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時を経て味わい深くなるもの。

時を経て、味わい深く愛着も深くなっていくものがある。無垢材で作られた家具や皮製品、気に入ってる万年筆や植木鉢などなど。

このカレンダーには曜日の表示がない。1年限りではなく、毎年使ってもらえたらという思いがあったから。最初から頭にあったのは、植物標本のようなイメージでした。毎年使っているうちに、色もあせ、黄ばみもでき、ボロボロにもなり、使う人それぞれのカレンダーに変化していく。そんな古びた状態が私の思い描く植物カレンダーの完成形というか理想です。ほんとに効率が悪い...

効率がどうしても優先されてしまう世の中で、こんなカレンダーがあってもいいと思う。はたして、自分が思い描くような古びて愛着が深くなるカレンダーに変化していくかどうかはわからないけれど、それを一つの楽しみとして使い続けてもらえたら、と思ってます。


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