ネガティヴを感じ慣れていない、その中にいるというのは心地よくないから、「抜け出そう」とする。自然（アタマ・クセ）に任せているとそうなる。

それをやってしまうと余計に再びネガを感じた時（その状態に落ちた時）、強調される。増幅。

昨朝のヌボータイムで書いていた。そこから昨日の「道のりですよ。」の”あれこれメモ”が繋がる、と思った。

１０日程潜った「感情（心）を強く感じない」というのは脱出しているものの、疲れやすいし、以前のように「自分」が安定しないし、タメ息でなく気づけば肩で大きく息をしている事もある。

そんな事のくり返しの中で、いつもと違う自分を探って行ける中で、気づいていく事は多くある。今までの記憶を引っ張り出してヨシヨシ、みたいな感じの事ではなく、キツイけど今までとちょっと違う所へ入って行ける、そんな感じだった。

表に引き上げるじゃなく、ソコにあるものへ入っていく、という感じ。

潜って行く作業だからかこの1週間、夜は爆睡、昨日は倒れ込むように夕寝は２時間ほど眠っていた。体にも負担があるように思う。

そして、冒頭のネガティヴを感じ慣れていない、というのは、私は普段”ポジティヴでいよう”としているのでなく、そういう在り方が”私の行い”だったからそうしていた。この「行い」も、母に認められるための、「姉との差別化」と考えてもいい。

以前にも何度も書いてはいるのだけども、私は母にイヤな事をされた記憶はなく、ただ他愛ない会話から「私の考え方を認めてもらえなかった」事が何度かある、それだけ。

今はそれこそ「母には母の考え方があって、私のそれを理解できなかったに過ぎない」と修正していたのに、パターン（クセ）は強く、それによる「行動」の変化までに及んでいないと気づいた。

ここはもう、丁寧に行動までクセを直していこうと思っている。

そしてポジティヴが普通の在り方、としているけども私自身は当然ながら自分がソレだけじゃない事も知っているので、「本当の自分はネガティヴなんじゃないかな」という気持ちも抱えていた。

ポジもネガも両方持っているのだけども、それが場面によって出るのを選ぶというか、自然と顔を出すというか、とにかく両方ある。

で、普段はポジ状態が長い事占めるので、今回みたいになると「抜け出そう」と思っている自分を観察した。それによって救われるのはひと時で、この不安定な状態では、また沈むのも判っていて、出来るだけ反動をなくすために、喜びも悲観もなくただ見つめる、に時間を割きたいと思った。

（私の「順」はポジの中で過ごせる事で、「逆」はネガの状態にある事、とこのケースでは考えてもいい。だから、普段”表”に現われているのが、ネガの人はそれが「順」そして、その逆、となるんでしょうね。）

私のその今までを観た時に、「ポジティブが大きく膨らんでいたかな…」とイメージされた。実際には、”ネガは隠れたままだった”という事に目を向ける事になってくれた。

心を単純な区分けだけでなく、平面の中でも色々が絡み合っているイメージと、”理解”に留めてしまい触らなかった事にも少しばかり気づく。

今まで片側だけ膨らませてきたから、反対も膨らむよ。それが今度、”自分”が抱えるモノだよ。

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思考の中にいた時、忙しくする「自分」を観た・・・。

何かに”寄りかかる”事は安心で、とても楽で。それが、外で言う「正解」かもしれないし、知識、やってきた事、もう何でもいい、自分がソレと思うもの、その何かがあれば。

何かに頼らなければフラフラの不安定な”私”というものを、いつも周りを何かで固めて、ソレとして成り立たせていた、と気づく。

悪くないよ、”私”というのはそんなものだよ。その何か達によって、自分は支えられていて、「自分」と思える部分なんてホントは小さくて。周りによって大きく見えていたとも言える。

悪くないよ、だから。

今”私”を視たい。自然に任せるとヒューーっと、何かしらに寄りかかろうとする自分を見つけては「そこにいてみ？」と戻した。正解？強いモノ？肩書き？それらも自分の思考で周りに付けたモノで、更にそれらを使って寄りかかろうとして。

そこにいてみ？

何度も、何度も、”自分”に戻す。ここが一番安全なんだよ、と。

忙しくなったらココにいて、自然にやっているソレを観ていた。「確かこう言ってたよな…」、「こう言われてるもん…」色々”正解”を探そうと動き回る自分が観えた時、

不安定なんだな～、安心したいんだな～、、、何かしらの吸い寄って行ける所を探している動きがあった。どういうモノに引っ張られているのかもよく観た時、表向きは判りやすい権威的なモノだけど、もう少しよく動きを観ると、「なんでも良く」なっている部分も視えた。

『宿れる所があれば、良いんだ…』

そう思った。自分の中にただ居る事が出来ていなかった。それが視えた時、「安全な場所は”私”」と、自分に意識させた。

殻に籠るという事が必要な時があるのかもしれないけども、これはそういうニュアンスではなく、自分との深い所での信頼関係というもの。