皐月賞の予想
■【皐月賞前々日オッズ】ダノンザキッドが3.5倍で1番人気
(netkeiba.com - 04月16日 19:30)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=261&from=diary&id=6486600
今年の3歳G1はとても面白い。「ぱっとしないメンバー」などという向きあるが、全くそんなことはないのでして。
もしかして、去年のコントレイルみたいなのがいないから言ってる？ 男子も女子も多士済々、俺は屈指の好メンバーだと思うぞ。
男の子の前哨戦でレベルが高かったのは、1に共同通信杯。2にシンザン記念。基本レースを見てもらったら分かるけど、いずれも好走したメンバーが、次走アレというね。
前者はヴィクティファルス（スプリングSを勝利）にシャフリヤール（毎日杯を圧勝）。後者はマイル路線だから割愛しますが、爾後NZトロフィーを勝った人、今日アーリントンCに出てくる人、そしてG1馬・・・GWのマイルG1なんか、めちゃくちゃ面白いぞ。
では明日の皐月賞、そのレベルの高かった共同通信杯を勝った馬で堅いかどうか。これは後述します。
◆まずは最終追い切りの模様
〈俺の評価〉 〈日刊スポーツの評価〉
・エフフォーリア んー、何だろうなあこれは。△ A
・ダノンザキッド 伸びやか涼やか、やわらかい。○ S
・ディープモンスター スムーズで真っ直ぐ。▲ A
・ヴィクティファルス ピッチ走法でキビキビ。中山向き。二重△ C
・ステラヴェローチェ 小粒も前進気勢で。二重△ B
・ラーゴム 頭高いが。△ A
・アドマイヤハダル 爆発的ではないが、順調。二重△ A
・タイトルホルダー いいねぇ。▲ A
・レッドベルオーブ 折り合いバッチリ。二重△ B
・ヨーホーレイク 遅れも順調。△ C
・アサマノイタズラ 口向き悪くて。△ A
・シュヴァリエローズ 何だこの軍団は。折り合いは良い。△ C
・イルーシヴパンサー 素軽い速い。▲ B
・ワールドリバイバル うんしょ、うんしょ。△ B
・ルーパステソーロ 〃 （2） C
・グラティアス 良いけど遅れが。△ B
両者ともに高評価なのは、
・ダノンザキッド
・ディープモンスター
・アドマイヤハダル
・タイトルホルダー
この4頭。
◆続いて参考レース集。が、これに足りないアイビーS（必見のレース）と若葉Sを付け加えます。
・スプリングS。新聞紙上では「M」も、重とはいえ4F 50.2 / 5F通過が62.5のスロー（S）。これだから困るんだよマスコミ連中は。ちゃんとラップを見て、計算しろよ低脳。
そのスローペースのスプリングSを、ヴィクティファルスは後ろから、しかも大外回してよく差し切った。アサマノイタズラ嶋田騎手はまくり気味が正解。つーかこれ、「積極的に乗れ」という調教師の指示だったわけだが。
・共同通信杯もいかなスローとは言い条、エフフォーリアは奥行きたっぷりの走り。完勝。
ヴィクティファルス以下、負かした連中とは差が。とりわけステラヴェローチェは情け無かった。
・京成杯の勝ちタイムは2分3秒1と、全くレベルが高くない。それでもグラティアスには、勝ち切ったことに一定の評価を与えなければなるまい。
・これまたスローの弥生賞だが、2分2秒3の時計は京成杯より0.8秒速い。勝ったタイトルホルダーは〝展開に恵まれた〝のではなく、「自ら展開を作った」もの。また、ダノンザキッドを「前残りの展開でよく追い詰めた」などという向きあるが、彼もまた好位にいてアレなので、敗戦の言い訳にはならない（好評価には値しない）。
・すみれS。ディープモンスターっていかにも荒削りだなあ。
・きさらぎ賞。ラーゴムは内目、ヨーホーレイクは大外と通った位置は違うが・・・
・朝日杯のレッドベルオーブは、スムーズな競馬をしても伸びあぐね。この走りを見る限り、二千（しかも大外枠）は長いのではないか。
[m:835]アイビーS。オーソクレースは出遅れるもきっちり勝ち切った。それをラーゴムは、道中掛かりながらも追い詰めた。
このレースとホープフルSを見て、俺は皐月賞でオーソクレースに◎を打とうと思っていた。回避が真に残念だが、きさらぎ賞の評価でも今回でも、アイビーSが物差しになると思う。
[m:835]そのアイビーSでダラダラだったアドマイヤハダルの、若葉S。勝ち時計1分59秒5はごく普通で、相手も弱かったこのレースを、さてどう見るか。非常に難しい。
◼️展開
逃げ宣言のワールドリバイバルが行き、隣のタイトルホルダーがこれに続く。最内のアドマイヤハダルも好位につけるが、ラーゴム同様エフフォーリアをマークするのかしないのか。
ダノンザキッドは中段から。ディープモンスターも中段やや後ろで、ヴィクティファルスは末脚に賭ける。
メンバー中、前に行きそうなのは5～6頭で、それだけ見ればスローになりそう。しかしG1でもあり、平均ペース・淀みのない展開までを考えておいた方が良さそう。
◼️印を打つのはなかなかに難しい。だから、面白い。
◎ヴィクティファルス
スプリングSのあの勝ちっぷりは〝一発ハマった〝と言えなくもない。が、スローペースを差し切った脚は評価に値するし、いかにも中山向きで明日は重馬場（良くても稍重まで）。
レベルの高い共同通信杯組では以上の理由でエフフォーリアよりもこっち。調教も、日刊スポーツに反し俺は高評価。
○エフフォーリア
その共同通信杯を圧勝した彼は、しかし「多頭数かつスローペース」を経験していない。先行して強い横山武史ジョッキーはもってこいだしあっさり勝つ場面もありありだが、重馬場と小回りの中山がどうか。エフフォーリアは、むしろダービー向きではないか。
▲ダノンザキッド
最終追い切り抜群のG1馬。安田隆行師は「弥生賞を使って良かった、対策が見つかった」。で、その対策とは？
勝ったホープフルSを含め、俺には彼が物足りない。巻き返しがあっても不思議じゃないし、〝対策〝が最終追い切りに繋がったのかも知れない。が、重馬場忌避の陣営コメントと従前の走りから▲まで。
※いっぽう皐月賞は過去10年で4枠が6回3着以内に来ている。ダノンザキッドかエフフォーリアは、たぶん馬券にはなるでしょう。
△アドマイヤハダル、ラーゴム、タイトルホルダー
アドマイヤハダルの評価はとても難しい。若葉Sの勝ちっぷりを、アイビーSから成長したと見るのかどうか。オーソクレース回避でルメールJがこれを選んだのも人気の理由じゃあるが、そのルメール自身〝胸を借りる〝的な発言をしてはいる。
ラーゴムは、戦ってきた相手が強い。オーソクレース（タイム差なしの2着）に、ダービーで面白い大器ワンダフルタウン（0.1差の2着）。常に差がなく、Mペースの競馬も経験済み。折り合いに幾分難があるから、馬群の中でどう折り合うか。それさえ北村友一騎手がこなしたら、頭まであってもおかしくはない。
タイトルホルダーの弥生賞は決してフロックでも〝展開に恵まれた〝のでもない。調教もダノンザキッドの次に抜群。ただ、彼は多頭数で外枠の経験がない。今回、この枠がどうか。
穴 ヨーホーレイク
きさらぎ賞では大外からくだんのラーゴムに肉薄。ホープフルSでもダノンザキッドの0.3差で3着。ここから寸法を測るに、穴というのも失礼か。
※ちなみに〝仮想敵〝まりえ記者の印は、
◎アサマノイタズラ、○エフフォーリア、▲ダノンザキッド
です。
◎、攻めてるなあ。スプリングSで俺も重視したけど、今回はちょっと厳しいと思うぞ。
◼️買い目
・単勝買うなら当然◎ヴィクティファルスにしないといけないわけだが・・・
・面白いのは、むしろ複勝。ラーゴムはまず買います。ヴィクティファルスもオッズ次第で。
※複勝ですがラーゴムにせよヴィクティファルスにせよ（あるいはエフフォーリアにせよ）、馬体重がこれ以上減ったらアドマイヤハダルに差し替えるかも知れません。
※いつものように、連勝式で何か拾いにかかるかもしれません。
。。。
さて昨日は、アメブロのアクセス数がめちゃくちゃ伸びました。
俺は全くイイね乞食でもアクセス乞食でもないけれど、来てくれた人ありがとう。
なので引き続き、ナルバリッチをお届けします。
◆Ain't On The Map Yet
踊る小さい人。このナルバリッチの人もまた、大きくはありません。
で、テレビドラマに出るんだって？ 退団後、新しい地図は見つけたようやね。
宝塚ばっか見てねえで、競馬もやれよお前ら。
感性を研ぎ分析しものを考えるから、舞台でも見巧者になるわ頭がよくなるわ。良いことずくめ。
※相馬と役者眼は同じです。
まあ、ただ単に「きゃー」とか言ってる連中はそれでも駄目だけど。人によるけどもね。
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