日本最後の炭鉱の島・池島へ。

画像1 長崎にある ”日本最後の炭鉱の島” 、池島に行きました。
画像2 長崎の「炭鉱の島」といえば、軍艦島(端島)が有名ですが、こちらは軍艦島よりも自由に歩き回れるのが魅力です。
画像3 例えばこちらは、もともと発電所だったという建物。孤島なので、非常時には水も電気も島内で確保できるようにしていたのだそうです。
画像4 昭和34年に開業し、近代炭鉱としては最も新しい炭鉱なのだそうです。平成13年11月に閉山したのち、インドネシアやベトナムの研修施設として使われ、現在は観光地として利用されています。
画像5 廃墟のような建物もありますが、現在は池島は人口140名ほどの島とのこと。(昭和44年当時は、この小さな島には8000人ほどが住んでいたそうです。)炭鉱が稼働していた当時は”家賃が1000円程度だった”という住宅も現役です!
画像6 今回は「長崎さるく」の "池島炭鉱坑内探検ツアー・午前コース" に参加しました。 http://www.saruku.info/course/G902.html 20分ほどのVTRで炭鉱の歴史の説明を受けたのち、「炭鉱弁当」をいただき、ツアーに出発!
画像7 ツアーはこちらの原っぱからスタート。
画像8 (原っぱには、なぜかヤギもいっぱいいる…(かわいい…))
画像9 のどかな原っぱから、トロッコに乗って炭鉱に入って行きます。
画像10 炭鉱内に到着!
画像11 旧炭鉱内では、元々こちらで働いていた”炭鉱マン”さんによる解説が。 炭鉱内は電気は危険なので、エアーで作動する装置を使用されていたり、鉄だと火花が散るので真鍮の道具を使用されていたり…といったお話が。
画像12 小さな島のなかの炭鉱…と思っていたら、近隣の島々を結ぶとても巨大な炭鉱だったんですね!!海底から200m以上深いところを掘っていたのだそうです。 採炭機ドラムカッターの擬似運転など、様々な装置も見せてくださるのが楽しいです!
画像13 こちらの”オーガー"の操作体験などもさせていただきました。
画像14 午後には、8階建アパートや炭鉱住宅など、炭鉱外の建物を見学して回れるツアーも。今回は参加できませんでしたが、こちらも面白そうなので行けばよかったなぁ。
画像15 1周4km程度で歩くこともできるし、島内にはバスも走っているので、自分たちでまわってもよいかもしれません。
画像16 島内を歩いて回ると、こんなふうに”ブイ”(浮き玉)をつかったブイアートも。
画像17 ちなみに、こちらはポスターの写真。上空から見るとこんな風に見えるんですね。
画像18 ”炭鉱の中を歩いてまわる”という、なかなかできない経験もできるし、古い建物も美しい海の風景も楽しめて、オススメのコースです。(こちらは帰りのフェリーから。)
画像19 なお、池島までは各自で向かうツアーです。瀬戸港か神浦港からフェリーか高速船で。わたしは、瀬戸港からフェリーで向かいました。(アクセスはこちら→ http://www.city.nagasaki.lg.jp/shimin/121000/121200/p027560.html

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