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着る人と共に生き続ける衣服 ーYUIMA NAKAZATO 展覧会 @ザ・ギンザ スペース

「やがて衣服は一点ものしか存在しなくなるでしょう。」

 現在、パリ・オートクチュールコレクションに唯一の日本人ゲストデザイナーとして参加しているYUIMA NAKAZATOが想像する人類の未来の姿です。その YUIMA NAKAZATO の展覧会が、二期に分けて銀座にあるマルチスペース・THE GINZA SPACEで開催されています。

YUIMA NAKAZATO 展覧会/販売会 @ザ・ギンザ スペース

 2019 SSコレクション「LIFE」は、モデルのそれぞれの人が大切にしてきたもののパーツを組み合わせ、リベット留めて作られた服。パーツを組み替えることで、雰囲気も、体格も異なる服に変化。

 写真家・高木由利子とヘアメイク・計良宏文のチームでつくりあげた写真作品と映像も展示されています。その服を着用している人たちのバックグラウンド、その衣服への思い入れも想像してしまいます。

 新作だけでなく、2016 AW〜2018 SSまで、過去のコレクションの展示もされています。展覧会は7/21(日)までです。

 翌週、7/27(土)からは、週末を中心に、レーザーカッターで裁断した布地を使って縫わずに組み立てる「TYPE-1」の手法でTシャツを作る即売会を開催するとのことです。

 こちらでも、写真家・高木由利子さん、ヘアメイク・計良宏文さんのチームでの写真作品が展示されるとのこと。こちらの販売会は、9/1(日)まで。

 なお、今回のヘアメイクを務める計良宏文さんによる、公立美術館では初となるヘアメイクアップアーティストによる展覧会「May I Start? 計良宏文の越境するヘアメイク」も、埼玉県立近代美術館で開催中です。こちらでは他のファッションブランドとコラボレーションしたヘアメイク作品が見られオススメです。

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■ YUIMA NAKAZATO 展覧会/販売会 @ザ・ギンザ スペース

会期:
<展覧会>2019年6月15日(土)〜 7月21日(日)
<販売会>7月27日(土)〜9月1日(日)
時間:11:00〜19:00(6月17日、7月8日、8月19日は休館)
会場:ザ・ギンザ スペース
住所:東京都中央区銀座 5-9-15 地下2階

 展覧会では、2019年春夏コレクションで発表した「LIFE」を紹介。このほか写真家の高木由利子と、ヘアメイクの計良宏文とともに制作した写真作品も展示する。
 販売会では、会場でTYPE-1を使い制作する衣服が展開される。また、高木と計良が販売会期間のために制作したヴィジュアルの展示も行う。

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