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【ラボラジオ#6】リアルな体験を即興劇に(ゲスト武田麻紀子×たか)

ポッドキャスト「ラボラジオ」をSpotifyで配信中。

出演:武田麻紀子(ファシ講3期修了生)、島本たかこ(ラボ研究生・ファシ講3期修了生)
内容:武田麻紀子さんをゲストにお迎えして、Lプロ(プレイバック・シアター実践リーダー養成プロジェクト第8期)に申し込んだ経緯を伺いました。

【武田麻紀子 プロフィール】
小2で父の転勤により渡英。現地小学校のドラマ教育がきっかけで演劇に目覚める。大学卒業後、ロシア功労芸術家レオニード・アニシモフ氏に師事。スタニスラフスキー・システムを学ぶ。29歳で演劇の道を諦め、10年間会社員として勤めた後、出産を機に退職。プロ・コーチとなる。自身もコーチングを受ける中でドラマの持つ力を伝えていく決意をし、現在ドラマセラピストを目指して修行中。


ラジオ収録後のひとりごと(研究生たか)

まきちゃんは、架空な設定の即興劇を作るのも好きだけど、誰かのリアルな体験をストーリーにして、即興で演じたり、演じてもらったり、観客として観たりするプレイバック・シアターにも惹かれるという。

ふと思ったのだけど、由梨さんのからだと声の朗読劇の発表会に向けて練習している台本は、まさに架空の物語だ。人間以外の登場人物も出てくるから、誰がどう見てもフィクションだ。だけど不思議なリアリティがあった。「わたし、これをどこかで実際に経験したことがある」と思った。

稽古では、まず台本を読む。それから、物語についての疑問や感想を話し合う。この場面のこの関係性、この感覚、自分も過去にどこかで経験したことがある気がするけど、いつだっけ?なんだったっけ?と、それぞれに記憶を手繰り寄せて、思いついたことを分かち合う。

5/18の朗読劇と聞聴ラボ(研究生日誌たか)

メンバーそれぞれが思い出したエピソードは、一人一人違っていた。それだけ物語が人間の経験の本質を描いているということだろうか?普遍性を備えた物語だからこそ多くの人々の心に響き、名作と呼ばれるのだろうか?文学にも演劇にも疎いわたしは、稽古後にぼんやりと思った。

もしかして、演劇人まきちゃんが惹かれるものとは、人間の存在や経験の本質的なリアリティを感じられる劇、なのかな。


Lプロ(プレイバック・シアター実践リーダー養成プロジェクト第8期)参加者募集中!


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