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マキシマム ザ ホルモンを聴いたのが全ての始まりだった②

こんにちは,Plammです。
第2回目は私の音楽的嗜好の変遷史を終えて,今後の活動予定をお知らせできたらと思います。

note歴がまだまだ浅いので,文章のスタイルが定まっておりません。いわゆるキャラ作りの段階ですね。今回は前回より少し文体を崩してみようと思います。お付き合いいただければ幸いです。


マキシマム ザ ホルモン再聴

衝撃的だったホルモンとの出会い(詳細は以下の記事を参照)だが,それ以来彼らの音楽が頭を離れない,ということは決してなく,意外とすんなり忘れてしまっていて,気が付けば高校生になっていた。

自分の音楽の聴き方も変わった。中学の頃は流行の音楽を片っ端から聴き漁っていたが,高校に上がるとマイナーだろうがメジャーだろうが,とにかくメロディー・ラインが気に入ったアーティストを聴き込むようになった。


そんなある日のこと,とある楽曲のPVを目にした。音に関してはキャッチーなパートがあるかと思えばうるさいパートもあり,映像もそれに負けず劣らずなかなかのカオスっぷりだった。そう,「恋のメガラバ」である。「中学の時にちょろっと聴いたあのバンドか!」と気付かせてくれたのはやっぱりマキシマムザ亮君のビジュアルとダイスケはんのデス声だった。ただ,2人に対する印象というか,ホルモンの音楽そのものに対する感じ方が中学当時とは正反対のものになっていた。そう,「気持ち悪い」から「なんかかっけぇ!」に変わっていたのだ。


この「なんか」というのがミソである。自分の口できちんと説明できるカッコ良さを「純粋なカッコ良さ」と呼ぶならば,ホルモンの音楽は理屈じゃない,もっと直感的に自分の耳に,胸に突き刺さるものだった。得も言われぬ高揚感のようなものもあった。おそらくこれが「脳汁ほとばしる」という感覚に一番近かったのだろうと思う。そしてホルモンに,ひいてはラウド・ミュージックに目覚めた青年は更なる刺激を求めて,ホルモンの過去盤を漁ることになるのだが,詳細は字数の都合上割愛する。


ハマりにハマり過ぎてホルモン一食,いや,一色になるかと思われた残りの高校生活だったが,実は自分がハマった音楽はもう一つある。

ヴィジュアル系(V系)にハマる

「魅力に気付いてからはホルモンしか聴いていませんでした」と言えたらホルモン一筋みたいでカッコいいのかもしれないが,彼らと同時に魅了された音楽がある。それがヴィジュアル系(以下V系)である。


その中でもメタルコアに近い音楽性を持つバンドに心を引かれた。サビはメロディアス,スクリームあり,ブレイクダウンあり。当然この頃は「メタルコア」というジャンルもそういうジャンル名も知らなかったし,上に挙げた技術的な用語もここ数年で覚えたものである。ただ,今にして思えば,この頃の自分は無意識的にメタルコアっぽくない音楽は瞬時に切り捨てるようになっていた。特にデス声・スクリームはマストで,どれだけサビがいい曲でも,そこに厚みや迫力をもたせるヘヴィな要素がなければ満足できなかったのだ。


既に使い古されたフレーズかもしれないが,メタルコアはギャップの美学が光る音楽だ。激しいパートから一転,叙情的なサビが訪れる。かと思えば頭をぐわんぐわんと振りたくなるブレイクダウンもある。当時聴いていたV系バンドはこれらの項目を全て満たしていた。メタルコアチックなV系バンドのクリーン・ボーカルは一般的なメタルコア・バンドのそれと比較してもよりメロディアスで妖艶だ。だから激しいパートとの対比がより極端になる。自分はすっかりそのギャップの虜になっていたのだ。

そして現在

高校時代から長らく続いたホルモン熱とV系熱も落ち着き,その後は色々なうるさい音楽を聴いてきて現在に至るわけだが,今でも自分はラウド・ミュージック狂であり,その度合いは増しに増す一方である。気分をアゲたい時も,落ち着きたい時もその種の音楽を聴いているから正直自分の聴力が心配ではあるのだが,好きなものは好きなのだから仕方ない。それで耳が聞こえにくくなったとしても本望である。


先の項で「ホルモンの音楽は理屈じゃない」と述べた。長年ヘヴィな音楽を聴き続けてきた今となってはそれも説明できそうな気がしないでもないが,彼らのサウンドの魅力はこれまで多くの人が語ってきたはずだから,今更自分の考察を記す必要もないだろう。代わりと言ってはなんだが,自分をラウド・ミュージックへと導いてくれた,そして今の自分を形成してくれたマキシマム ザ ホルモンに感謝の意を表したい。本当にありがとうございます。

今後の活動予定

正直自分という人間を知ってもらうには字数と文章力が圧倒的に足りないのだが,このままでは自己紹介だけでもう2,3記事はかかってしまう。この辺が潮時だろう。代わって今後の活動予定に触れたいと思う。プロフィールには「マイナーなメタルバンドの紹介云々」と書いてはいるが,あまり一辺倒な記事ばかりにならないよう,もっと幅広いジャンルを扱えたらと考えている。それを以下に記す。

①音楽 (music)
②映画 (movie)
③アニメ (animation)
④ライブレポ (live)
⑤プレイリスト (playlist)

ちなみにアカウント名の「Plamm」はこれら五つの英単語の頭文字をそれっぽく並べ替えただけのもので,特に意味はない。あくまでメインはこの五つというだけの話で,それ以外のジャンルに手を出す可能性も無きにしも非ずである。


これもプロフィールの内容と重複するが,自分には音楽的な素養が全くない。ただ,それを補完する努力は日々惜しまないようにしたいと考えている。しばらくは間違った音楽用語の使い方をすることもあるかもしれないが,温かく見守ってくれれば幸いである。

おわりに

Spotifyでプレイリストも作っております。

上記二つのプレイリストのフォロワーがようやく100人を超えました。需要があるかどうか分かりませんが,音楽キュレーター(プレイリスター)を目指している方に向けて,プレイリストの作り方のコツ等もご紹介できればと考えております。

それでは,次回の記事でお会いしましょう。ご一読いただきありがとうございました。

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