F8 2016年 Day2 のまとめ

あらためて、CAVの北尾です。2016年 Day1のまとめはこちらから。

昨日に続けてなので、既にサンフランシスコとの時差に体がフィットしてきました。

昨日の多くの方のシェアのおかげで、スマートニュースにも取り上げられ感謝ですm(__)m



今日もF8 2016年 Day 2についてまとめてみた。

FacebookのCTOであるMike Schroepfer氏が、F8 Day2で話したことは大きく3つ。

Connectivity  / AI  /  VR

Day1はより具体的なFacebookの新しい施策が発表された一方で、Day2はかなり技術に偏っていて、より未来を見せられたという印象だった。中でもVRでは、FacebookがなぜVRに注目し20億ドルでOculusを買収したかを納得させられる世界観を見せつけられた。


Connectivity

今のこの時代、東京に住んでいると、ネットが無い世界はなかなか想像しづらいんだが、ネットを使用する人口は73億人全体の半分にも満たない。


Facebookは都市部と農村部のネットをより改善するための新しいアンテナを発表。

2つ新しいプロジェクトとして、

・TERRAGRAPH: Wifiと携帯の両方の信号が飛び交う都心部でギガビット・インターネットを配信するアンテナ

・ARIES: 農村部のデバイスにワイヤレス信号を配信するアンテナ

(ARIES: Antenna Radio Integration for Efficiency in Spectrum)

技術的な説明は、 Tech Crunch等の記事の英語版が日本語に直されるのを待ちたい。

ただ、今後の10年間で、FacebookのCEO Mark Zuckerberg氏は本当にインターネットに地球上のすべての人を接続するつもりであるとのこと。世界中のインターネット接続環境の改善がソーシャルネットワークのさらなる拡大の鍵である。

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AI

ここでは、彼らが "どんな風に"AIを活用しているかではなく、”なぜに"フォーカスしてまとめてみた。

AIのプレゼンは、このフレーズから始まった。

"Why does Facebook care so much AI?"

この質問を山ほど受けると言う。

一番の理由は、ニュースフィードである。

Facebookによると、世界中のユーザーが毎日配信するコンテンツの量は、

・投稿数10億

・動画再生時間1億時間

・写真20億枚

ユーザーがニュースフィードをスクロールして楽しむ写真や動画、記事リンク。これらをユーザーが見たいコンテンツだけを決めてフィードに載せることにFacebookは最大限努力をしているという。ログイン時は常に、数千以上のコンテンツから15~20の情報だけがユーザーの目に触れるように。

つまり、FacebookのAIは各ポストのコンテンツを理解するために使われている。そのアルゴリズムはライブの中でも説明されたが、例えば誰かがシェアした写真が赤ちゃんの写真か、男女のデートの写真か、嬉しそうな笑顔か等。)

全体的に、FacebookのAIプラットフォームを通して毎秒600万の速さで情報の予測を行っているとのこと。

Facebookは広告の収益モデルを成立させるためにユーザーの継続性を上げなければいけないし、そのためにはユーザーが本当に見たいコンテンツを提供する必要がある。

彼が最後に言ったのは

"You spend your time seeing the content you want to see with the people you want to see it with,"

"That's AI."

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VR

このプレゼンでは、VR×ソーシャルという世界観をデモで実際に見られた。ぜひ動画を直接見ていただきたい。

まさにVRという一人で楽しむためのものが、Facebookのソーシャル力によって楽しみ方にレバレッジが効いている。

ここでのデモは、アバターとして現れた友人と、遠く離れた場所へ訪問したり、そこでオシャレをしてみたり、一緒に自撮りをしたりと。まさにどこでもドアを見た気がした。

また同時に、ソーシャル世界がより一歩リアルへと歩みを寄せているような感覚を覚え、まさにソーシャルプレゼンスの重要性がどんどん高まってきていると考えさせられた。

Day2は新しい未来が近づいてきていることを見せられた感じがしたが、この未来を捉えた上でどう行動するべきなのか、自分たちの次のアクションに良い示唆を与えてくれたピッチだったと思う。

(写真:facebook f8 )

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