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いつかティファニーで朝食を 1

"新品の朝もあれば  陽のささない朝もある それでも私たちは 毎朝目覚める"2012年発刊、ドラマ化もされた本書は結婚、仕事、家庭とアラサー女子達のリアルな悩みを軸に、各地のおいしい朝食名店が登場する“朝活女子"再生物語。第1弾。

個人的にはガッキーこと新垣結衣がテレビで"食事シーンが美味しそう!"と紹介していたので興味をもって手にとりました。

さて、そんな本書は群馬出身、東京のアパレル会社で働く佐藤麻里子が、同棲する創太郎とすれ違いの生活をする中で。同じく群馬出身の友人達と美味しい朝食を食べたのをきっかけに"自分の気持ちに逆らいたくない"と映画『ティファニーで朝食を』冒頭のシーンが大好きということもあり、創太郎と別れて【おいしい朝食を出す店をめぐりながら】生き方を変え自らを再生させていくのですが。

流石に主人公、アラサー女子たちに感情を寄せて。。というのは人生の午後のおっさんの私には難しく、むしろ編集者として不規則な仕事をせざるを得ない創太郎が冒頭で主人公にあっさり別れを切り出されてしまう展開の方が不憫で仕方がなかった。(自分も気をつけよう。。)

また、確かに実在のお店が登場する朝食シーンは美味しそう&楽しそうなのですが。こちらもそもそも朝に弱く、また仲間と朝食をとるには少し早く出社してしまう私には『縁のない世界かも。。』と思ってしまった。

朝食にこだわりのある。あるいは悩みを抱えるアラサー女子の方へ。また群馬に縁ある方にもオススメ。

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