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<秋分> Justitiaが持つ命の仕組み

意識的であろうが、無意識であろうが、
生きているすべてのものが、
生命力と帰還力のバランスを取ろうとしている。

ゆっくり進むものは、
臆病で繊細な性質を守るために、
安心して移動できる殻を持った。

言い換えれば、
丈夫な殻を装備しているからこそ、
無垢な肉体を持つからこそ、
自分のペースで移動ができる。
ゆっくりと旅しながら目的を達成できる。

スピードあるものは、
臆病で繊細な性質を守るために、
薄い殻を装備し、
安心して戻れる拠点を持った。

言い換えれば、
拠点という場所を持つからこそ、
薄い殻を装備しているからこそ、
俊足に動ける能力を十分に発揮し、
短時間で効率よく目的を達成できる。

生き残るための無意識の行動が、
守備と冒険のバランスを保っている。

*** 参考映像 ***
https://note.mu/planet9/n/nb9196204fca2


贅沢な時間を生きて、
純粋な情熱に死にたい。


これが個人の世界ならば、
もうひとつバランスをとる必要がある集合世界が存在する。


「自分のペースで旅する個」と

「再短距離で、効率よく目的を達成する社会が求める個」の
バランスを取りたい。


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鏡の向こうへ渡るには、反射的に反応しないこと。
反射する光に騙されてはいけない。
それは本物の光ではなく、偽物の光だから。
鏡で飛び帰って反射することは、来た道を引き返すことと同じ。
鏡の向こうへ吸引されていく小さな光に注目せよ。
その一粒の光の中に、あなたの全存在・全宇宙が宿っているのを見よ。
『岡崎直子さんのアルケミカルステップより』
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「神は小さきところに宿る」

心を抱え、心に満たされ、心をこぼれさせるものとして、
日常の中に散りばめられたカケラに命を吹きこむ。

微細な心の声を拾い上げ、つなぎ合わせ、蘇らせる。



今いちばん心に響いている言葉は?

”自分に正直であるか”



研ぎ澄まされた純粋な精神を通して、
解き放たれる真の美しさを天秤の軸に定め、
物事を切り分けていく。


”自分から見た世界と他者から見た世界”

安心して戻れる拠点を持ち、
もっとも心地よく旅する自分の世界と、
社会から求められるもうひとつの世界に存在する私。


集合の中で必要となる自分を新たに見つけること。
そこでは、誰にとって必要とされるか?
どう活用出来るのか?

この2つの次元をつなぐ、
調和の一点を見い出す客観的視点とバランス感覚が、
天秤を釣り合わせる。

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