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核により変わり果てた地に立つ~リーディングメッセージ

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変わり果てた世界が癒えるのに、どのくらい待たなければならないだろう

たくさんの生が一掃された単色の大地に 

生の滅する 引きのちからに促され 湧き上がる単一なる植物の群生は

他のなにものも寄せ付けない おばけ森

プラント(植物)の代わりにプラント(工場)を頼り

コロニーをつくり 減ったり また増えたりしながら 

それでもひとは生きている


そんなデストピアに立ち ようやく笑っている

明確な希望に ようやく目覚めて

朗報を ようやく受け入れて

ひとは笑っている

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このシリーズ最初にして、カードが出したのは、見たくなかった世界だった。核兵器が使用されたあとの世界。
自然やひと、いのちのちからをわたしはどこかで信じている。けれども一度核による破壊が起これば、再び豊かに地と関わり繁栄してゆけるまでには長い道のりがあるのだろう。そんな時を、ひとは自然なしの灰の地で生きるのか。

このVisionはひとつの可能性の未来だ。不思議なのはこのなかで人間は、真の希望的な世界をやっと確かに描けるようになっていること。

灰の世界からみた希望があったのだと今受け入れられれば、ここから新しい夢を選んで、違う未来像を歩むことができるのかもしれない。



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