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人事オタクが婚活する話⑥ -最終回-

オタク、相談所辞めるってよ。

辞める、というより正確には成婚退会だ。
前回、プロポーズをしてOKをもらえた話の続きになる。おめでとう自分。

最後に担当カウンセラーさんにこれまでのお礼と挨拶も兼ねて店舗に報告に行って散々いじられながら手続きとか諸々をしてきた。
これにて去年の12月中旬から始まった活動もおしまいだ。というわけで、結婚相談所を使った総括をしてみよう。


1.結婚相談所での活動の総括

まずは、活動全体を数字で振り返っていく。
前回も参照したIBJの成婚白書の統計データを参考地としてまとめていこうと思う。
4月に2023年のデータをまとめた最新の成婚白書が出ているのでそちらのデータで見ていこう。

https://www.ibjapan.jp/information/wp-content/uploads/2024/04/2023IBJseikon_hakusyo.pdf

IBJで成婚した20代後半男性の平均値は以下のとおり。
括弧内が僕の実数値。
※在籍期間のうち、真剣交際期間中の申受はカウント対象外。たぶん12件くらい来てた気がする。

  • 在籍期間:257.8日(135日)

  • 申込/申受:52.3件/49.8件(4件/21件)

  • お見合い数:11人(9人)

  • 交際数:4.7人(5人)

  • 交際日数:127.3日(92日)

  • 年齢差:-0.3歳(0歳)

元々長引かせるつもりはなかったが、こう見るとかなりの短期決戦だ。
担当からはすぐに決まるか選べずに長引くかどっちかだと思っていたといわれたが、ある意味的中している。


2.活動にかかった費用

結婚相談所に支払った金額は、入会費と月会費で102,520円。
お見合いやデート代が諸々で約30,000円
合わせて約133,000円前後。(レンズ買えるじゃん。。。)
※前回のプロポーズ旅行は含まず

金額にしてみるとそれなりの額だ。
これを安いと見るか高いと見るかは人による部分が多いと思うが、1ヶ月の給与の手取りにも満たない、カメラのレンズ1本相当分で、結婚したいと思える相手と出会うことができ、婚約にまで至っているのだ。

ちなみに次欲しいレンズはこれ。いやレンズの方が高いだけなんじゃというツッコミは無しだよ。

なにより僕にとって彼女の存在はプライスレスだ。

本人はあまり自信がないようだが、少し不器用なくらい謙虚で、思いやりがあって、恥ずかしがり屋だけど包容力がある性格と
背も低めで少し心配なくらい軽いけど、正直タイプなルックスで
全体的に小動物みたいでなんだか見ていて微笑ましいというか、妙に庇護欲を刺激されてほっとけない可愛い彼女と出会えたのだ。
比べるまでもなく相談所の費用なんて安いものだ。

こいつ惚気か?惚気だな。

何よりこれだけの短期間でお互いの諸条件を満たした相手と出会うことができ、プロポーズをして結婚の約束まで至っているのだ。
忙しい社会人にとっては効率が良いに越したことはないのではないだろうか。


3.活動を通じて得た学びと感想

総じて、相談所での活動は満足のいくものだったと言えるだろう。一方で、学びも幾分かあった。

まず、相談所での活動という意味で完走した感想ですが、、、

\つかれた/

仕事は人事をやってるし、それなりの人間を普段から見ているけど

人間、難しすぎる。

こと男女の関係になると尚更。

例えるなら、普段使わない筋肉を使って翌日筋肉痛に見舞われるアレに似ている。

今回の活動で少しはわかった気がしていたが、新しく任された仕事のせいで余計に分からなくなった。どうして。

という冗談はさておき、良かった点と悪かった点を振り返ってみる。

まずはよかった点(学び)

  • 何より、彼女と出会えたこと。ありがとう、ありがとう(CV:藤岡弘、)

  • 以前よりもファッションに気を使うようになったこと。これまでは最低限という感じだったが、プラスアルファに気を使えるようになった。

  • お店の選択肢が広がった。お見合いだのなんだので行かない店の開拓がいやでも進んだ。

  • 恋愛感情というものを取り戻したこと。久しく恋愛から離れていたので、現世の女性に対する好きとかそういう感情を忘れかけていたが、それを取り戻すことができた。真人間への道を一歩前進だ。

  • 自分という人間に対する解像度が上がったこと。自分がどうしたいのか、どうなりたいのか、あらためて見つめなおすことができた。

次に悪かった点(反省点)

  • もう少し担当者に相談をした方がよかった。使えるものは使おう。自分で悩む時間がもったいなかった。

  • 自分の求めるものをはっきりさせておこう。この軸が最初ブレて、絶対合わないタイプの人と会ったり、惰性で続けてしまったり、不効率なことをしてしまった。

  • もう少し会う相手は選んでもよかったかもしれない。申受を捌くだけで精一杯で、月20件くらいある申込の権利を全然使いきれていなかった。

  • 予定を詰め込みすぎたこと。仕事の繁忙期も重なって心身共にキツかった。


4.今後のこと

特に活動初期は結構しんどかったが、前述のように学びも得ることができた。
今後のことは、諸事情もあるので焦らずゆっくりで、結婚までのこの婚約期間だって思い出になるので、二人で楽しいものにできればいいな。
まだ出会って半年もたっていないのが信じられないくらいだが、その分まだまだ二人で行きたいところ、したいことがまだまだある。
実に楽しみだ。したいことリストでも書き出そうか。

最後に、相談に乗ってくれた担当カウンセラーの方と、愚痴も含め応援してくれた知人の皆に感謝を。

では。
次回からはほかのテーマでも書いていこうかな?


その①はこちらから。

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