福岡のスタートアップカフェで開催されたアフリカ×イノベーションのセミナーで、「最先端」って何だろう？と考えさせられた。

非常に面白かったのは、私たちが普段人口増加や経済成長率を考えるとき、アフリカはアフリカ全体として考えがちで、例えば人口は

6.35憶人（1990）→10.08憶人（2013）→16憶人（2020）という統計が出ている。若年層人口（15～24歳）に関しては約1憶人（1990）だったのが約3憶人（2030）になるとの予測がある。

そして、アフリカ→人口増→経済発展→アフリカでビジネスを。と考えがちだけど、アフリカにも54カ国あり、人口が増えすぎていて政策や教育が必要な国々と、少子化が進む国々があるということ。

エチオピアは人口増の国。これには、望まれない妊娠も含まれ、女子の高等教育の重要性が高まっている。同時に、イノベーションが必要とされる領域でビジネスの起爆剤にもなり得る。反面、南アフリカは人口減少がみられる。ルワンダは、世界初、プラスチックの輸入を禁止した国として知られる。

私たち日本はアジアに属していながら、それぞれの国々が全く異なる歴史背景や文化を営んできた。なのにも関わらず、全てをアジア全体と表現にされると、やはり国民としてのプライドが出てくる。アフリカも同じ。

もう一度、あの大陸に足を踏み入れ、人々の生活と出会っていきたい。