pixivFANBOXでやったことと今後の新機能をご紹介します(2018.07)

pixivFANBOXを正式リリース(リニューアル)してから約2ヶ月が経過しました。

リリース直後から非常に多くのクリエイターの皆さまにFANBOXを利用していただき、Twitterの国内トレンドで「pixivFANBOX」が1位になるなど、当初の予想を大きく上回る反響をいただきました。

「ファンからの支援で創作活動により集中できるようになった」という声もいただいており、運営チームも大変うれしく感じております。
現在ではイラストレーターや漫画家のみならず、コスプレイヤーやミュージシャン、小説家、さらにバーチャルYouTuberまで、幅広いジャンルのクリエイターにご利用いただいております。

リリース以降もFANBOXでは創作活動に専念できるクリエイターを更に増やすために、日々サービスをアップデートしています。この2ヶ月間の大きなアップデートをまとめました。

【リリース後に実装した機能】
・音楽投稿機能
・BOOTH連携
・Sketch/SketchLIVE連携
・Twitterでフォローしているクリエイターを探す機能
・支援金履歴機能

■ 音楽投稿に対応しました (5月1日)

音楽クリエイターの方々からの「動画だけではなく音楽も投稿したい」というご要望にお応えし、SoundCloud、Pawoo musicへ投稿された音楽をFANBOX上に公開できるようにしました。

FANBOXでは様々なクリエイターが使えるサービスとして、今後も表現できる形式を増やしていく予定です。

■ BOOTHの商品が表示されるようになりました (5月9日)

BOOTHで自分の商品を販売しているクリエイターであれば、クリエイターページ上にBOOTHの商品が並ぶように変更を加えました。支援者がクリエイターのグッズを購入しやすくなっています。
まだBOOTHのショップを作成していなければ、ぜひショップを作成して商品を登録してみてください!

■ Sketch/SketchLIVEからFANBOXへのリンクをつけました (5月16日)

SketchやSketchLIVEで活躍しているクリエイターが支援者をより集めやすくなるよう、FANBOXへのリンクが表示されるようになりました。

■ Twitterでフォローしているクリエイターを探せるようになりました (5月28日)

Twitterでフォローしている人を、FANBOX上で見つけやすくしました。「とりあえず自分のフォローしている人でFANBOXをやっているクリエイターを探してみる」というシチュエーションで便利です。

こちらからお試しできます

■いつ支援されたかの履歴が見やすくなりました (7月3日)

今までFANBOXで「いつ、誰が支援してくれたのか」を確認するには、支援開始時のメールを確認するしかありませんでした。支援金履歴の実装により、「どのタイミングで支援があったのか」「何をしたら支援者が増えたのか」という情報が明確に分かるようになります。FANBOXでは今後もリアクション数などの「自分のどういう行動に対して支援者が増えたのか」を可視化し、よりクリエイターが支援者を集めやすいよう機能改善を行っていきます。

現在開発中・開発予定の機能について

FANBOXは常にアップデートをしています。現在運営チームはサービスの課題を踏まえ、以下のような機能を企画し順次開発を進めています。

【現在開発中・開発予定の機能について】
・支援者バッジ機能
・投稿のリッチ化
・プラン人数の上限設定
・海外ユーザー対応

■ 支援者バッジ機能

自分がクリエイターの支援者であることを証明できるページを作成します。クリエイターが即売会などのオフラインイベントで「支援者限定で特別なグッズ頒布」「支援者限定サイン会」などのサービスを行う際に、支援者がこのページを見せることで、わかりやすく支援中であることを示すことができます。

こちらは夏のコミックマーケットで活用いただけるように開発を進めています。

■ 投稿のリッチ化

投稿機能のブラッシュアップを予定しています。
具体的には、サムネイル画像の追加、文中での画像挿入、画像投稿へのファイル添付、文章の装飾などの対応を行います。

投稿機能に関してはテスト運用時のデータから、メイキングなどの「記事」として出すよりも、小さな投稿に分けて多く長く更新してもらう方が、結果的にクリエイターの収益につながるということが分かりました。そのため、運営チームでは投稿形式をできるだけシンプルにし、「いかにクリエイターの投稿ハードルをなくすか」にフォーカスして開発を進めてきました。

たくさんのクリエイターにFANBOXをご利用いただけるようになった今、運営チームはこれを見直し、「クリエイターが自分の輝きを自由に表現できうるメディア」になるために、投稿をより魅力的に見せる機能の開発を進めます。

■ プラン人数の上限設定

支援者限定で色紙のプレゼントをしているクリエイターの方から、「あまり多くの支援をもらっても対応できない」という声をいただきました。プランごとに上限人数を設定することで、想定以上に支援者がついてしまって手が追いつかない、という状況を防げるようにします。

■ 海外ユーザー対応

現在のFANBOXは日本語のみの対応となっていますが、海外からのお問い合わせを非常に多くいただいております。海外の支援者、クリエイターがpixiv本体と同様の言語でFANBOXを利用できるように、サービスの翻訳を進めております。

また、日本の銀行口座を持たない海外のクリエイター向けに新たな送金手段も提供予定です。

一緒に仕事したい人募集中!

FANBOXはこれからも「あなたの創作活動をファンと一緒に育むファンコミュニティ」を目指して、サービスの改善に努めてまいります。

FANBOXチームでは現在、一緒に仕事してくれるスタッフを募集中です。
サービスの理念に共感し、FANBOXをもっと盛り上げたいという方はぜひご応募ください。お待ちしております!

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