コメントありがとうございます。

先日はお会いできて嬉しかったです。大駱駝艦『月夜に』は面白かったですね。私はとても楽しく観ました。なーんか、心が浮き浮きしますね。

——大駱駝艦『月夜に』は、吃驚するほど良かったし面白かったです。客席で一つお隣に松本さん、もうひとつ先に麿赤児さんがいて、ちょっと緊張しました。大駱駝艦『月夜に』ついては、新聞に書いた後、noteにも書きますが、女性的な演出、いや男性的ではない演出で、それが男性おとこしょうの大駱駝艦の踊りの良さを見せてくれていました。もともと踊りのすっきりさも、女性性ももっていたのだと思いますが、それが全面に出ていてよかった。女性舞踏手たちがとてもチャーミングでした。
何かが転換してまたニューモードになっていくのを見るのはとてもわくわくします。おっしゃる通りです。

病院は退院されたのですか？　
____退院しています。大腸癌は内視鏡であらかたとれて経過観測になりました。あと6ヶ月遅い発見だったら、裏に突き抜けてるね…と医者に言われました。以前の食道にもあったので、内視鏡を上から入れて検査しました。十二指腸に今のところ良性の大きなポリープが発見されて…でもここは内視鏡ではとれないので経過観測になっています。あとピロリ菌検査（ピロリ菌って進むと癌になるそうです。へーって感じです。）の結果を待っているところです。軽度でそれらしきものがあるとのこと。

具合はいかかです？お元気そうに見えましたが。
____大きな問題はいまのところなく、大腸の動きが悪い以外は元気です。医者からは、何の制限も受けていませんが、辛いものとかをセーブしています。（食べるとやっぱり支障が起きます。腹痛とか下痢とか同時に便秘とか）でも、元気です。大腸をいじると頭が鈍くなるので、それが嫌かな。歳のせいもあるかもしれないですけど。

現在、ブルーノ・シュルツと格闘しています。MODEや私と組むのが初めての俳優たちが半分以上いるので、ほんとうにゼロからの出発です。

____心から楽しみにしています。ちょうどMODEが一時停止になるときに、シュルツに興味を示されていて…自分も夜想でシュルツの特集をやろうとしていて、とてもお話に共感しました。思えば、カフカの特集の時にお会いして、ほんとうにいろいろカフカについて、そして演劇について教わりました。昨年、ひょんなことからチェーホフに興味をもって、それで松本さんのお仕事をまた文字で追いかけたりして、うーむ。と感心をしました。カフカ以降、自分の走る前に、松本さんがいらしゃって、そしてシュルツ！　楽しみにしています。常に現在で舞台に立たれている松本さんが、演劇の方法をどうしていくのか…シュルツにどう向かうのか、今からとても楽しみです。またお話できる機会があることを願っています。舞台は見に伺います。

ご心配、ありがとうございます。とりあえず、元気です。