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イメージの数だけ愛がある。2015→

毎年”変化し続けていく”としながらも3度目の開催となった2015年度の「クリエイティブアウォード関西」で、ある程度の運営側としての大まかな全体のシステムは形として完成する事となり、”変化し続けていく”項目が限定されてきた。

まず「エントリー開始前」の8月以前には”今年の「審査員」をお願いする方の事務局としてのリストアップと確定”(それからの毎年の審査基準の審査員交えた意見交換、修正)「エントリー開始後」の8月〜9月までには「クリエイティブアウォード”関西”」と名称に関西とつくからには、できる限り関西各地でバランス良く開催したいと考えているからの”関西各地の授賞式開催会場候補の調査と決定”。そして「エントリー終了後」の10月は毎年のエントリー数に応じての”グランプリを含む得票上位者(=ファイナリスト)の選出数の決定(各賞の設定)”の大きくは3つだ。

特に最後に関しては、「クリエイティブアウォード関西」の目的が、WEBサイトのトップ画面に掲載しているように”公募アウォードという形で「エールを送り続ける」事で”絞り込む”というよりは、事務局としても”なるべく多くの方を選出し、広く活動を沢山の人に知ってもらいたい”と思っているものの、授賞式会場の使用時間からの逆算、あるいは”多すぎても、それはそれでせっかくエントリーしてくれた方のモチベーションを下げてしまうのでは?”と毎年、集計結果を見ながら、事務局内でも毎年頭を悩ませているのが実情である。

そういった葛藤の中で、初年度の2013年は10組、2014年度は15組とファイナリスト選出が次第に増加していく傾向の中で、結果、現在までにおいて最多の16組の選出となったのが「イメージの数だけ愛がある。」をテーマにした2015年度だった。

この年の受賞式会場は、別でこの場所の活用相談で関わっていた事も有り自然と大阪、本町ACDC2ギャラリーにて開催となったのだけど、当日は活動発表自体が音楽ライブあり、パフォーマンス有りで長時間であったにも関わらず、これまでになく多種多様で、また「笑い有り涙有り」の内容で事務局としても思い出に残る授賞式となった。

そして2015年度のグランプリ受賞者は「尼崎ENGAWAKA化」計画の皆様。今でこそ、この時以上に幅広く大活躍されている方々だけど「まだ活動を始めたばかりの」この時点で彼らの以降の活躍をおそらくは見越して、投票された審査員の方々には個人的には流石だなと頭が下がる思いも有り、同時に誇らしくも思った。そしておそらくは、このゼロから始まり、2013、2014と続けていた「クリエイティブアウォード関西」が微力ながらも一つのインキュベーションの役割を担う事ができているのでは?と確信し、またある種の使命感を感じた瞬間でもあった。

以下、2015年の結果を紹介する

1位 尼崎ENGAWA化計画

2位 NPO法人もうひとつの旅クラブ「ご来光カフェ」

3位 緑橋文化祭実行委員会

プレゼンテーション賞 NPO法人もうひとつの旅クラブ「ご来光カフェ」

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