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[新人薬剤師向け]貼付剤の知識

🔵湿布の種類

✅パップ剤(白くて柔らかい)
水分が含まれており冷んやり
粘着力が弱いため皮膚が弱い方はオススメ
ただし剥がれやすいので関節部位は不向き

*パップ剤

✅テープ剤(プラスター剤)
肌色のため目立ちにくい(匂いも抑えられている)
粘着力は強いため良く動かす関節部位にも
向いている

*テープ剤

🔵温感?非温感?

処方を見ているとこんな記載が…
般)ロキソプロフェンNaテープ100mg
    (10×14cm温感)

→この場合は「三友」か「タイホウ」のジェネリックメーカーを指定すると温感タイプとなる

⚠️今回はロキソプロフェンだったが他の製品も
それぞれメーカーの違いで温感、非温感があるため調べましょう
また初めて温感の処方の場合、本当に温感で良いか患者さんに確認を取る事も大切

🔵温感?冷感?

例としてMS冷シップとMS温シップがあります
市販薬の場合はサロンパスエアーという製剤もあります

急な怪我→冷感、スプレー(市販薬限定)
慢性的な痛み→温感orテープ

市販薬の相談を受けたら上記のやり方で選択

✅コラム:温シップの知識
温感は刺激を与えて血行を良くします
温感成分はノニル酸ワニリル唐辛子🌶

⚠️温シップは皮膚の温度が上がるため
  注意する点がいくつかあります!
✅入浴する30分前に剥がす
✅入浴後、30分以上空けてから貼る
✅温シップを貼りながらコタツに入らない
   電気カーペットで寝ない

上記3点は伝えるようにしましょう
貼付部位がヤケドの様なヒリヒリ感が出るため注意が必要

🔵貼り方の工夫

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