カードを読んで今回は詩にしてみました。

とある未知なる集合意識・個人意識に重なり出てきたカードの写真や絵から、訴えかけられるメッセージ、ストーリーをなるべくそのまま描写しています。ひとは無限の意識存在で、個々の秘める意識の展開は万華鏡さながら、毎回胸を熱くして読ませてもらってます。

①～③までありますので、選んでみてください。

①

②

③

リーディングソング～～～～～～～～～～

①

ようやく

あなたは檻のなかから外へ出た　出てみた

あなたがつくった　あなたの意識の檻

怒り　哀しみ　後悔　喜び・・・　あらゆる意識の無限の層

穴に落ち込んで動けなくて　上方をじっとずっと見つめていた

その目は　金に輝く獅子の目

檻の外より　その無限の層を見つめる

そして　遠くかなたに去ってしまった　ひとつの影を

都市の夕日を背負う　気高く美しい　　影

どんなに遠く離れてしまっても　あなたの目にはありありと存在感をもって迫りくる　影　

そうして今

その存在の放っていた輝きも痛みも愛したとき

あなたの獅子のこころは　ひとつの意識として

永遠のなかで彼女と結ばれる

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②

重く雲のたちこめる世界　

そこがあなたの世界だと思っていた

そこをさらに　

さらに　小さく切り取った枠のなかが

あなたの居場所だった　

小さく自分を満たして

ずっと

その枠のなかから　あなたは　ついにあなたを　締め出した

　嵐とともに

今　入口の前にたどり着いたんだ

あなたの知らない　温かさ　静かな躍動　あなたを待ってくれている　仲間

その新しい世界の　入口の前で　あなたは待っている

タイミングを

あなたは満たされている

そこは　未知なる入口でありながらも　あなたの帰る場所だから

パン！　と堰を切ったように　　あなたは喜びとともに駆け出していくことを知っている

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③

終わりなき道

ただ繰り返される強大な建造物の延々続く　暗い世界だった　

暗がりに灯る輝きはすべて　一部の持つ者へのものだった

架空のひかり　重いひかり

不思議な引力を持ち　あなたはそこを歩き　世界を見据え　制覇することができた

油と誰かの流した涙で湿る　人気ないストリート

もうそこから　あなたはあなたを消す決意をする

自身の意思で　

軽やかに　

あなたは消えた・・・

その引力は　月と化した

気づくと　あなたは砂漠に立ち　

美しいひとと手を取り合っていた

　　美しい色の世界が明けようとしていた