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次期教育振興基本計画の策定に向けたこれまでの審議経過について(報告)〜パブリックコメント実施中(1月25日まで)〜

情報教育支援プラットフォーム ELDI(エルディ) 事務局員の寺西です。

次期教育振興基本計画の策定に向けたこれまでの審議経過について(報告)

令和4年2月、文部科学大臣から中央教育審議会に「次期教育振興基本計画の策定について」諮問されました。 本諮問を受け、中央教育審議会の下に教育振興基本計画部会が設置され、同部会を中心に審議が進められてきたところですが、このたび「次期教育振興基本計画の策定に向けたこれまでの審議経過について(報告)」(PDF)が示されました。
※報告の概要はこちら(PDF)

本報告についてのパブリックコメント(パブコメ)が実施中です。

中央教育審議会、および諮問・答申について

中央教育審議会は、文部科学大臣の諮問機関として文部科学省内に設置されている審議会です。
文部科学省が担当する行政事項について、重要なことを有識者が検討する会議体にあたります。

今回は、次期教育振興基本計画について検討するよう、文部科学大臣が有識者に依頼した、ということになります。
そして、諮問に対する回答が「答申」となります。
パブリックコメントの募集は、答申の前に、現時点での案を公開し、国民に意見を求める大切な過程です。

教育振興基本計画について

教育振興基本計画は、教育基本法(平成18年法律第120号)に示された理念の実現と、我が国の教育振興に関する施策の総合的・計画的な推進を図るため、同法第17条第1項に基づき政府として策定する計画です。
今回は、令和5年4月から5年間の計画を立案することになります。

パブリックコメントについて

国の行政機関は、政策を実施していくうえで、さまざまな政令や省令などを定めます。これら政令や省令等を決めようとする際に、あらかじめその案を公表し、広く国民の皆様から意見、情報を募集する手続が、パブリック・コメント制度(意見公募手続)です。

まとめ

本noteでは、今回のパブリックコメント中教審と諮問・答申、教育振興基本計画およびパブリックコメントについてご説明させていただきました。
現時点における教育振興基本計画の報告については、改めて本noteで取り上げたいと思っていますが、報告やその概要などをご覧になって、直接行政に意見がある場合には、ぜひ意見を寄せてください。
「情報」や「探究」とも深い関係のある「教育デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進」についても大きく取り上げられていますよ!

※ELDIでは、「情報」と「探究」の結節点を考える会員限定のオンライン勉強会を開催しています。次回は1月23日(月)20時〜を予定しています。
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