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<第50回>オペルクリカリア 属の発芽について



今日は半分を折り返す50回です。
基本的に長続きする性格ではないのですが、植物に関することについては、割と長続きするのだな、と我ながら感心しています。

さて、今日はタネの発芽について実験結果が出たのでご報告です。

ひょんなことから手に入れたオペルクリカリア ボレアリスという種があります。
オペルクリカリア の発芽は情報も少なく、私の手元でも発芽率が悪いものが多くありました。

しかし、今回の実験である程度の成果があったのです。

今回の放送もRadiotalkで配信をしています。

https://radiotalk.jp/talk/150144

まず一つ目の発見です。
今実験しているのは、比較法を使った発芽管理です。
メネデール100倍希薄に24時間漬け込んだ種。
冷蔵庫に9時間入れた種。
80度のお湯につけた種。
の3種類でどれが最短で発芽するのか、という実験です。

そして、どれが発芽率が良かったかというと、冷蔵庫でした。5日目で発芽しています。
発芽タイミングはメネデール100倍希薄と変わらなかったのですが、発芽数が多いのは冷蔵庫です。

これで絶対発芽する!という確証はないのですが、低温処理することは少なからず効果はあるかもしれないと感じた次第です。

二つ目の発見です。
オペルクリカリア 属の種は非常に固く、削らなければ、とか塩酸に入れなければとかいうことがまことしやかに言われていますが、実はそうではなさそうです。
タネの表面にうっすらと切れ込みが入っており、そこが割れて発芽するようです。実際、出てきた種を見てもどれも同じ場所から発芽しているので、これは間違いがありません。
ですので、特に削るなどの作業は関係なく、種を横に寝かせ、かつ割れ目を地面と水平になるように置くことが大切かと思います。

これからも実験を続けてみますが、デカリー・パキプス も撒いてみようかと思っています。
結果が出たらまた共有ができたらと思っています。

さて、今日は以上です。いかがだったでしょうか。
それにしてもパキプス の種は高いですね。一粒3500円という高さ。高騰しているなぁと思います。僕は、価値より、種類派なので、いろんな種類のタネを買ってたくさんの喜びを味わいたいと思ってしまうのです。

今日は梅雨の晴れ間となる場所も多いようです。

洗濯物をしっかりと乾かしましょう。
それでは今日も良い一日を。

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