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運用期間はたった5年。世の中を良くする企業ファンド(野村日本株ESG投資)の致命的な欠陥

先日、月次レポートへの「なるほど!」の積み重ねが投信への投資意欲につながる、という記事の中で、例としてあげた「世の中を良くする企業ファンド(野村日本株ESG投資)」。見過ごせない欠陥があることに気が付き、私がこの投信に投資することは絶対にない!と断言する。

運用期間が2026年8月3日までの設定から5年間に限られているから。

そもそもESG投資ってなんですか? 大ざっぱに言えば、長期投資において当たり前に考慮すべき項目の一部を「E(環境)・S(社会)・G(ガバナンス)」という形で言語化しているのですよね? 長期投資を掲げているのに運用期間5年? いくらなんでも短すぎて意味が分からない。。。

いや、こういう解釈はできるか。繰り返しになるがESG投資は長期投資において当たり前すぎる話。だから、あえて言挙げするのはかえってダサい、という世の中が遅かれ早かれやってくるのは間違いない。野村はESG投資という言葉の賞味期限をあと5年と読んだのだ。

なんだか投資信託の名称に「ESG」が付くと、長期の資産形成に不向きな商品が多いような気がする。謎の矛盾にため息しか出ない。



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