反射的に生成AIに拒否反応を示す旧人類について

生成AIに拒否反応を示す人々

生成AI弱者と言っても過言ではないですが、日本にも大勢いらっしゃるようで、X(旧Twitter)などで活発につぶやいておられるのを観察できます。

基本的には、生成AIに職を奪われる可能性の高いカテゴリの人々が、著作権などの屁理屈をこねて生成AIを批判していると思われます。

あとは脳の老化ですべての時代変化について理解ができずに動物的に反発する老害もこの国には無視できない割合で存在しますが、この文章ではこの人たちについてはあえて無視します。

生成AIに職を奪われる可能性の高いカテゴリの人々を一番わかりやすく体現している例が、全米脚本家組合の方々でしょうか。

生成AIのアウトプットのクオリティは理解している、近い将来自分たちの働きが生成AIに代替されることも避けられないと理解している。

だが、生きるために、できるだけ自分の利益を最大化するために、生成AIに反対し、生成AI規制へ向けてのロビー活動を全力で行い、代替時期を遅らせる(=生成AI技術進歩の足を引っ張る)行動を行っています。令和のラッダイト運動。

彼らにとってはそれが正義。

まぁ、ぶっちゃけ人類全体にとっては必要のない人たちですよね。

インターネットにはびこるすべての情報は、それぞれのポジショントークの反映とも言えるわけで、別に生成AIに反対の意見表明をする分にはいいと思うのですが、どうせ死ぬ業界にいつまでもしがみついているのを観察していると、感想としてはさもしいなぁとか、見苦しいなぁ、といったところ。

歴史は繰り返す

産業革命に反対する手工業労働者、写真の普及によって駆逐された写実派の画家たち、テレビの普及とともに一億総白痴化とのたまった文筆活動が収入源のジャーナリスト、Uberを規制し続けようとロビー活動に精を出すタクシー業界関係者。

同じような人種が、過去にも大勢現れては、時代とともに消えていったので、今回の反生成AI運動も同じ轍を踏むことになるのは間違いないのですが、中の人たちはそれをどう思っているのでしょうか?

別に知りたくもないですが。

今回の騒動の結末は

生成AI反対派がどこまで技術革新の邪魔をし、社会に悪影響を与えられるかはわかりませんが、害が出るまでもなく、無視していいほどの影響しか与えられずに消えていくのであれば、単なる笑い話としてポジティブに後世へ伝えられるのでそう願わずにはいられません。

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