女性向けカプセルホテルおすすめまとめ

女性向けのカプセルホテルまとめって少ない

以前、私は家を追い出されてジプシーをしたことがある、という記事を書きました。

その時に大変助けになったのはカプセルホテル。なぜならとっても安い。下手すると2000円台くらいで泊まれるわけなので、いつ終わるとも知れないジプシー生活の中でのカプセルホテルの存在は大変有難かったわけなのです。

でもって、カプセルホテルを選ぶ際に私が重要視したのは二点。

・安いこと(2000円台をメインに3000円までが一日の予算) 

・女性が使いやすいこと

(あと当時は一か所で働きながらだったので、職場から近いこと も選択肢に入っていたっちゃあ入っていたのですが、宿泊場から一時間以内に職場に着ければよかったのでそこは今回割愛します)

そういう視点でホテルを探す際、カプセルホテルに泊まるなんて初めてのことだったので、いろいろとネットで調べてみたのですが、意外とこれが女性向けのまとめが少ないということに気が付きました。

いろいろ調べている中で、そういえばカプセルホテルって昔は男性サラリーマンが仕事や飲みで終電逃したときに泊まるものだって聞いた気がするな……ということを思い出したのです。そりゃ少ないわけだ。

でも今は私のように何か突然家に戻れない理由が出来て泊まらなければならない人や、遊びや仕事で終電を逃してしまったり、ライブやレジャーの遠征で宿泊費は抑えたい!という人が女性が増えているはず……。

というわけで個人的に実際泊まったカプセルホテルの、女性の視点でのレビューを★5満点(☆は0.5点)でしてみようと思います。

まとめるにあたって

・個人的な意見、レビューです。合わないな、ここはイマイチだなと思うところがあっても、誹謗中傷の意図は一切ありません。参考までにどうぞ。

・泊まったのは2018年9月~10月時点なので、いろいろと変更になっている場合があります。泊まってみようかな!と思ったら是非一度HPを確認なさってください。

・基本的に各場所1泊しかしていません(例外的に2~3回泊まった場所もありますが、連泊はなし)。せっかく泊まるならいろいろ泊まりたかったので。

・土日は友人が毎週おうちに泊めてくれていたので、平日にのみカプセルホテルを利用していました。

・Wi-Fiのことについては特に記述していませんが、最早標準と化しているようでどこも完備だったと記憶しています。ただあくまでも「だったはず」なので、ご利用をお考えの際はこちらもぜひHPで事前にチェックを。

・東京限定。

ということを踏まえた上でお読みいただければと思います。

カプセルホテルに泊まりたいけど、どこに泊まればいいの!?どこが安心なのかな……という女性の、少しでも参考になれば幸いです。


上野・御徒町 おもてなしのお宿 ★★★★★

ジプシー生活の中で一番泊まらせていただいたカプセルホテル(職場へ行くにも楽で、土地勘のある場所でもあったので余計ではあるのですが)。いい意味でアットホームというか、ビジネス過ぎず人の距離が近すぎないホテルでした。

良かった点

女性専用フロアがあるので安心。バーコードの付いたリストバンドをかざさないとフロアのドアが開かないので、男性が入ってくるのが難しいという点はとっても安心できます。

安いこと!平日で2600円。逆を言うと安いので割といつも予約でいっぱいではありました、早めの予約をおすすめ。

駅から近いこと。JR上野駅の中央改札から出て真っ直ぐ歩くだけ。駅から5分~10分弱くらい。迷わないくらいの分かりやすい場所にあります。

お風呂がある!私はお風呂に入らないと一日が終わらない……と感じてしまうタイプなので、ゆっくり湯船につかれるのは本当に嬉しいことでした。もちろんシャンプーやリンス、ドライヤーも設置してあります。私は利用しなかったのですが、サウナもあります。

コンビニ直結。ホテルの一階からドアを通じてコンビニに繋がっています。ホテル館内への持ち込みももちろんOK。雨が降っても濡れないし、あ これが足りない!なんてものがあっても応急処置的に買うことが出来るので大変便利です。

ラウンジがある。漫画等も棚にずらっと並んでいて、自由に読めます。リラックスシートというマッサージチェアのような頭当てやひじ掛けのついた椅子もあります。

コインランドリー、乾燥機があること。いつお洗濯ができるか分からない身からするととても有難かったです。残暑も厳しかったので、汗もけっこうかきましたしね。

ダイニングエリアがある。コンビニはちょっとなぁという方はダイニングエリアでお手頃価格でご飯とドリンクが楽しめます。

私は利用しなかったのですが、ナノスチーマーやヘアアイロンも無料で貸し出ししてくれるそう。充電器やiPadなんかも無料で借りられる模様。

ちょっと残念に思った点

ポッド内が狭目。もちろん身体を伸ばしてきちんと眠れるだけの広さはあるけれど、他のところと比べると少し狭い。そのうえ見られないのにテレビが設置されているので、そこに数回身体をぶつけました。見られないなら外してくれればいいのになぁ……と思うなど。

ロッカーらしいロッカーがなく、トランクはロビー預かりになるので、少し不便(泊まるフロアにトランクは確か持ち込みが出来なかったはず)。目の前のカウンターでスタッフの方が見てくれているので、防犯的には恐らく問題がない……と思うし、私も何かトラブルがあったことはないのですが、ちょっぴり不安かも。あれ忘れた!となるとカウンターでスタッフの方に声を掛けて、番号札を見せ、取り出すことになります。(荷物の整理自体はロビーで快くやらせてくれます。ただ、下着など見られたくないものをきちんとビニールやポーチで包んでおかないと、公衆の面前に晒してしまう可能性があるのでご注意を……)


赤坂 9hours ★★★

カプセルホテル界ではもしかしたら一番有名かも。youtubeなどで取り上げられることが多く、海外の人も良く泊まっている印象。実際私をレセプションで対応してくれたスタッフさんは韓国の方でした。全国に支店があるのですが、私が宿泊したのは赤坂です(某ミュージカルの当日券に並ぶためだったんです、取れませんでしたが……)。

良かった点

とにかくスタイリッシュ。格好いいです。まるでSF映画の宇宙ポッドに宿泊するかのような非日常感を味わえます。

シャワーが24時間好きな時に入れる。結構××時~××時といっては入れる時間が制限されている場合があるのですが、ここはいつでも好きな時間に入れます。

ポッド内が広く、明るい。かなり開放的な雰囲気のあるポッドです。結構ポッド内の暗いホテルもあるのですが、内側がつるんとした白であるのも相まってか、明るいほうです。暗いと心理的にも何となく暗くなりやすいので、明るいとなんだかほっとしますね。

上段のみのポッドがある。二段ベッド、あるいはこうしたカプセルホテルの下段にいたことのある人ならご存知でしょうが、かなり上段の人に過ごしやすさは左右されます。寝返りがすごかったり、不器用なのか色々なところにぶつかられたりしていると、下段に響く響く……。9hoursさんには下段がそもそもないポッドもあります。空いている時ということにはなってしまうかもしれませんが、恐らく優先的に入れてくださっているんだと思います。下段に気を遣わず、上段の音に一喜一憂しなくてもいいのは精神衛生的にもとても楽です。

ポッド周辺に適度な"音"がある。静かすぎても物音が気になったり、逆にこちらが気を遣わなければならないもの。空調の音なのか、うるさすぎない音が常にしていたので楽に過ごせました。

1Fにコーヒースタンドがある。私は利用しなかったのですが(またか)、神保町にあるコーヒーショップが運営されているそうです。ハンドドリップ、かつおしゃれだったので、時間や余裕があれば利用したかったなあ。

館内着がおしゃれ。健康ランドかな……みたいな館内着のところが多い中、ここはブラックの格好いいウェア。

ちょっと残念に思った点

グローバル、故に。先述の通り、海外のお客さんもたくさんいらしている様子。それは特に気にしないのですが、スタッフの中にもその対応のためか、海外の方がいらっしゃいます。私を対応してくださった方は確か韓国の方でした。もちろん日本語で宿泊のルール等を説明してくださったのですが、とても聞き取りづらい……!!韓国語は「ツ」や「ザ」「ズ」「ゼ」「ゾ」などの音がないのだそう。恐らくそれが原因だと思うのですが、半分くらい何を言っているのか分かりませんでした……。きちんと印刷されたルールの紙を頂いたので、あ こういうことかぁと理解はできましたが、口頭での理解は厳しかったですね……。

女性専用フロアはあるけど。女性専用フロアはありますが、セキュリティ的に分けられているわけではないので、ドアを開ければ普通に男性でも恐らく入ってこられると思います。日本なので、まあないとは思うのですが、ちょっと不安に思いました。神田の9hoursさんは「ウーマン」と銘打っているように女性しか宿泊できないようなので、心配な方はこちらを検討されるといいかもしれません。

ロッカーがあまり大きくない。私のトランクは割と大きめのサイズなのですが(国内3~4泊くらい?きちんと測ってないので分からないのですが、ごめんなさい)、かなりギリッギリでした。なんとか入りましたけれども。あとロッカールーム自体が狭いので、周囲の人と気を遣い合わざるをえず、荷物整理が大変でした。リュック・カバンレベルなら、前述通りポッド内が広く適度な音があるので、多少周囲への配慮をすれば自分のスペースでの整理は余裕です。

コインランドリー・乾燥機がない。公式HPにも記載はありますが、洗濯や乾燥できる場所がありません。

歯ブラシ以外のアメニティはほとんどない。もちろんバスルームにはシャンプー(おしゃれなやつ!)等があるのですが、ヘアブラシやかみそりといったアメニティは付いてきません。こういったところに泊まること前提で用意があって来ていれば問題ありませんが、飛び込みで止まることになった時は困ってしまうかも。


八丁堀 MAYU 東京 WOMAN ★★★★☆

完全に女性向けのカプセルホテル。八丁堀という立地もディズニーリゾートへの利便性が良く、いろいろな場所へ行きやすいですよね。すてきな点がたくさんあるので、詳細は下へ。

良い点

泊まれるのは女性のみ。同性しかいないというのは、特に一人で宿泊する女性にとってとても安心できること。しかも従業員も女性のみ。かなり安心して宿泊タイムを過ごすことが出来ます。

ロッカーはトランクが余裕で入るサイズ。9hoursさんのところで書いたように、私の利用していたトランクはかなり大きめだったのですが、すっぽり余裕をもって入れることが出来ました。二段づくりになっていて、上に靴を入れるスペースもあります。

お風呂場に清掃がよく来てくれる。頻繁に清掃が入るのを煩わしく思う方もいらっしゃるかもしれませんが、私としてはしっかりしているなという印象でした。特に女性のバスエリアは髪の毛がどうしてもよく落ちているもの。多少は目をつぶることはできても、たくさん落ちているとどうしても不潔に感じてしまいます。それがほとんどないのはとても嬉しかったです。

ポッド内が広い、明るい。小テーブルのようなものや、ポッド内に鍵のかかる小物入れまであります。ロッカーに入れるほどじゃないけど手元に置いておきたいお財布など、寝るときに入れておくととっても安心。白が基調なので、それも相まって明るい印象。枕元だけでなく、ポッド全体が明るくなるのも嬉しかったです。壁周辺は木材が使われているので、9hoursさんのスタイリッシュさとは逆の、温かみのある雰囲気が素敵。

清潔感がある。お風呂場での欄で書いたように、とてもお掃除の行き届いている感じがとっても好印象でした。白が基調というのも、お掃除がきちんとされていないと難しいかと思います。

アメニティーがかなり揃っている。ヘアブラシやかみそりはないものの(逆に何故ないのかなと不思議に思ってしまうほど)、歯ブラシ・シャンプー、コンディショナーは当然のこと、白のかわいい館内着、綿棒やコットン、化粧水や乳液、クレンジングなどなどまで用意されています!ヘアアイロン・コテや爪切り、ソーイングセット、ケータイの充電器も無料で借りられます。

セキュリティーは万全。女性しかいないので既にかなり安心ですが、カードキーが必要なので、そのフロアに用がない人は入れないので二重に安心。

ラウンジがおしゃれでかわいい!5階に共有スペースのラウンジがあります。可愛いクッションの置いてあるソファがあり、無料で飲めるガラス製のハーブティーサーバーまで!私はお風呂上りに飲んだのですが、おいしかったです。私が泊まった時は雨だったので出られなかったのですが、テラスもあり、晴れた日はきっともっと開放感があって明るいんだろうなと思います。大テーブルには各席の下にコンセントがあります。朝はバスエリアが混むので、メイクスペースにも使えるようになっています(スタンド式のミラーが置いてありました)。

ちょっと残念に思った点

ややお値段設定が高め。これは値段設定をかなり低めにしている私の、完全なる我儘だとは思うのですが、他のところと比べるとややお高め。とはいえ、この施設・サービスの充実ぶりと安心感からすれば安いくらいだと思います。少し余裕がある女性は是非検討していただきたいほど。

駅からは少し歩く。雨だったのもあったと思うのですが、少し距離を感じました。ただ、公式にあるアクセスの地図はgoogle mapだけでなく、「××コンビニを右」といったランドマーク式の地図もあり、地図を読むのが苦手な人(私のことだ)にもかなり親切です。

ロールカーテンがゆっくり閉まらない。ジャッ!と開きます。慣れればどうということはありませんが、初回はかなりびびりました。勢いが付くとガターン!と大きな音を立てて周囲の人にご迷惑をおかけしてしまう可能性があるので、覚えておくとびっくりしなくて済むはず。

コンセントの幅。1つしかコンセントがないところも多い中、2つ口があるのはとても嬉しいのですが、2つの間隔がやや狭いので差し口が大きいともしかしたら並んで差せないかもしれません。


とりあえず今日は第一弾としてここまで。随時更新していきたいです。



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