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The Stationary net are booby traps pleasure boat

僕らが走らせるボートは #プレジャーボート  と呼ばれる。法規上は少し前までは #雑種船  と呼ばれ 現在では #汽艇等  となった。 それはそうと、このプレジャーボートとはどういうものなのだろうか? 私なりに解釈するならば、もっぱら、小型船舶の領域において、漁業・輸送・運輸等の業務外の使用に、いわゆる趣味の領域での目的のために使用されるものとでも言おうか? つまり、同じプレジャーボートとして販売されるボートでも、漁師が漁船として使用すれば、それは漁船であり、プレジャーボートではないと考えるのだろうか。渡船に使えば、それは渡船でありプレジャーボートではないのかもしれない。難しいのは、 #釣り船  はどうなるのか?釣り人に釣らせるために船を出す商業目的の船、これを漁船と判別して、 #遊漁船  とよぶのかもしれない。

そのプレジャーボートの運航に際して、よく言われることがある。免許を取る前から講習会なので、言われている話にあるのが、 #浅瀬 #定置網 #海苔養殖  には気をつけろ! さらに、2隻の漁船が距離をあけて並んで走っていたら、その間には入るな! まことしやかに言われ続けている。けれど、具体的には、と質問すると。明確にはわからない。 定置網には目印の浮が付いているとかいないとか、夜間は灯火があるとか無いとか、場所はYチャートにあるが、正確か否かは・・・ などなど。 しまいには、岸には近づくなとか、そうは言っても、定置網が沖合に張られているものも少なくない。

ひとたび乗り上げれば、大きな事故に繋がるケースも少なくないし、船が破損する、網も破損する 網が破損すれば請求は船長にくる。5mのボートでも、立派な船長と分類され、責任は重いのだから。事前に十分な水路調査が適切に行われていたのか、充分に見張りがされていたのか など、追及は必至だ、船長の責任は重い。けれど、定置網を無事に発見できるだろうか?仮に掲示物、浮を見つけることができても、水面下の構造を理解できるのか?など、疑問はつきない。海は広いな大きいな 道がないから自由だ とか、表面上のボートライフをエンジョイしていたら、大変な目に合うのだ。

確かに、遊びで 趣味で 海に出るのだから、リスクは負うべき?? との指摘もあるけれど、もうすこし、漁師側の責任も明確にして、航行する船舶に対しては、確実に見つけられ回避できるようにすべきだとも思う。ただ、そうしない、そうできない理由というのも、ネットに出ていた。

例えば、解りやすくすると、他人にみすみす、いい漁場を教えることになる。漁具が盗まれる、などの雌雄が上げられた。そもそも、育てる漁業は理解できるものの、増やす努力もなく、ただ自然に存在する魚という生物に、一方的に資源的価値を主張した上で、漁業権をかざし、排他的にそれらを独占できる法律の合理性はどこにあるのか? という気にさせる。同様に、海洋使用は漁師が最優先という考えも、時代にそくさない。日本の1次産業庇護は、合理性に乏しいともいえる。農政 魚政 を 見直す時期に来ている気がする。農林水産業の在り方は、今 変化を求められている。

僕ら趣味のボート乗りが、いたずらに海に出ることを、良しとするつもりなど、さらさなら無い。 必要に迫られての出航でないなら、より、法令順守を強いられるのはとうぜんだけれど、きちんとルールをまもれば、危険が回避できる整備も必要だと思うのだ。

農業が総てに優先して。土地使用できるとしたら、国内は大騒ぎになるだろう。実は、海では、そんなことが起きている。

定置網は、そこかしこ 魚もボートも一網打尽

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