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<第33回>植物ライフで言いたい放題〜競うとラットレースというお話〜

皆様、いかがお過ごしでしょうか。内野でございます。
このチャンネルではどんな植物でも、種から育てたいよね、という方やベランダで植物を育てたいけど、すぐからしちゃう、どう育てればいいの?という人たちに向けて、僕なりの植物との関わり方をお伝えできればと考えていますが、毎週土曜日は植物トピックで色んなことを私なりの見解でお話をしたいと思っています。名付けて、植物ライフで言いたい放題。
今日も言いっぱなしで配信をいたしますのでよろしければ最後までよろしくお願いします。

この配信はRadiotalkでも配信をしています。


ちなみに、この土曜日の配信は僕のための配信ですのでお役立ち情報は入っていません。

今日はマダガスカル植物の輸出禁止についてということと、マニアックな人の価値観の押し付けというお話をしていこうと思います。
どうぞ最後までよろしくお願いします。

植物を始めました!というビギナーの方にはあまり馴染みはないかもしれませんが、観葉植物業界、特に塊根植物を好んで育てる人たちの中で注目度が高い自生地の一つがマダガスカルにあります。

マダガスカルは南アフリカのすぐ隣の島にあり、植物が独特の進化を遂げている場所でもあります。

20年ほど前に植物の輸出が可能となり、日本にも数多くの植物がやってきました。
しかし、最近自然保護の観点から輸出が禁止になるのでは?という噂が飛び交っています。
と言いますのも、パキポディウム やオペルクリカリア パキプス などの植物が乱獲され、自生地には立派な株が存在しなくなっているという現実があるからです。

そのようなことから、環境を守ろうということで輸出を禁止しますよ、というお話が出てきているようです。

どうなるのかはまだ分かっていませんが、みなさんはどのように考えられますか?

僕は、仕方ないなと思うのです。加減なしに山木をとってきたので、生えるまで約数十年は輸出禁止にするのは、まぁ当たり前かと。

しかし、ですね。これには植物好きな大先輩がたの中では賛否両論ということだそうです。
なぜか、という真意を知れていませんので深くはお話ができませんが、自然を守るためなら仕方がないという考えを否、認めないという方もいらっしゃるようです。

植物の業界は今でこそ広がってきましたが、10年ほど前は本当にマニアックで知る人ぞ知る!みたいな節がありました。今もそうですが、、、

だからこそ、まだまだ閉鎖的な、独特な世界観が広がっているのだと思います。一般人には触れ得ない領域がある感じです。

自然を守ろう!という教育を受けてきたミレニアム世代の私たちにはどうも理解ができないのです。なぜ、そのような思考になるのでしょうか。一度お話を伺ってみたいです。

もちろん、その地域から輸出入をしてビジネスをされている方は大打撃ですよね。その方々がおっしゃるのはよーくわかります。当然です。
ですが、一消費者がどうだこうだ言うことはないはずなのになぁと思うのです。

さて、そんな中この状況を良しとした転売屋が動き出します。
希少性を武器に利ざやを稼ごうと考えたようです。
そして、今しかない!と思い購入する方もいらっしゃるようです。

まぁ、いいじゃないですか。と私は思うのですが、やはりそれを否と考える方もいらっしゃるようですね。
もちろん、植物抜きで考えられた思考に、今後の植物業界の未来はないという考えもあるのですが、植物は人間にとってやはり物と捉える人が多いので、仕方のない世界が繰り広げられると思うのです。

というのも、植物ってそもそも値段がつけづらいのです。愛情を持って育てた生き物に値段なんかつけられるはずがありません。
それでも値段をつけるのです。
それなのに、あそこは高い、でもうちは適正な値段で、と言い張る時点で同じ土俵に乗ってるなと感じます。

本当に大好きな方が販売をするのであれば、同じ土俵には乗って欲しくないですね。時勢もあるので高いときには高いとか、プライオリティーをつけて高い、気持ちを乗せて高い、そんな感じでいいのではないかと思うのです。

なぜ競うのでしょうか。謎です。

メルカリで販売される植物も同じですね。あの世界で売られる植物と、本当のプロが作る植物とは物が違います。買う人の思考も、軸も様々です。
なので、プロの買い手を相手とする方にとって、メルカリや転売屋などはそもそも競争相手ではないはずです。

これも植物を愛する人がやる商いゆえの性なのでしょうか。難しいのでしょうね。


今日は以上です。本日は最近思う時勢について言いっぱなしで放送していきました!

僕の地域では雨が強くなってきています。
植物たちを長雨にさらさないような措置が必要になってきました。皆様もお気をつけください!
それでは今日も良い一日を!

このnoteが皆様のお役に立てれば幸いです。

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