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<第3回>土について考える


皆様、いかがお過ごしでしょうか。内野でございます。
この投稿ではどんな植物でも、種から育てたいよね、という方やベランダで植物を育てたいけど、すぐからしちゃうどう育てればいいの?という人たちに向けて、私なりの植物との関わり方をお伝えできればと考えています。

このお話はRadiotalkでも配信をしています。

https://radiotalk.jp/talk/134741

今日は種から植物を育てるにあたって重要なことについてお伝えしていきます。
僕なりに、重要だと思うのは3つあると前々回で書いていますが、今回は、2つ目についてお伝えしていきますので、最後までよろしくお願いします。

種から、だけではなく、例えばホームセンターやナーセリーで購入した植物たち。この植物たちの土について皆さんは考えたことがあるでしょうか。

なぜ土を考えるのかというと、植物にとって土は栄養を吸収するとっても重要な器官、人間でいえば内蔵や口のような機能を有する「根っこ」が直接触れるところだからです。

この土をおろそかにしてしまうと、根腐れが起こったり、根っこがうまく育たず、生育に影響が出たりと様々な問題が発生します。

だから、根のことを考えて、ひいては植物全体のことを考えて、土について考える必要があるのです。

では、その土はどの様に考えていけばいいのでしょうか。

種から育てる場合とすでに育っている植物を育てる場合とは少し変わってくるのですが、
例えば、すでに育っているコーデックスと言われる南アフリカを原産とする植物たちを購入した場合
彼らは水はけの良い、アルカリ性の土を好みます。
なので、使用する土は赤玉土であったり、鹿沼土や軽石、パーライトと呼ばれる土をミックスして培養土と呼ばれる成長する為の土を作ります。

配合割合は大体半分以上を赤玉土、残りを鹿沼土を多くして他の土をブレンドするという形になります。

でも、初めて植物を育てます!という人が、こんなことを考えるのは難しいですよね。だから、市販の培養土を購入して育てて欲しいのです。

例えば、アイリスオーヤマから出ている多肉植物用ゴールデン培養土やゴールデン粒状培養土が人気ですね。ホームセンターなどにいけば植物コーナーに置いてありますので、ぜひご覧になってください。
もちろん、植物を買ってきて土を変えずに育ててもいいのです。ただし、チェックして欲しいのは土がカッチカチに固まっていないか。または、スカスカ過ぎないか。この点だけチェックしてください。
種から育てる場合にはぜひ、この市販の培養土、種まき培養土を購入して発芽させるのが良いかと思います。タキイの種まき培養土などが人気ですね。比較的、どの様な種まき培養土でも発芽はしてくれるので、安心して使用できると思います。
3枚目の葉っぱが出てきたな、というときが普通の培養土に変えてあげるタイミングです。その時には植物にあった培養土を購入して植え替えてあげましょう。

新生活も始まり、植物も迎え入れたい気持ちになります。植物にとっても成長しやすい時期の始まります。
植物を迎え入れる際には、その植物にあった土を考えてあげると、より素敵な植物ライフが送れるかもしれません。

土についていかがだったでしょうか。私も始めるまでは土のことなんか考えたことはなかったのですが、育てていくうちに「なるほど、一番重要じゃないか?」と考える様になりました。一度身につくとある程度の感は掴んでくるので、ぜひチャレンジしてみましょう!

それでは今日も良い一日を。

このnoteが皆様のお役に立てれば幸いです。

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