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いつも自分が決めている

で。
唐突に。

私は考えた挙句、”分からないよね”となった時、結局こういう事が圧倒的に多いのだから、「すべて自分が決めること」と思っているし、実際にその行動をとっている。

何かに対し、自分が詳細に知っている事に関しては”分かる”のは当然のことで、そうでないモノコトにおいてはどちらも見て考えて…結局自分が決めているのだから。

そしてその延長に必ず、どちらを選んだとしても確実にこれが正しかったという風には、私はあまり考えていないので、自分の経験から言えること、そしてその選択の結果から必要な事象が現れたら「そこに」対処していく、という事を中心にやっているのだと思っている。


だから、「あれを選ばなかったからこうなった」という後悔もなく、ただだけど、そこに行くまでにはしっかりとユラユラと揺れて迷っている事。その部分は”様子を見る”という経過中の静かな流れなので、あまり目立たないのだと思う。

現在では、「すぐその場で決めてしまう事」の方に、自分自身では注意を払っていると思う。たとえ同じ選択をする事になったとしても、もう一度観て考える事を行うため。後に修正していけるので全く問題はなくても、「あ~、こういう事だったか…」と自分に別の情報を加える事も多い。実際にその時と今では、間違いなく「情報量が異なる」のだからそうなる。

目の前の”その時”で見えている情報量は、実際には少ないはず。そこに過去の実体験をもとにして情報を足して見ているのだから。だからその傾向で「目の前を見る」限りにおいては、いつだって後になった方が情報は増える事になる。

情報に終わりはなく、自分に把握させる、自分が分かる為には、どこかで一旦線を引く。そこで考える(捉える)ことでまた、そこからの目線が生まれて加えて訂正したり新たな見え方が生まれてきたりするのだと思っている。

・・・ 

以前にも書いたのだけど、目の前の物事を良く捉えることは、それをそのまま見ていない事でもあって、難しいけどもそれはやはり”見ていない”という事だと今は思っている。

私は本当に大昔から、物事を良く捉える傾向が強く、それが地でいく人で。そういう環境があったからその考え・在り方を普通にしてきたのだけども、外には本当に色んな人がいて、自分が何も知らないだけだと思い知ってからは、大分時間をかけて違う面も視野に収めるようになってきた、という流れがある。

そういう環境(人間関係)があったからそうなった、スポーツをやって来たからそうだった…。色々言えるけども、ふつうにするればクセで捉えるそれが先に出るので、「(そうでない事に対し)なぜそんな考えになるのか”?”」と思うことも多い。我が家の主人を見ていてもそう感じることは非常に多かった。

また、主人の場合には、それと同じ目線にしてしまうと、不平・愚痴が加速する傾向が強かったため、私はそういう事は嫌いなので、”乗らなかった”という経緯はある。


私が、自分の当たり前に収まっている限り、他者の何かは見えてこない。

すべて主人が元になり、様々な流れを経て、「この人の言ってる事はこういう事か…」というのが見え出し、その言葉が出る理由も”少し”理解できるようになった。全部を理解する必要はないと思っている…、それは主人の考えている範囲なので、やはり根本的に私とは在り方が違うから。

それでも、同じようにきっと、「少し知らなすぎる」と自覚した主人は、少しずつ勉強し始めたことにより、外に関心を持ち、何か意見が出てくるという様になったのだと思う。この意見・考え方には私は距離を置いて会話しているけども、主人の考える事から学ぶこともやはり多い、私にはない目線だから。

ハマり過ぎず、主人という人の”偏り”を見る中で、もの凄い”どストライク”も結構多いので、話を聞いていると楽しいのかもしれない(笑)


”良く捉える”というこの事自体に、何か悪いことなどないと一見思うのだけど、でも実は、現実から距離を空けている行為だと気づいたのはいつだろう…、ちょっと分からないけれど、そんな思いを感じている。以前は良く捉える自分を、「これも偏りだ」と捉えていただけだった。

自分に集中し、目指す所へ向けて進んで行くという事も、まったく悪いことじゃないと思うけども…。”そんな思い”を感じたという事は、「今までと違う所に自分がいる」という事なんだと。自分だけではないんだという事を、ほんの少しだけ視界に入れているかもしれない。

自分という一人の中での事として”集中”状態にあることは、良いだろうと思うけども、少し位置がズレれば違う世界線もみえる。

何がきっかけで、他の世界が見えだすかなんて、分からないものだね。

「うみのみかをサポートしたい」と行動させてしまう様なクリエイターです(*^^*)。私も同じように読まれた方のサポートになる事を意識しています。 自覚を保ちしっかりと進んでいきます!