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このまちは

あるとき   だれかが　　新天地をもとめて移り

ここにおおきな希望を掲げ

ときには　敵に向かい  闘い

どんなときも　どんなことでも

ここに生きた無数のひとびとの想いにより　かたちづくられ　

今に守られてきた

いま　　あなたは確かに　　　この地にだれかと立ち

過去のすべての想いは　　　あなたを通し

あたらしい未来へとつながれる　

あなたは　そのひとコマ

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じぶんのいる土地を手ばなしで大好きだと言えないとき
なにか重さのような、不自由さのようなものを感じるとき
それは体感できるその土地の歴史、というものかもしれない

それを嫌うのか？

それともそれはかつてここで生きたものたちの、想いだったとして受けとるのか

新しい歴史を始められるのは　そこからかもしれない