがす者、ニッサ》ハンドをキープ。上振れ期待のt1ガチョウを《クロールの銛撃ち》に吹き飛ばされて負け。G3はガチョウドルイドスタートを再び銛撃ち。t3ニッサを防がれるも、《意地悪な狼》で銛撃ち撃破。次ターンにニッサ着地させて勝ち。

R4 ジェスカイファイアーズ 〇✕〇

G3はサイドの《夜群れの伏兵》で盤面を掌握。《神秘の論争》で《創案の火》打ち消して勝ち。

R5 青白コントロール ✕✕

相手の打ち消しにひよって追加のクロックを用意せずドルイドビート。その結果向こうの準備が整い負け。せめて借り手を早いタイミングで追加してクロック増やしてくべきだった。帳も引かないし散々。

R6 スゥルタイフード 〇〇

ついに踏んだフードミラー。互いにダブルマリガンスタートを相手がマナフラッドに陥り勝ち。G2も向こうのフラッドでイージーウィン。

R7 シミックフード ✕✕

つっぱしなくていい所でつっぱして《冷気の疾風》からテンポ崩されて負け。

R8 スゥルタイフード ✕✕

GP横浜に続きバブルマッチ。横浜では勝ったし、ここでも勝って2日目に行きたい!
後手ながら《金のガチョウ》《王冠泥棒、オーコ》《意地悪な狼》と今日1のハンドをキープ。ktkr!
しかし、相手も上振れハンドでそれを返せず負け。最高のハンドで勝てなかったためか勢いが無くなり、G2は先手ダブルマリガンで沈黙。2連続の2日目進出ならず。


ゲームを進めていくにつれて構築が欠陥だらけな事に気づくのが辛かった。調整時間が無かったとはいえ構築を人任せにしすぎた。反省。

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僕は3回に留まりましたが、フード系ともっと当たってる人もいましたし、TOP8も8人中7人がフードでした。これはもうGP奈良と言っても差し支えないのでは?


3.構築について

《厚かましい借り手》

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多分1番弱かった。シミック以外で使う意味無い。せめて《冷気の疾風》なら話変わってた。

《夜群れの伏兵》

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サイド後カウンターや除去を構え合うプランだったので、それなら強いと思い入れました。悪くは無かったのですが、スゥルタイでやることじゃない気はしました。

《害悪な掌握》

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スゥルタイを使う最大の理由。かまど猫が増えてることもありサイドに1枚落としましたが、結果的に裏目となりました。ですが、これに関しては後悔はありません。


4.最後に

人任せにし続けたツケがここで来ました。とはいえ自分で調整する時間も無かったことも事実です。そんな中、一緒に情報を共有出来た3人には感謝しています。ほとんど貰ってばっかりだったので、今度はこっちから情報をフィードバック出来ればと思います。

次のGPも名古屋。しかもフォーマットは発表されたばかりのパイオニア。今は揺れ動くことの多いフォーマットですが、規制のかかりにくそうなフェアデッキを中心に研究をしていきたいと思います。目指せ、2度目の2日目!

反省の多い記事となりましたが、また次の記事でお会いしましょう。

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