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どこでも人気者になれる国パキスタン

ハンドメイド作家のPlava Stabloこと、青木弘之です。

2018年10月、南アジアの国パキスタンを訪れました。

当時パキスタンは、外務省の海外安全ホームページの危険情報では危険度レベル2の「不要不急の渡航中止」が発出されていました。一応、旅行前にパキスタン旅行を取り扱う旅行会社で現地の治安状況を聞いてみて、大丈夫そうだと判断して、パキスタン大使館で観光ビザを発給してもらってきました。

パキスタンへの出入国は、インドで唯一外国人に陸路で国境が開かれている「ワガボーダー」を経由しました。

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今まで何度となく陸路での国境越えは経験してきましたが、インド側とパキスタン側の手続きの面倒くささでは一番だったかもしれません。

とは言え、ビザを取得していれば入国を拒否されることはないので、何事も経験だと割り切れれば、一度は試してみられるのもいいかもしれません。パキスタンに関心があればですが…

旅行会社が取り扱うパキスタン旅行と言えば、普通は北部のカラコロム・ハイウェイ沿いのフンザなど自然豊かな街を巡ることが多いのですが、私は街歩き専門なので、大都市ラーワルピンディーや、隣接する首都のイスラマバード、インド国境に近い街ラホールなど、外国人旅行者が皆無に近いところを周ってきました。

おかげさまで、どこの街を歩いていても、好奇心のかたまりである現地のパキスタン人から、一緒に写真を撮ってくれと頼まれました。

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現地の人々は、シャルワールとカミーズという民族服を着ていますが、私はYシャツにチノパンなので、パキスタンの街中を歩いていると、一目見て外国人と分かり、相当に目立つのです。

パキスタンはイスラム教の国の中でも、戒律が厳しいところだと思っていました。事実、公共の乗り物は男女別だったり、高速バスでも見知らぬ男女が席を並べることはありませんでした。

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しかし、若い女性を中心に、ヒジャブ(スカーフ)を頭に巻いていない人もいたりして、意外と自由なのかな…とも感じました。

私の接した範囲での印象ですが、一応断りを入れてカメラを向けても、ポーズをとってくれたりして、パキスタンの人たちは総じて人懐っこくて親切で、不快な目にも合わなかったので、すっかりパキスタンの印象が良くなりました。

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アフガニスタンやイランとも国境を接しており、インドとはカシミール地方の領有問題で長年対立を続けていて、テロが発生するような危険な地域もあることも厳然とした事実です。

ただ、一般の地元の庶民はごく普通の日常を暮らしているのだな…ということは実感できました。

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パキスタンでの布探しですが、街中には民族服を仕立てるお店があり、そこで布地も販売しています。今回はラーワルピンディーで見つけたお店で難なくパキスタン製の布を購入することができました。

なかなか日本人には馴染みの薄い国パキスタンの旅豆本を販売しております。もしご関心を持たれましたら、どうぞ手に取っていただきたく存じます。

どうぞよろしくお願いいたします。




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