見出し画像

重なる一つの世界は多様

つくづくおもしろいと思う。

過去の偉人、同じ人が、現代の誰かによって表に浮かび出され、それは”誰か”の持つ属性によって、更にそれを見る者は印象を変える―――、例えばスピリチュアル的要素の強い印象の”誰か”を通せばその扉から、哲学的要素であればその様に、心理であれば心理の扉から…と、印象が変わる。本当におもしろいと思う。

そしてその過去の偉人は、それだけ他者にその様な面を見せられるかなりの”多面”だったのだと思わせる。その人としてはただ”その人”だと思うのだけど…。

見る人によって輝きが変わる鏡面、その素晴らしさを見たように思う。


朝は、目覚まし時計のセット時間を、一応”起きる希望時間”としてセットしてあるのだけど、5分おきに鳴るスヌーズ時間を楽しむこともまたアタマにはセットされている。

以前の時計は30分でその機能が切れたのだけども、現在使用中のものは、いくらでも(?)鳴っている。だから自分の目で現在時間を確かめて、「そろそろ起きないと…」という風に日々、起床する。

この所朝方の、どこかの猫のやり合う声?いがみ合い?夜中も含めて多く、その度に目を覚ましてしまうのは、本当に迷惑と思っている。私は眠りが十分でないと、尾は引かないけども基本的に機嫌が悪い(笑)安眠を妨害されるのはとても不愉快なんだと思う。


そんな中、目覚ましが鳴り始め、スヌーズタイムが始まる頃には、睡眠的に眠りの浅い状態が続き、心地良い温かさの中、頭の中の上映を楽しむ。ストーリーなどないし、何が、どう、などそこに意味すらあまり考えていない様にも思う。ただとにかくそのよく分からない映像を、流しているのが面白い。

そこに浸っていると、ジャマするスヌーズ。遮られることにムッとする…ことはなく、というと行きすぎだけども、すぐにまたそこへ戻れるので、止めては映し、また止めて映して…と、時間が許す限り続く楽しみ。意識はたまに本当の音に世界を切り替えながら。

何度も映像を見ているうちに、「なんで、現実とこの世界とが”区別”できないんだろう…」と思った。今、この世界にいる時(寝ている時)は、こんなに明らかに外の世界とこことを区別しているのに、なぜ、現実の世界(起きている時)にいる時、多くは頭の中だという事に気づかずに、ハマってしまうのだろう―――と。


そして今度は、夜寝る前の、頭の中の世界を引き出していた。

今、こうやってみている映像とも違うんだよな…。夜のは「崩れていく(いる)」のを感じる画が多い。何か分からない人やマンガの画とか、組み立てられていた”モノ”、それが、バラバラと寝る準備に入るその時に崩されていっているような…。「今」との比較から、夜のその時の印象を引き出した。

⦅ピピッ ピピッ ピピッ・・・⦆

現実に呼び出される、止める、戻る。

という事は、これは逆になるかな?「作られる(られていく)世界」。この映像が何かとか、まったくよくは分からないけども、なんとなくそう思った。

・・・

まず、最後の「なんとなくそう思う」のは、単に逆をそう見たから、”その逆”に考えている事と、現に今までの中で、夜就寝前のその事(画)が、その後に続いてきた=影響してきたという事、は、殆どないから。もっと鮮明で「あ、そうか!」という時の状態は、寝る前でもまったく別の頭なので、それは抜きにして。

朝の、まどろみの、現実世界を近くに感じながらのその状態の”世界”のことは、今こうして書いていても、何ひとつ思い出す映像などないけども、そういう時の事は、後で何かを書いたり出力した時に、「…、あれ。あぁこれは夢で見たよなぁ…」という様に思い出す=繋がる事、は、多く拾ってきているから。

そして、今回はこれに触れていこうと思った主の理由は、これがこの時私が感じたことの結論でもあるのだけども、「覚醒時の頭は、様々が一緒に起動し過ぎて、世界の区別もなく、様々に重なってしまっている”その世界”を一遍に見せられてしまうから、ということ。バラした世界をそれぞれ垣間見ると、その様にしか解釈できなかった。


起きている時間は眠りの時間よりも少ないのだけども、だけど、その自覚の持てる世界を”中心”に見ることを当たり前としている。自覚できるものだから、当然と言えば当然なのだけど、頭はその組み合わせ以前の状態もあるわけで、その少し部分的な、分解されたその一部を「主」としてみた時、そこに居る時、自覚するこの”私”が、その内容の解釈が”よく分からない”と思うだけであって、その分解された一枚(?)の世界を、特に不自然とも思わなかったものだから。

そのバラ一枚の映像、単調(と言って良いのか分からない)な感じの世界が、いくつも、いくつか重ねられて、自覚する世界での”認識”がなされる、そんな風に感じた。脳のハタラキ的にもそういう事と思うけども。

なぜ、夜寝る前のそれは、”崩れていく”としたのかは、実際にたとえば顔が(表情が)崩れていたり、その形がいわゆるキレイではない、崩れ行く状態を、何度か見ているから。それは、この私のアタマが、眠りへ向けて崩れていっている状態ということ。

寝る前/起きる前。

ある一点においては、”同じような状態”と言えるその状態が、寝る・起きるという、後に控えた状態によってこの「前」が決まるのならばおもしろい事。

考えてみれば当たり前か、という事を、考えずに拾うのがおもしろいのだ。

(少し、引き出し切れていないものがある様に思う。気づきに上がったらまた後日に)




この後に湧き出たものをメモ帳に、そして夕寝を挟みそれに絡むlineメモと、コトは連なって行ったので、明日へ。

訂正:文中、”起きている時間は眠りの時間よりも少ないのだけども、だけど、”とありますが、起きている時間は明らかに眠り時間より多く、逆。
明らかな間違いです。訂正します。

「うみのみかをサポートしたい」と行動させてしまう様なクリエイターです(*^^*)。私も同じように読まれた方のサポートになる事を意識しています。 自覚を保ちしっかりと進んでいきます!