こんにちは！CMOの藤本です。

2019年10月15日から18日に幕張メッセで開催されたCEATEC2019。20周年の記念すべき今回のCEATECに、Plug and Play Japanはグローバルパートナーとして参加しました。

20年目のCEATECを盛り上げて欲しい、とお声がけをいただいたのは昨年末だったと記憶しています。昨年のCEATECにMobility Director の江原が登壇させていただいたのがきっかけで、スタートアップが輝くステージをつくるお話をいただきました。

すごくワクワクするお話であると共に、頭によぎるのは実行するためのメンバー不足や（当時はマーケティングは私だけ（笑））、年に2回実施してるプログラムとの兼ね合い。CEATECは10月中旬なので、6-9月期のプログラムの直後。Summitが9月中旬と決まっていたので、実質本腰入れて注力できるのは直前の1ヶ月のみ。そして何よりそんな大きな話、やったことないなと。

でもできるかどうかではなく、やりたい！という気持ちが上回ったのが本音。今から考えると相当な見切り発車だったと思いますが、様々な方々にご協力いただき、4日間を無事に終えました。

きっとそれぞれのステージについてはメンバーのみんなが書いてくれると思うので、私は全体感をのこしておきたいと思います。

Co-Creation PARTK Stage

私たちが担当したのは、8番ホールにあるCo-Creation PARTにあるStageです。

Co-Creation PARKは未来を担う国内外のスタートアップ企業および海外諸機関のパビリオンを複合的に展開する企画エリアです。2018年まで別々で展開していた主催者企画「スタートアップ&ユニバーシティゾーン」（国内スタートアップ企業および大学・教育機関が対象）と「Co-Creation Park」（海外スタートアップ企業および海外諸機関が対象）を統合し、新生「Co-Creation PARK」として新たに展開します。

スタートアップを国内外から呼び、”新しい”ステージをつくるのが私たちの役割。Plug and Playでも様々なピッチステージをやっていますが、大きなホールの中に設置されたステージでどんなピッチを展開するのか、悩みました・・。

最終的に、Plug and Playらしさをどう展開するか考え、私たちのプログラムの特徴である「テーマ別」をこちらでも展開することにしました。CEATECのテーマから「Healthcare/Insurtech」「SmartCity」「5G/IoT/AI/Brand&Retail」「Mobility」をピックアップして展開。

今までの採択スタートアップを招致すると共に、一般公開も実施。たくさんの方々にご応募いただき、最終的に46社のスタートアップの方にピッチをしていただきました。

そしてステージには、DJを！Summit でもお願いした友光さんに今回もお願いしました。実はステージは、入り口から階段降りて入ると進行方向からは見えない位置にあります。（手前には別のステージ）そのため、ステージが始まることを伝えつつ、雰囲気をつくるために音楽が欠かせないと考えました。また、ピッチとピッチの合間を会場の様子や、ピッチの内容などに合わせて音楽を変えていただいています。

ちなみに友光さん、本業はお坊さんです。向源というめちゃくちゃ面白くて素敵な取り組みをされている方です。

Fintech in CEATEC

Plug and Play Japanでは、5つのテーマ別プログラムを実施しています。12月から新しく始まる Hardtech & Health はDay1のInsurtechと共にCo-Creation PARK Stage でピッチセッションを実施しましたが、唯一なかったのが実はFintech。でもそのFintechはDay1は303、Day2はB会場でセッションを担当していました。

Day1は、スタートアップShowcase を実施。こちらにもたくさんのスタートアップに登壇いただきました。

Day2は金融庁・一般社団法人Fintech協会とタッグを組んで、セッションを担当。「Beyond 2020 - Future of Fintech」と題して、それぞれの講演後パネルディスカッションも実施しました。

Fintech協会とは先日MOU締結を発表したばかりで、今回のセッションがその取り組みの一つになります。これからも色々一緒に仕掛けて行きますので、ぜひお楽しみに♪

Plug and Play JapanにとってCEATECとは

冒頭にかなりの見切り発車だった、ということを書きましたが、8月に入社したばかりのCommunity Manager の山本を中心に、マーケティングチームも増員。そしてInternチームも大活躍。もちろん、マーケチームだけではなく文字通りPlug and Play Japan全員で4日間を乗り切りました。

Director を中心にVertical（テーマ別）チームのリーダーたちが、各日のテーマ別ピッチはMCを担当。トークセッションではモデレーターもお願いしました。たくさんのメンバーが当日の運営に参加し、この4日間はまさにお祭り状態。盛り上げるために作った新しいパーカーは、熱量高い会場ではちょっと暑かったかもしれません（笑）

CEATECという環境と経験は、私たちにとって新しい学びの場でした。スタートアップピッチステージや、様々なコラボレーターステージを通して、エコシステム形成を今後どうアクセラレートしていくのか、改めて考えるいい機会だったと思います。

期待いただいた”盛り上げる”ということには応えられたと自負すると共に、もっとやってみたかったことがあるのもまた本音。次にそのアイディアたちを繋げて行きたいと思います。

ご協力いただいたみなさま、そしてご来場いただいたみなさま、応援いただいたみなさまに心から感謝いたします！ありがとうございました！！