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【連載】2024年にBON VOYAGEを観る:軍白期にボンボヤを観るということ(まとめ)

長いようで短い、BON VOYAGE(当時は続くかどうかは分からないので、season1の表記はなし)の視聴期間が終わりました。

改めて振り返ると、撮影は2016年5月で配信が7月だったみたい。
当時のスケジュール感なんかは、非常に参考になる記事を拝見しました。

ジンくんがビハでも言っていたとおり、人気歌謡(インガ)のお仕事をしてから、宿舎に帰ったら旅行に行く発表→出発という弾丸スケジュール。しかもサノクもこの日に収録してるみたいでスケジュールがエグい。
FIREでカムバして1位になって…ていう時期。

6月13日に公開されたPREVIEWを観ると、どうやらどこかに行くみたい、という情報は知っていたこととスタイリストさんやメイクさんが来ない…ということに困惑している様子が観られます。

〇BON VOYAGEで見せたかったもの
ということで、3周年記念旅行をプレゼントして、撮影して配信したら、新しいコンテンツ、しかも有料でいけるんじゃない?という判断を誰がしたかは分からないんだけど、自分たちでの旅行、ただしカメラは同行(ナムジュンの発言からして20~30人くらいのスタッフ規模)という、後に4までに続くボンボヤという企画。

観始めてすぐ、なんというか、今のバンタンとはもちろん違うし、タリョラとも違うな…、という空気を感じました。
だけど、きっと制作陣としては、そういうバンタンを見せたかったのかな。タリョラなんかよりも、もっと素に近い彼らの姿。仲が良いのは前提として、もう何年も共同生活をしている彼らの関係性、距離感。そこは、観ていてそうなの?みたいな、新鮮な驚きもあり。家族みたいな感じで、意外とあっさりしているというか。若さゆえのかみ合わなさもありつつ。
ナムジュンがチケットを忘れて、ジミンちゃんが拾ってくれるんだけど、「ああ…」くらいでちゃんとお礼も言わずに受け取る感じとか。
テテが遠くから呼んでも、ジンくんたちが無視して行こうぜっていうところとか。ジンくんとジミンちゃんのチームで、ジンくんはただ歩きたいんだけど、ジミンちゃんは早くホテルに着きたくて、カメラ監督さんにぼやくところとか。
繰り返し言うけど、仲が良いのは伝わってくるので、そこは安心してください。
有料だし、これがバンタンの入り口になるって人はほぼ居ないだろうから、もっと素の彼らが観たい!っていう、沼にどっぷり浸かっている方向けで、初めて宿舎にカメラが入ってる感じとか、ときめいちゃう人は楽しめます。
軽いミッション(食費はこれだけ、とか。ホテルまで自力で行く、とか)はありつつ、あとは自由行動な感じで、普通に旅行することを楽しんでいる皆が観られて、もっと尺が欲しい…と思うところもあり。
ジンくんをもっと映してほしい…、という永遠の願いもあり。

字幕もっと頑張って!思うところはまだ初期だからね。多分、サブスクでの配信が実績としてある、EP3とかEP4のがコンテンツとしては、熟度が高いんだろうなとは思いました。
どっちも観てないけど偉そうに言う。

〇軍白期/2024年に観る意味
ジンくんが入隊したら色々と見逃していたものは落ち着いて観られるかな、と思っていたんだけど、次々にある他メンのソロ関連なんかもあって、ボンボヤを見るのが今になってしまいました。
と自分では思っていたんだけど、先日「n月のソクジン」をジンペンさんで、寂しくなるからあまり観られない、嬉しいのは嬉しいんだけど…、とおしゃっている方がいて、なるほどな、と思ったんですよね。
自分を振り返るとやっぱり最初の頃は毎回泣いていた。寂しいのは当たり前で、寂しいことを受け止めようと思っていたんだろうな。そこは寂しいのが辛い、という方は少し離れることはやっぱり必要なんですよね。
どっちがより好きかとかではなく、それは個人の心だから。そういう方も居て、いいと思います。

それで今は完全にバンタンは誰もいない状態で、若かった彼らのバンタンとしてのコンテンツを進んで観られるかどうか、やっぱり、自分も気づいてなかったけど、気乗りはしてなかったんだろうなと思いました。
そして今ジンくんの除隊が近づいてきて、皆が揃った姿を観たら辛くなるかも、という深層心理の抵抗が薄れたのではないか、と。

だから、全然観れてないという方も気にしないでください。
あと、正直安くはないと思うので、そこは優先順位があっていいと思います。
そして、2024年にこれを観るということで、思ってもみなかった感情が起こる場面もありました。結末を知っている映画を最初から観るような…、うまく言えないのですけれど。
EP1でのジョングゥの成年を祝う場面。もうこれから何にもこの子たちに悪いことが起こりませんように、きっとうまく行きますように、って思いと、ずっとこのままで居て欲しいって気持ちで泣けました。

最後のジョングゥのお願い、EP1のコメンタリーで皆が聞いたら。

「旅行を終えてから一生懸命に準備して年末に大賞をもらおう。」と祈ったと。ホビと一緒に泣いたよね…。
これからもっと忙しくなって、一時は解散も考えて、バーンアウトも経験して、だけど乗り越えて、誰も手を離さなかった7人が歩んだ道を後追いで知っている2024年の私。
ちょっとだけ昔からのアミの気持ちが分かって、どこまでも上昇していく彼らを寂しく思った方も居たのではないか、と。

そして、改めて今このコンテンツを観て、彼らが帰ってくるのが心待ちになったし、もっと彼らのことが知りたいと思ったのでした。

て、かっこよく書いたけど、早く会いたい!
それだけ。


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