見出し画像

このテープもってないですか?を見て。(2023/08/04)

マンゴーラッシーとプリン

・日記のために毎日セブンでデザートを買っている。デザートを食べると生活が豊かになる。デザートって「余裕」の表れな気がする。お腹のキャパシティ的な余裕もそうだし、デザートを注文するという金銭的余裕もだ。精神にも該当する。


・このテープもってないですか?という番組を見た。これはテレビ局にテープが残っていない番組のテープ、VHSなどを視聴者から募るというコンセプトで、お宝映像が見られる。東名高速の開通当時のニュース番組などがその最たる例で、これだけインターネットが発達しても、それ以前の映像は残っていないわけだからたいへんタメになる番組である。

・私はそもそもVHSを再生する機械すら持っていない。お笑いが好きなので昔の番組のVHSや松本人志の映像作品のVHSなどを集めているんだけど、実際に再生することが出来ないのというのが辛いところだ。


・当番組内では「坂谷一郎のミッドナイトパラダイス」という深夜生放送番組が頻繁に紹介されている。これは1985年のバライティであるため、収録中にタバコを平然と吸っていたり、女性のスカート丈が短すぎたりと、今では考えられないようなギャグや構成が多く見受けられる。時代が色濃く反映されていると思う。昔の映像を見るということはそのまま過去を見ることに直結する。坂谷一郎がバイビーで番組を締めるのも、当時は普通だったのだ。と思わせるような作りになっている。


・あと暗闇が怖いというのも番組を理解する上で重要な手掛かりなのかもしれない。闇は客観的な見方でしか抜け出せないように思えるが、病弱すぎるのも目に余る。(もちろん現代的な見せ場は考えなくても)手の込んだ懺悔はあまり不可解ではないわけで、穿った意見を押し通すことは恐怖ではない。






・胎児が踊る理由も分かるはずだ。なぜならそれはホワイトノイズに似ている造花を彷彿とさせ、裏から入り込める。赤い。赤いかもしれない。恍惚の鈍器で人は殴られる。首にはない。暗闇は怖い。




・このテープもってないですか?見てください

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?