先日、2010年に訪ねたタスマニアの旅をまとめた記事を投稿しました。
今回は、その旅を通じて体感的に学んだ、フラワーエッセンスの働きについてご紹介したいと思います。

タスマニアに旅行中、ツアー仲間の友人から「タスマニアに来たら、フラワーエッセンスの味が変わった」という話が出てきました。

フラワーエッセンスは、植物のエネルギーを水に転写した波動水です。
ブランデーやグリセリン、ビネガーなどの保存料が味に影響を与えるものの、基本的にフラワーエッセンスは水そのものと言って構いません。
それでも、フラワーエッセンスを何種類か飲み続けた人の中には、摂るエッセンスが変わると、微妙に味の印象が変わった……という感想を持つ人が少なくないのです。
もちろん、フラワーエッセンスを検査しても、そこに化学成分はほとんど含まれていません。
ですから、味の印象として感じるのは、純粋に植物のエネルギー（エッセンス）によるものなのです。
フラワーエッセンスが違えば、エネルギーは異なりますから、敏感な人であればその違いを味や感覚で察知することもできるでしょう。
でも、今回の友人の話は、日本で飲んでいたエッセンスをタスマニアに持ってきたら、微妙に味が変わっていたということなのです。

なぜそのような変化が起きたのか？
恐らく、土地の磁場による影響なのだと考えられます。
タスマニアという土地のエネルギーもそうですし、北半球と南半球のエネルギーの違いなどもあるのかもしれません（渦巻きの向きが異なりますよね）。
エッセンスの微妙な変化を感じ取ったという話に、私はとても衝撃を受けました。
私ったら、そんなことまったく気にも留めず、日常のルーティーンとして何も考えずにエッセンスを飲んでいたので、もっと注意深く観察しなくちゃ、と思ったのですね（汗）。

ただ、そんな私でも、欠かさず飲んでいたエッセンスを、旅行中のとある期間だけピタリと飲まなくなってしまったことがありました。
フラワーエッセンスを飲まなくなる、飲み忘れるというのは、そのエッセンスをもはや必要としなくなったサインであるとされています。
確かに、そのような形でエッセンスの期間が終了したことを知る場合も多くあります。
しかし、エッセンス服用期間中に、その部分だけまるでブランクが空くかのように飲み忘れたり、飲む必要がないと感じたりすることが時としてあるのです。

タスマニア滞在中、私がエッセンスを飲まなくなったのは、仲間との旅を終えて、独りで延泊滞在していた期間でした。
昔の馬小屋を改装して作られたコテージに宿泊していたのですが、その宿は1850年代に建てられた当時のままの外観と内装を保っている宿泊施設だったのです。
アンティークの家具や小物、さらにおもてなしとして各部屋に飾られた花々に囲まれた空間はとても居心地がよく、私はこの宿に来てようやくぐっすりと熟睡することができました（一日の大半をベッドで過ごしたと言っても大げさではないかも）。

本当に、心からくつろげる場所だったのです。
ここに滞在中、エッセンスの必要性を感じなくなってしまったのは、この空間が放つエネルギーに身も心も包まれたからに違いありません。
なぜなら、この宿をチェックアウトして、帰国の飛行機に乗るときには、再び「エッセンスを飲まなきゃ」と思ったので。

これは私の体験に限らず、クライアントさんからいただくレポートにも「フラワーエッセンスを飲み忘れた日が数日ある」といった報告がときどき上がってきます。
先日、対面セッションのクライアントさんからも報告をいただいたので、飲み忘れた数日間の出来事を伺ってみました。
そうすると、やはりご本人には思い当たる節があるのです。
ちょうどその頃、フラワーエッセンスのチェリープラムの話を聞く機会があったのだとか。
ちょうど見頃になっていた桜にチェリープラムの姿を重ねて「一度飲んでみたいなぁ」という気持ちになっていたそうです。
O-ringでチェックしてみると、確かにチェリープラムのフラワーカードに反応が見られました。
これは恐らく、チェリープラムへの思いが強くなったため、継続して飲んでいるフラワーエッセンスを一時的に必要としなくなったということなのでしょう。

フラワーエッセンスは、何もエッセンスボトルを飲むだけが方法ではありません。
植物の写真を見たりフラワーエッセンスの話を聞いて感じたりすれば、そのエッセンス（エネルギー）は確実に心身に作用するのです。
ですから、ついうっかりエッセンスを飲み忘れてしまったときも、そのときにどんなことがあったか、どのような気持ちになっていたか……などを振り返ってみるとよいでしょう。
きっと、気づかない間に植物や自然界、地球や宇宙の磁場、あるいは天使や妖精など別のエッセンスの働きを受けているのかもしれませんよ。