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<第9回>生育期に合わせた水やりをしよう

今日は簡単そうに見えてとっても難しい「植物に水をやるタイミング」について3つのポイントのうち、2つ目をお話ししていきます。今日もどうぞ最後までよろしくお願いします。

今回もRadiotolkで配信をしています。


みなさんは水やり、についてどのようにお考えでしょうか。今、観葉植物を育てている方や、これから植物を育てようとしている方は水やりについて、様々なことをお考えになっているかもしれませ。
でも、ちょっと待ってください。水やり3年といわれるぐらい、観葉植物への水やりは難しいのです。
実は、水やりには3つの前提条件を知っておく必要があります。

水やりをしていくうえで、知っておかなければいけないのは
①鉢の種類と鉢が置かれている環境
②植物がどれほど水を好むのか
③水やりの種類

の3つ。

今回は植物がどれほど水を好むのかについてお話をしましょう。

大きな枠でお話をすると、水を好むのか、好まないのか。
水を好む植物といえば、薔薇やカキツバタ、紫陽花など。
水を好まない植物といえば、所謂多肉植物と呼ばれる植物たち。

ですが、ここで気をつけたいいのは、どちらの植物であっても生育期によって水を好むのか、好まないのかがあるよ、ということなのです。

具体例を出すと
夏型生育:パキポディウム・胡蝶蘭、サンスベリア・ユーフォルビア・アガベなどは、夏に水やり冬は断水。
冬型生育:ブーファン ディスティチャ・コノフィツム・リトープス・亀甲竜などは、夏は断水。冬に水やり。
秋冬型生育:エケベリア・ハオルチア 、セダム、クラッスラなどは、夏と冬は断水。春秋に水やり。

となります。しかし、例えばアガベであっても種類によっては生育期だけれども、水をやりすぎてはいけないとか、完全に乾いてからでないと水やりをしてはいけない、など日本で育てるからこそ、または個々人の家での環境にあった水やりをしていかなければいけません。

こう考えると難しくなってきますよね?

ですので、私からの提案があります。
一つは大雑把に生育期を把握してください。
二つ目に土の表面が乾き、かつ鉢が軽くなったら水やりをしてください。
三つ目に休眠期には水を鉢から水が流れるほどやらないでください。

最初は悩みますが、慣れてくると「今日は水やりだな」と分かるようになってきます。

水やりは難しいですが、この生育期を把握した水やりをすると、植物と長く、そして楽しく過ごすことができるのではないでしょうか。

今日は以上です。
夜の気温も上がり始め、部屋にしまっていた植物たちも1日を通して外に出すことができる季節となってきました。
ですが、まだまだ寒の戻りはありますので十分に気をつけてくださいね。

それでは今日も良い1日を。

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