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Elliott Smithとファンのやり取り

※この記事は筆者の別アカウントで2020年12月8日 23:29に書かれたものです。

ライブの合間に行われたやり取りを訳しました。リクエストについてです。以下でファンはそれぞれ1と2、エリオットはEと表します。誤訳があればご指摘お願いします。↓元動画

1「Free Birdを歌って!」
E「誓っていつもFree Birdって言う人がいる。信じられない…どこに行ってもだよ。」
(ex. ↓この動画では演奏中に(😒)free birdをリクエストされたエリオットがfucking freebirdと嘆いています。決して歌わなかったようです。)

2「The Biggest Lieは?」
E「多分これから演奏するかも…」
2「Free Birdなんてありえない!」
E「うーん、このギターにプラグインしたばかりだからなあ。チューニングが難しいかも…」
2「カリカリしないでよ!」(crankyは北米で気難しい、怒りっぽいという意味)
E「…え?」
2「怒らないで。」
E「怒らないでって!?…そういう風に見える?…こんなんじゃ怒りっぽくもなるよ(笑い声)…ヤジは怒らせるのに手っ取り早い方法だけど、僕はそんなので怒ったりしないよ。…(Independence dayの前奏をミスる)もう…なんてことしてくれたのさ(笑い声)」

拙い訳ではありますが、音声と合わせて読んでいただけると声のトーンや受け答えの間隔などで、エリオットのやさしさが伝わってくるかと思いますNew Moonというアルバムのリーフレットに書いてあるように、彼の冗談好きな一面も伺えます。

エリオットが亡くなったとき、私は幼かったため彼のライブに行ったことは一度もありませんが、よく想像します。もしリクエストをするのならライブ音源のない曲、例えばEither/OrやNew Monkey がいいな。バンドアレンジのSee You in Heavenや、様々なカヴァーが聴きたいなど…。また彼はリクエストを受けても気分が乗らないことや何度も弾いてうんざりしたことを理由に断ることがよくあるので(下の動画2:36頃参考)そういう対応も見られたらとも思います。

実際に彼のライブに行った人はほんとうに貴重な経験をしたのだろうと、しみじみ…